紫陽花の雑学。アジサイにまつわる豆知識まとめ
梅雨の時期になると公園や街中、お寺などでよく見かけるようになるアジサイ。
青や紫、赤色などさまざまな色があって、雨に打たれた姿に風情を感じる方も多いと思います。
この記事では、そんな初夏の風物詩であるアジサイの雑学を一挙に紹介していきますね!
アジサイの構造や名前の由来、花の色についてなど、さまざまな視点から情報を集めましたので、この記事がアジサイについて深く知るキッカケになればうれしいです。
この記事をご覧いただいた後は、ぜひ本物のアジサイを観察してみてくださいね!
紫陽花の雑学。アジサイにまつわる豆知識まとめ(1〜10)
お寺で育てられていることが多いのには理由がある
「アジサイ寺」という言葉がよく聞かれるほど、アジサイが植えられたお寺って多いですよね。
どうして古くからお寺にはアジサイが欠かせない存在だったのでしょうか。
アジサイは、とくに手をかけずに育ち、手入れがしやすい植物。
医療技術が発達していなかった時代、季節の変わり目で亡くなる人が多い6月に、仏花として調達しやすかったということが考えられます。
また、4つの花弁を持つことから「4=死」を象徴するという説や、仏教と関わりの深い甘茶に関係していたという説もあります。
ガクアジサイの装飾花はひっくり返る
アジサイには色鮮やかな花びらで咲き誇るイメージがありませんか?
実は一般的にアジサイの花びらと思われている部分は、花ではありません。
花びらを囲む一番外側の器官で、装飾花と呼ばれています。
装飾花の中心にあるつぶつぶした部分が花の部分にあたりますよ。
ガクアジサイの装飾花が鮮やかになる理由として、蜂など虫をおびき寄せて受粉させる目的があるそうです。
目的が達成され、中心部分の花に種ができると装飾花はひっくり返ります。
その理由はできた種を遠くに飛ばすためにじゃまにならないようにだそうです。
アジサイの見た目のきれいな姿から想像ができないぐらい、戦略的な理由ですね。
解熱薬になる
普段何気なく接している草花の中には、薬用として使われているものも結構あるんです。
昔からアジサイも、解熱や風邪に効くとされ、薬として使われていました。
薬として使うのは、乾燥させた花です。
ただ、アジサイは毒も持っているため、取り扱いには細心の注意が必要です。
料理の飾りとして使われているアジサイの葉を食べて、中毒を起こしたという事件も発生しています。
ちなみに、アジサイと同じようにキンモクセイやナデシコなどといった草花にも薬の効果があるそうですよ。
紫陽花の雑学。アジサイにまつわる豆知識まとめ(11〜20)
アジサイを使った金運アップのおまじないがある
アジサイに金運アップのご利益があることをご存じでしょうか?
蜂の巣を縁起物として軒下や室内に飾ったことが由来です。
蜂の黄色はお金を連想し、働き者で繁殖力も強いので商売繫盛の象徴だったそうですよ。
そしてアジサイの花の作りと蜂の巣の作りが似ているところから、蜂の巣の代わりに飾られるようになりました。
6月の6の付く日や夏至、土用の丑の日に玄関などにつるすと、金運アップが期待できるそうです。
とくに6月26日は効果が一番高い日とされていますよ。
土のpHによって花の色が変わる
赤、青、紫、ピンクなどいろいろな色の花を咲かせるアジサイ。
色が変わることから「移り気」「七変化」といった花言葉もあるほどですが、どうして花の色が変化するのでしょうか。
アジサイは、花に含まれるアントシアニンと、土壌に含まれるアルミニウムの化学反応によって色が変化します。
そのため、土壌が酸性であるほどアルミニウムが溶けやすく、青色に傾く傾向があるのだそう。
他にも品種の特性や土壌の水分量、リン酸含有量などいろんな要素に反応するそうで、その奥深さも魅力の一つかもしれませんね。
日本原産の植物である
6月ごろになると、青色や白色やピンク色などさまざまな色で楽しませてくれるアジサイ。
品種も色も豊富なアジサイですが、実は日本が原産国なんです。
ちなみに、江戸時代に来日していたドイツ人医師のシーボルトが、ヨーロッパにアジサイなどいろいろな植物を持ち帰って品種改良が進み、現在のようにバラエティーに富んだ西洋産アジサイが誕生したそうです。
その後、日本に逆輸入されました。
ちなみにシーボルトが書いた本の中で、西洋アジサイをハイドランジアオタクサと表記されています。
ハイドランジアは西洋アジサイで、オタクサはシーボルトの日本人の妻の愛称から来ているそうですよ。
アジサイは夏の季語
俳句にある決まりごとといえば、五七五であること、そして季語を含むことです。
そんな俳句を扱った大人気バラエティー番組『プレバト!!』は、厳しくも丁寧な解説が人気を集めていますよね。
ところで、アジサイはいつの季語として扱われているかご存じですか?
俳句の季語は旧暦で設定されていることが多く、その中でアジサイは夏の季語として扱われています。
もっと細かく分類して「仲夏」の季語とすることも。
アジサイを使って俳句を作るときは、あてられた季節を意識しながら作るのがいいかもしれませんね。



