【高齢者向け】5月にまつわる雑学をご紹介!
5月は新生活も落ち着いた頃で、過ごしやすい季節になりますよね。
端午の節句や母の日などイベントも盛りだくさんです。
今回は、5月にまつわる雑学をご紹介します。
雑学はクイズにして楽しむことも可能ですよ。
新しい知識をつけることは、脳の活性を促す効果があります。
また、雑学ネタを知っていると会話が活発になり、コミュニケーションの円滑化を図れるでしょう。
高齢者の方同士の会話でも親睦を深められますよ。
ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね!
【高齢者向け】5月にまつわる雑学をご紹介!(1〜20)
端午の節句に菖蒲湯に入るのは、邪気払いになると言われているから

こどもの日に、しょうぶ湯に入る風習があることはご存じでしょうか?
高齢者施設でも、しょうぶ湯をおこなうところもあるかもしれませんね。
しょうぶ湯は中国の風習で、当時中国ではこどもの日である5月5日は雨期を迎える時期だったそうです。
雨期に増えやすい災いや疫病などの邪気を払うことを目的として、端午の節句の行事がおこなわれました。
強い香りが邪気を払うとされていたしょうぶの、葉や根を束ねてお風呂に入れるしょうぶ湯の風習も生まれたそうですよ。
バラの花言葉は色と渡す本数で変わる

5月から6月にかけて見頃を迎えるバラもあるそうですね。
ガーデニングがお好きな高齢者の方の中には、お庭にバラの木がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
赤や黄色や白色などの、色鮮やかなバラの花。
実はバラの花言葉は、色と渡す本数で変わるそうですよ。
バラの花を、誕生日や記念日やプロポーズといった、とっておきな日に渡すこともありますよね。
お渡しする際には、ぜひ色と本数をチェックしてみてください。
ちなみに、プロポーズには108本がふさわしいそうですよ。
最愛の人に永遠の誓いを込めてといったメッセージが込められているそうです。
5月の旧暦「皐月」は田植えが由来している

5月の旧暦での呼び方は皐月ですよね。
理由は諸説あるそうですが、皐月の「さ」が、田の神または、田の神に捧げる稲を表すといわれているそうですよ。
また、田に早苗を植えることの早苗月といっていたのが略されて、皐月となった説などもあります。
やはり皐月には、田植えが関係しているようですね。
ほかにも5月のことを、五月雨月、月不見月、梅の色月などの呼び名もあるとか。
いろいろな5月の呼び名を、高齢者の方と調べてみるのも楽しそうですね。
五月人形を飾る際にしてはいけないことは、前日に出すこと

5月のこどもの日に、五月人形を飾るご家庭もあることでしょう。
高齢者の方もかつて飾っていたり、現在もお孫さんのために飾っていたのかもしれませんね。
五月人形は、4月の内に飾ることが多いかと思います。
じつはこどもの日の前日に飾る事は、避けた方がいいそうです。
前日に飾ることを一夜飾りと言いますが、縁起が悪いそうですよ。
理由として、前日の夜に急いで五月人形を出す様子が、お葬式などを連想させるからだそうです。
すてきな五月人形を、ゆとりを持って飾りたいですね。
タケノコは1日で約30センチメートル伸びる

春が旬のタケノコ。
高齢者の方のなかにはタケノコ狩りの経験がある方もおられるかもしれませんね。
タケノコの成長スピードはとても速いことをご存じでしょうか。
実はタケノコは1日に30センチメートルも伸びるそうですよ。
もちろん時期や気温にも左右されるそうですが、驚きですよね。
ちなみに10日という短期間で成長するため、それ以上日が経つと食べられなくなるそうです。
春が旬のタケノコ料理を食べて、春の訪れを感じてみませんか?