【小学生向け】3月にまつわる雑学まとめ
3月にはひな祭りやホワイトデーなどの行事があるほか、春がやってくる季節でもありますよね。
この記事では、そんな3月にまつわる雑学を小学生向けに一挙に紹介していきますね!
小学生の方にもなじみのある事柄を中心に、昔ながらの文化にまつわるものから花や動物などの自然にまつわるものまで、幅広い雑学を選びました。
きっとまだご存じでない雑学もあると思いますので、ぜひこの機会に覚えていただき、お友達や家族に自慢してくださいね。
それでは楽しみながらご覧ください!
【小学生向け】3月にまつわる雑学まとめ
川の堤防によく桜が植えられているのは地盤を強めるため

桜の花びらが風に舞い、川の水面を漂うのも風情がありますよね。
このように川の近くに桜の木が植えられている光景はよく目にすますが、それには理由があります。
実は川沿いの地盤を固めるために桜を多く植えたそうですよ。
江戸時代、当時は現在のように丈夫な堤防はありませんでした。
台風や大雨などによる川の氾濫による堤防の決壊が当時は多かったようです。
決壊を防ぐために「桜の木を植えて根をはらせ地盤を固めよう」となりました。
さらに、桜が咲くと多くの人々が訪れるので、地盤が踏み固まるといった考えもあったようですよ。
お出かけした際に、春の桜並木を訪れてみてはいかがでしょうか。
春に旬を迎える真鯛は30年以上生きることもある

お祝いの席に並べられることが多い鯛の料理。
桃の節句や端午の節句など春の行事にも、登場することがあるのではないでしょうか。
春の真鯛は産卵前なので、脂がのっておいしくいただけますよ。
この時期の真鯛を桜鯛や花見鯛と呼び大切にされてきました。
日本で最も有名な真鯛ですが、寿命は長く30年以上で、中には40年も生きる個体もいるそうです。
ちなみに愛媛県では古くから漁獲されていたそうです。
県民になじみのある魚なので、県の魚としても指定されてますよ。
雛人形は他人に譲ってはいけない

3月は桃の節句にひな人形を飾りますが、なぜ飾るのでしょうか。
もともとひな人形は人の形にかたどったものに、けがれを移し厄払いするといった意味があります。
現在では女の子の赤ちゃんが、健康に病気やケガすることもなく成長するようにといった願いが込められていますよね。
お守りと同じく、一人に一つずつひな人形を用意しましょう。
また、ひな人形を押し入れなどにずっとしまい込んで、飾らないことも控えた方がいいそうです。
3月3日は日本に古くからある大切な行事の一つです。
ひな人形を飾ることで厄払いになるので、ぜひ飾ってくださいね。
関東と関西でひなあられの味が異なる

桃の節句に、ひな人形を飾るご家庭もあるのではないでしょうか。
ひな人形に添えるひなあられには、関東と関西で違いがあることはご存じでしょうか?
関東も関西も3色や4色の物が主流ですが、形や味に違いがあります。
関東のひなあられはお米くらいの大きさの甘い味で、関西のひなあられは大きめの丸い形でしょっぱい味だそうです。
さらに関西のひなあられはエビやアオサを混ぜるなどバリエーションが豊富。
このように両者が異なる理由には諸説あり、ひなあられが関東と関西で広まった理由の違いからといった説もあります。
日本地図を広げて、ひなあられの味がどこから違うのか調べても楽しめそうですね。
ホワイトデーは日本発祥

ホワイトデーはバレンタインデーにもらったチョコレートのお礼をする日ですよね。
ホワイトデーが近くなると、店頭に多くのお菓子などが並べられている光景を目にすることもあるかと思います。
実は、ホワイトデーは日本独自の文化だということはご存じでしょうか。
老舗の和菓子屋さんがマシュマロで黄色いあんを包み、チョコレートでコーティングしたお菓子を販売したそうです。
バレンタインデーのお礼として売り出し、マシュマロの白さからホワイトデーとなりました。
ホワイトデーと制定した日が3月14日だったので、日本記念日協会にも登録されているそうですよ。