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【プロが選ぶ】キックが心地よいダンスミュージック10曲

ダンスミュージックにおいて最も重要なパート、キック。

何重にも重ねて作られ、作り手の個性が垣間見えることから「かっこいいキックが作ることができれば、まずはOK」などと言われることもあります。

それと同時に、キックはグルーヴを司るカギとなるパートでもあります。

特に4つ打ちでは、常に一定なので、この部分が頼りないと、せっかくのかっこいい曲も台無しです。

この記事では、ミニマルの教祖、リッチー・ホゥティンも認めたアーティスト/AbletonのオフィシャルトレーナーのToru Ikemotoに幅広いジャンルからキックの優れた楽曲をピックアップしてもらい解説してもらいます。

キックのサウンドにこだわっている人、作り手の方はぜひ参考にしてみてくださいね!

【プロが選ぶ】キックが心地よいダンスミュージック10曲

RingoJoris Voorn

Joris Voorn – “Ringo” (Official Video)
RingoJoris Voorn

かなりディケイが短いキックですが聴いてもらえば分かるようにそれでもはっきりと気持ちよく聞こえ、そのテイストはまさにドラムセットのバスドラムのよう。

それでも短いディケイでありながらも、50hz辺りの帯域もしっかり出すところがさすがですね。

A Brain In A BottleTHOM YORK

特にわかりやすいキックの多様性を感じる作品。

キック単体としては高音成分と音程でのアタック感をなるべく抑えたモコっとしたユニークなキック。

このトラックの全体的な怪しい雰囲気はキックがこうでないと成立しなかっただろうと思わせる。

Future Sound of Hard Dance 002YOJI BIOMEHANIKA

The future of hard dance 002 live dj mix by yoji biomehanika
Future Sound of Hard Dance 002YOJI BIOMEHANIKA

日本から世界に、また世界のハードダンスシーンをけん引した尊敬するジャパニーズアーティストYoji Biomehanika氏。

このトラックはGet Up, Get Down(Yoji Biomehanika Remix)というアルバムの最初のトラックなのですが、このミックス用にエディットされたものですね。

0:29から2小節間隔で次々とキックが重なっていくレイヤーが奇麗で気持ちいい!