梅雨の時期になると公園や街中、お寺などでよく見かけるようになるアジサイ。
青や紫、赤色などさまざまな色があって、雨に打たれた姿に風情を感じる方も多いと思います。
この記事では、そんな初夏の風物詩であるアジサイの雑学を一挙に紹介していきますね!
アジサイの構造や名前の由来、花の色についてなど、さまざまな視点から情報を集めましたので、この記事がアジサイについて深く知るキッカケになればうれしいです。
この記事をご覧いただいた後は、ぜひ本物のアジサイを観察してみてくださいね!
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紫陽花の雑学。アジサイにまつわる豆知識まとめ(1〜10)
実は毒がある
梅雨の時期にきれいに咲いているアジサイ。
アジサイは公園や学校や観光地に多く植えられ、雨が降る季節をすてきに彩りますよね。
しかし、アジサイには毒の成分があるので注意が必要です。
現在、アジサイの毒について解明できていない部分が多いそうですが、毒の含有量や毒の有無も品種に違いがあるそうですよ。
アジサイの花や茎や葉を摂取すると、嘔吐やけいれいんなどの中毒症状が出ます。
飲食店の料理に添えられていたアジサイの葉を食べたお客さんが、中毒症状を訴えた症例もあるそうです。
小さな子供が居るご家庭やペットを飼っている方は気を付けてくださいね。
花びらに見えている部分は実は萼
大きな花びらのように見える部分が花だと思っていらっしゃる方は多いかもしれません。
この華やかな部分は、実はガクが発達した装飾花で、花粉を運ぶ昆虫を引き寄せるために、ガク片が変化したといわれています。
真花は中央部分にある小さなつぼみのような部分で、こちらは雄しべ、雌しべ、花弁などがそろっていて種が育ちます。
ちなみに、気象庁がアジサイの開花として発表するのは、真花が2〜3輪咲いたタイミングを基準としているのだそうですよ。
アジサイの若葉を使ったお茶がある
仏教行事で、釈迦の生誕を祝う花祭りでおなじみの甘茶は、実はアジサイの仲間であるアマチャから作られています。
アマチャとはヤマアジサイの仲間で、甘味変種。
甘茶は、アマチャの葉を乾燥させ、加工調整で発酵させて独特の甘みを生み出したお茶です。
口当たりがまろやかで、甘みのある甘茶は、日本で古くから愛されてきました。
抗アレルギー作用や抗菌作用があるとして、江戸時代あたりから生薬としても重宝されてきたそうですよ。
アジサイの学名Hydrangeaは「水の器」を意味する
アジサイの学名「Hydrangea」は、ギリシア語で「水の器」という意味。
たくさんの水を吸収するということから名付けられたようで、梅雨の代表花としてピッタリですね。
水を好み、雨が降ると生き生きとしているように見えるアジサイは、みずみずしさの象徴のよう。
その反面、水切れに弱く、乾燥したままで放っておくと、花が枯れたり変色してしまったりするので注意が必要です。
もちろん水やりのしすぎは根腐れの原因になりますが、土の表面が乾いていたら、たっぷりの水を与えてくださいね。
数え方は「朶」
アジサイの数え方をご存じでしょうか?
枝に咲いている小さな花のかたまりを数えるときは、「朶(だ)」という数え方が使われるのだそうです。
朶は木の枝が垂れるという意味があり、枝についている花房や、枝の数、また雲のまとまりを数えるときなどに使われます。
もちろん集合体で「本」と数えるときもありますが、あまり聞き慣れない数え方で、ちょっぴり風流を感じますよね。
またガクアジサイに限っては、「輪」と数えるときもあるのだそうですよ。
日光が苦手
梅雨の時期になると一斉に美しく咲き誇るアジサイですが、実は直射日光が苦手だとご存じでしたか?
アジサイは、水を吸収し、風通しの良い場所を好む植物。
あまり強い日光を浴び続けると、葉焼けを起こしたり、水分不足による生育不良を引き起こしてしまうのです。
そのため、屋内に置く場合は、西日や直射日光が長時間当たる場所を避け、屋外で植え付ける場合は木や塀の陰になる場所を選んでくださいね!
お寺で育てられていることが多いのには理由がある
「アジサイ寺」という言葉がよく聞かれるほど、アジサイが植えられたお寺って多いですよね。
どうして古くからお寺にはアジサイが欠かせない存在だったのでしょうか。
アジサイは、とくに手をかけずに育ち、手入れがしやすい植物。
医療技術が発達していなかった時代、季節の変わり目で亡くなる人が多い6月に、仏花として調達しやすかったということが考えられます。
また、4つの花弁を持つことから「4=死」を象徴するという説や、仏教と関わりの深い甘茶に関係していたという説もあります。




