紫陽花の雑学。アジサイにまつわる豆知識まとめ【一般向け】
梅雨の時期になると公園や街中、お寺などでよく見かけるようになるアジサイ。
青や紫、赤色などさまざまな色があって、雨に打たれた姿に風情を感じる方も多いと思います。
この記事では、そんな初夏の風物詩であるアジサイの雑学を一挙に紹介していきますね!
アジサイの構造や名前の由来、花の色についてなど、さまざまな視点から情報を集めましたので、この記事がアジサイについて深く知るキッカケになればうれしいです。
この記事をご覧いただいた後は、ぜひ本物のアジサイを観察してみてくださいね!
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紫陽花の雑学。アジサイにまつわる豆知識まとめ【一般向け】(1〜20)
土のpHによって花の色が変わる

赤、青、紫、ピンクなどいろいろな色の花を咲かせるアジサイ。
色が変わることから「移り気」「七変化」といった花言葉もあるほどですが、どうして花の色が変化するのでしょうか。
アジサイは、花に含まれるアントシアニンと、土壌に含まれるアルミニウムの化学反応によって色が変化します。
そのため、土壌が酸性であるほどアルミニウムが溶けやすく、青色に傾く傾向があるのだそう。
他にも品種の特性や土壌の水分量、リン酸含有量などいろんな要素に反応するそうで、その奥深さも魅力の一つかもしれませんね。
数え方は「朶」

アジサイの数え方をご存じでしょうか?
枝に咲いている小さな花のかたまりを数えるときは、「朶(だ)」という数え方が使われるのだそうです。
朶は木の枝が垂れるという意味があり、枝についている花房や、枝の数、また雲のまとまりを数えるときなどに使われます。
もちろん集合体で「本」と数えるときもありますが、あまり聞き慣れない数え方で、ちょっぴり風流を感じますよね。
またガクアジサイに限っては、「輪」と数えるときもあるのだそうですよ。
日光が苦手

梅雨の時期になると一斉に美しく咲き誇るアジサイですが、実は直射日光が苦手だとご存じでしたか?
アジサイは、水を吸収し、風通しの良い場所を好む植物。
あまり強い日光を浴び続けると、葉焼けを起こしたり、水分不足による生育不良を引き起こしてしまうのです。
そのため、屋内に置く場合は、西日や直射日光が長時間当たる場所を避け、屋外で植え付ける場合は木や塀の陰になる場所を選んでくださいね!
日本原産の植物である

6月ごろになると、青色や白色やピンク色などさまざまな色で楽しませてくれるアジサイ。
品種も色も豊富なアジサイですが、実は日本が原産国なんです。
ちなみに、江戸時代に来日していたドイツ人医師のシーボルトが、ヨーロッパにアジサイなどいろいろな植物を持ち帰って品種改良が進み、現在のようにバラエティーに富んだ西洋産アジサイが誕生したそうです。
その後、日本に逆輸入されました。
ちなみにシーボルトが書いた本の中で、西洋アジサイをハイドランジアオタクサと表記されています。
ハイドランジアは西洋アジサイで、オタクサはシーボルトの日本人の妻の愛称から来ているそうですよ。
「あじさいせんべい」と呼ばれたお菓子があったNEW!

美しいお花の形は、ついお菓子のモチーフとしても使いたくなりますよね。
実際に、和菓子や洋菓子を問わず、さまざまな場面で花の形は使われています。
実は、アジサイをモチーフにし、なんと名前にまで使われたお菓子もあるんですよ。
その名も「あじさいせんべい」は、アジサイが山形県新庄市の市花であったことから作られたお菓子です。
アーモンドとゴマの風味が効いた、人気のクッキーなんです。
丸い形はアジサイを思わせますね。
「ひな祭り」という品種のアジサイがあるNEW!

アジサイはもともと日本が原産地なのですが、その美しさから西洋にも渡り、いろいろな品種改良がなされました。
そんな中で「ひな祭り」という名前のアジサイがあることをご存じでしょうか。
梅雨の時期に咲く花なのに「ひな祭り」ってちょっと変な感じがしますよね。
花の形が星形で八重咲きすることから「楽しさ」が連想され「ひな祭り」の名前が付いたとされています。
花の外側にいくほど色が濃くなる種類もあるそう。
気になった方はぜひ一度、見てみてくださいね!