【2025】K-POPだけじゃない!韓国の女性ボーカルバンド特集
韓国の音楽といえばTWICEやBLACKPINK、NewJeansにILLITなどのK-POPのグループを思い浮かべる方も多いですよね。
インディロックやポップを愛好するリスナーの間でも、アジアのシーンが以前から注目を集めていました。
近年はDAY6やガールズバンドQWERの人気ぶりから、韓国においてもバンドのムーブメントが高まっています。
今回の記事では、女性ボーカルが含まれるバンドを多角的に集めてご紹介!
K-POPとまた違った魅力を持つバンドを調べる際やプレイリストとしてもぜひご活用ください!
【2025】K-POPだけじゃない!韓国の女性ボーカルバンド特集(21〜40)
EnemySlant

ソウルを拠点に活動するハードコアパンクバンド、スラントの存在感は韓国のアンダーグラウンドシーンで確実に増しています。
2018年に結成され、80年代アメリカンハードコアの影響を受けた彼らのサウンドは、短く鋭いリフと疾走感あふれるドラムが特徴。
ボーカルのイェジさんの感情のこもった叫びがリスナーに強烈なインパクトを与えます。
2019年にアメリカのレーベルからリリースされたEP『Vain Attempt』で知名度を高め、2021年の初のフルアルバム『1집』は韓国音楽賞でノミネートという快挙を成し遂げました。
2019年には日本ツアーも実施。
ライブでの観客との一体感を大切にする彼らの音楽は、エネルギッシュな韓国のパンクシーンを体感したい方にぴったりです。
RedAida

弱冠14歳という驚きの若さで1999年9月に韓国音楽シーンに登場したアイダ。
自ら楽器を演奏しながらパフォーマンスするスタイルは、ハンスバンドとともにのちのガールズバンドへ存在感を放ちました。
デビューアルバム『Angels in Destress & Anger』ではキャッチーなメロディとポップロックサウンドが魅力的。
特に収録曲『클났어』は彼女たちの実力を知る上で聴いておきたい1曲です。
元子役モデルのメンバーもいたアイダ。
2000年4月に発表したセカンドアルバム『Reload』では音楽性に進化が見られましたが、惜しくも短期間で解散。
キュートで親しみやすいサウンドが好きな方におすすめです。
flying duckCherry Filter

韓国の音楽シーンにおける伝説的存在、チェリーフィルター。
1997年に結成された4人組ロックバンドで、チョ・ユジンさんの力強いボーカルを中心に、パワフルで親しめる音楽を展開しています。
2000年にアルバム『HEAD-UP』でデビュー後、2002年の『Made in Korea』収録の『sweet little kitty』が大ヒット。
バンド名は女性と男性の調和を表現する意図があるそうです。
2002年にSBS歌謡大典ロック賞、2003年にはゴールデンディスク賞人気賞を受賞するなど評価も高く、2022年にはチョ・ユジンさんが参加したBTSのRMさんとのコラボ曲も話題に。
K-POPの華やかさとはまた違った、芯の強いロックサウンドが魅力です。
バンド好きならぜひチェックを!
여름궁전Misty Blue

繊細な音色と叙情的な世界観を織り成す韓国インディーロックシーンの宝石、ミスティ・ブルー。
2002年に結成され、チョン・ウンスさんがボーカルを担当。
2005年にアルバム『너의 별 이름은 시리우스B』でデビューし、インディーファンの間で静かな人気を集めました。
ドリームポップで多彩なサウンドと、ウンスさんの透明感あふれる歌声が魅力です。
2007年には、人気ドラマ『コーヒープリンス1号店』のOSTにも楽曲が採用されました。
2010年6月に惜しまれつつ解散するまで、四季をテーマにした『Sentimental』シリーズなど、韓国インディー音楽の名盤を残しています。
繊細な情感を味わいたい方にぴったりなバンドです!
KarmaMessgram

2011年に韓国のソウルで結成されたロックバンドのMessgram。
バンドのドラムを務めるイ・スジンさんが発起人となりメンバー交代を繰り返しながらバンドのスタイルを確立してきました。
2015年にはキム・ジヨンさんがボーカルとして加入。
ハードコアやメタル、グランジなどの幅広いジャンルの音楽を取り入れたサウンドが特徴で、グローバルな人気を獲得しています。
「混乱」を意味するバンド名からも多様性を感じられる、韓国を中心とした音楽フェスで活躍するロックバンドです。