根強い人気をほこる邦楽ブルース。
世間的な知名度はそこまでありませんが、実は日本の音楽ジャンルのなかでも特に全体の水準が高いジャンルで、なかには世界的な知名度をほこる実力派シンガーがいます。
今回はそんな邦楽ブルースの名盤をピックアップいたしました。
コアな音楽ファンほど好む日本のブルース……。
これまで邦楽ブルースに興味がなかった方はそのレベルの高さにビックリするかもしれませんよ!
もちろん、マイナーな名盤もピックアップしましたので、コアなブルースマニアの方も必見です!
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邦楽ブルースの名盤|一度は聴きたいおすすめのアルバム(1〜5)
最後まで楽しもう吾妻光良&The Swinging Boppers

吾妻光良さん&The Swinging Boppersは、ジャンプブルースの魂を日本に根付かせた功労者です。
定職を持ちながら音楽活動を続ける彼らの姿勢に、心打たれますよね。
『Seven & Bi-decade』は、バンド結成27年目の記念碑的アルバム。
ジャンプ、ジャイブ、ブルース、カリプソと、まるで音楽のビュッフェのような多彩さです。
オーガニックな音作りにこだわり、現代のデジタル編集を一切使わない姿勢もポイント。
ライブの人気曲や新曲が詰まった、ブルースファン必聴の一枚です。
Blues After Hoursウエスト・ロード・ブルース・バンド

日本のブルースシーンに革命をもたらした、ウエスト・ロード・ブルース・バンド。
1975年にリリースされた『Blues Power』は、彼らの記念すべきデビューアルバムです。
エレクトリックブルースとブルースロックの融合に、日本の伝統音楽の要素を取り入れた独特のサウンドが特徴。
B.B.キングの前座を務めたこともある実力派バンドの魅力が詰まった一枚です。
ブルースファンはもちろん、日本の音楽の深みを知りたい方にもオススメですよ。
聴けば聴くほど、心に響く名盤です。
四面楚歌憂歌団

1970年大阪で結成された憂歌団。
「天使のダミ声」と称される木村充揮さんのハスキーボイスが印象的なブルースバンドですね。
1978年リリースの『四面楚歌』は、ロックやソウルの要素も取り入れた実験的な一枚。
タイトルにもなっている『四面楚歌』『夜明けのララバイ』など、バンドの個性が光る楽曲が並び、多様性と深みのある音楽性は、日本の音楽史に重要な足跡を残しました。
阪神淡路大震災後には復興支援ライブも開催。
社会的な活動も評価されています。
ブルースやロックが好きな方はもちろん、日本の音楽シーンに興味がある方にもオススメですよ。
札幌に来てからスカイドッグ・ブルース・バンド

スカイドッグ・ブルース・バンドは、1975年に札幌で結成された日本のブルースバンドです。
シカゴブルースの正統派として知られ、日本語の歌詞でブルースを歌う独自のスタイルを持っています。
『北27西4 札幌へ来てから』は、彼らの2枚目にして最後のスタジオアルバムで、1978年2月2日にリリースされました。
全11曲のオリジナル楽曲で構成され、ブルースを基調としながらもフォークロックの要素を含んだ、リラックスしたサウンドが特徴です。
バンドメンバーが全ての作詞作曲、編曲を手がけており、日本のブルースロックシーンに大きな影響を与えました。
シカゴブルースの魂を感じつつ、日本語の歌詞を楽しみたい方にぜひオススメの一枚です。
本牧ブルースザ・ゴールデン・カップス
日本のロック史に輝く伝説のグループサウンズバンド、ザ・ゴールデン・カップス。
彼らの3枚目のアルバム『ブルース・メッセージ』は、1969年3月にリリースされた邦楽ブルースの金字塔です。
当時珍しかったブルース・ロックを取り入れ、アメリカンブルースの影響を色濃く感じさせる楽曲の数々が収録されています。
バンドのリーダー、デイヴ平尾さんのアメリカ体験が活かされた本作は、日本の音楽シーンに大きな影響を与えました。
ブルースファンはもちろん、日本のロック黎明期に興味のある方にもオススメの一枚です。