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邦楽ブルースの名盤|一度は聴きたいおすすめのアルバム

根強い人気をほこる邦楽ブルース。

世間的な知名度はそこまでありませんが、実は日本の音楽ジャンルのなかでも特に全体の水準が高いジャンルで、なかには世界的な知名度をほこる実力派シンガーがいます。

今回はそんな邦楽ブルースの名盤をピックアップいたしました。

コアな音楽ファンほど好む日本のブルース……。

これまで邦楽ブルースに興味がなかった方はそのレベルの高さにビックリするかもしれませんよ!

もちろん、マイナーな名盤もピックアップしましたので、コアなブルースマニアの方も必見です!

邦楽ブルースの名盤|一度は聴きたいおすすめのアルバム(6〜10)

Messin’ Around

Bobby Sox Blues妹尾隆一郎

日本のブルースハーモニカ界を代表する存在、妹尾隆一郎さん。

ウィーピング・ハープ・セノオの異名をとるほどの実力の持ち主です。

『Messin’ Around』はそんな彼の1976年にリリースされたデビューアルバム。

ブルースハープの魅力がたっぷり詰まった一枚で、ロックやポップスの要素も感じられる構成が特徴です。

内田勘太郎さんや近藤房之助さんといった実力派ミュージシャンも参加し、音楽的な幅広さを感じられますね。

日本のブルースシーンに大きな影響を与えた作品として、今なお高い評価を受けています。

ブルースファンはもちろん、邦楽のルーツに興味がある方にもオススメの一枚ですよ。

ブルー・スピリット・ブルース

ブルー・スピリット・ブルース浅川マキ

浅川マキさんは、日本のブルースシーンを代表する歌姫として知られています。

そんな彼女の代表作『ブルー・スピリット・ブルース』は、1972年にリリースされた8枚目のアルバム。

ブルースを軸に、ロックやフォーク、ソウルの要素を取り入れた独自の世界観が魅力的です。

浅川さんの魂のこもった歌声と、社会や人間の内面を鋭く切り取った歌詞が胸に突き刺さります。

ブルースファンはもちろん、深い音楽性を求める方にもオススメの一枚。

聴けば聴くほど、浅川マキさんの魅力にはまっていくこと間違いなしですよ。

ブルー・ジェイド

横浜ホンキートンク・ブルースエディ藩

横浜出身のギタリスト兼ボーカリストとして知られる、エディ藩さん。

グループサウンズブームの時代から活躍を続け、「ハマのブルースキング」と呼ばれる実力派アーティストです。

そんな彼の名盤として名高い、こちらの『ブルー・ジェイド』は、ブルースやジャズ、ロックといった、あらゆるジャンルをミックスした、独創性のあふれる作品がいくつも収録されています。

エディ藩さんの音楽観や人生観が反映された、彼の集大成のような作品に仕上がっています。

ハイセンスなブルースを探している方に、オススメしたいアルバムです。

Live

Night Lifeブレイクダウン

日本が世界に誇る実力派ブルースバンド、ブレイク・ダウン。

近藤房之助さんや服田洋一郎さんらが在籍する彼らの名盤『Live』は、1981年にリリースされた2ndアルバムです。

ロバート・ジョンソンさんやジョン・リー・フッカーさんなど、ブルースの巨匠たちの楽曲をカバーした本作。

英語の歌詞にこだわった歌唱と、クラシカルなブルーススタイルが見事にマッチしています。

近藤さんと服田さんがプロデュース&アレンジを手掛けており、日本のブルースシーンに多大な影響を与えた名盤として、今なお高く評価されています。

ブルース好きの方はもちろん、邦楽の隠れた名盤を探している音楽ファンにもオススメの1枚です。

サンセット・ギャング

たそがれのメイク・ラヴ・カンパニー久保田麻琴と夕焼け楽団

日本のブルースシーンに新風を吹き込んだ久保田麻琴と夕焼け楽団。

こちらの『サンセット・ギャング』は彼らの曲のなかでも、とくに独特のけだるい雰囲気が目立つ作品です。

アメリカーナな要素にレゲエや沖縄民謡の要素をミックスした音楽性といった感じですね。

圧のないメロディなので、BGMとして最適。

細野晴臣さんがベースとドラムで参加するなど、実力派ミュージシャンの協力もあって、非常に完成度の高い仕上がりです。

ブルースファンの方はもちろん、新しい音楽に興味がある方もぜひチェックしてみてください。