【一般向け】6月に関する雑学&豆知識
雨が多く、なんとなく気分も晴れない6月。
爽やかだった5月が恋しい、レジャー満載の夏に早くなって!
、なんて思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな雨の季節である6月に関する雑学&豆知識を紹介します。
沈んだ気持ちをパッと切り替えられる、目の覚めるようなおもしろい雑学&豆知識が満載ですよ!
これから紹介する情報を知れば、6月がちょっとだけおもしろく、楽しい1カ月に感じられるかも。
他の月にも負けない、6月の魅力をぜひ知ってくださいね!
【一般向け】6月に関する雑学&豆知識(1〜10)
ツバメが低く飛ぶと雨が降る

春から秋ごろにかけてやってくるツバメ。
この時期は、建物の軒下などに巣を作り、エサを求めて飛び回る姿がよく見られますよね。
そんなツバメの姿を見ていると、やけに低く飛んでいるなと思うときはありませんか。
実は、このツバメが低く飛んでいるときは、雨が近づいている証拠だと言われています。
雨が近づくと水蒸気が増え、ツバメのエサとなる虫たちも湿気で重くなってしまいます。
そうして体が重くなって低くしか飛べない虫たちを追いかけるために、ツバメも同じように低く飛ぶそうです。
旧暦の「水無月」は「水の月という意味

6月は旧暦で「水無月」です。
雨がたくさん降って水はたくさんあるはずなのに、どうして水が無い月なんて書くのか、不思議に思ったことはありませんか?
実は、この「無」という漢字は「無し」という意味ではなく「の」として扱います。
そのため、水無月の本当の意味は「水の月」となるのです。
ちょうどこの時期に田んぼに水を張ったりすることからも、このように呼ばれるようになりました。
6月30日には、旧暦と同じ名前の「水無月」というお菓子を食べると、厄除けができるそうですよ。
6月の満月を「ストロベリームーン」と呼ぶ

満月には、毎月その月に合わせた別名が付けられています。
これは、アメリカの先住民族が季節を感じるために付けたとされており、6月の満月は野イチゴの収穫がおこなわれることから「ストロベリームーン」と呼ばれています。
決して月がイチゴのように赤く見えるから、というわけではありません。
満月が見られるタイミングは、その年、その月によって異なるので、ぜひ見たいという方は、いつ見られるか調べて観察してみてくださいね。
てるてる坊主はさかさまにすると雨乞いの意味になる

てるてる坊主は、雨が降ってほしくないときに飾るものですよね。
しかし、てるてる坊主の頭を逆さにしてつるすと、意味が逆になり、雨乞いになってしまうんです!
てるてる坊主を逆さにすると「あめあめ坊主」や「ふれふれ坊主」と名前も変わってしまいます。
どうしても雨で中止になってほしい嫌なイベントがある、田んぼや畑のために雨が降ってほしいというときに、一度試してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、黒い布で作った場合も雨を呼ぶそうです。
6月11日は「傘の日」

梅雨の時期に入り、雨が多くなる6月。
そんな6月にぴったりな記念日が、6月11日の「傘の日」です。
1989年に、洋傘を製造する業者の有志の方々によって設立された日本洋傘振興協議会が制定しました。
大体このあたりで梅雨入りを表す「入梅」という日がやってくることから、日付が6月11日になったそうです。
ちなみに、傘をさす習慣は日本人特有のものだそうで、海外の方は雨が降ってもあまり傘をささないそう。
ですが、雨にぬれるとやはり体を冷やしてしまうので、お気に入りの傘を見つけて、雨の日も明るい気分で過ごしましょう!
カエルがよく鳴いていると雨が降る

カエルがよく鳴いているとき、それは雨が近づいている証拠かもしれません。
カエルは肺呼吸だけでなく、皮膚呼吸もしています。
湿気の高い中で皮膚呼吸をおこなうと、酸素と二酸化炭素の交換であるガス交換がうまく作用することから、よく鳴くようになるそうです。
ただ、カエルはメスを呼ぶときや自分の縄張りをアピールするためにも鳴くことがあるので、鳴いているからといって必ずしも雨が降るとは限りません。
ちなみに、雨が近づく中で聞かれるカエルの鳴き声は「雨鳴き」や「レインコール」とも呼ばれているそうです。
父の日は母の日をきっかけに生まれた

母の日の対になるように、6月の第3日曜日は父の日とされていますが、母の日と比べると盛り上がりが小さいようにみえますよね。
そんな父の日がどのように生まれたのか、母の日とどのような関係なのかを知れば、興味が持てるのではないでしょうか。
早くに亡くなった母に代わって、男手ひとつで子供たちを育て上げたある父親がいました。
その父を母の日のようにたたえたいという思いを教会に嘆願したという、アメリカでのエピソードが、父の日のはじまりだといわれています。
母の日のついでではなく、育ててくれた父親への感謝から生まれたと知れば、お父さんも安心して父の日をむかええられるのではないでしょうか。