【最新】オススメの「キーボードスタンド」を用途別に徹底紹介。あなたにピッタリなスタンドはどれ?
信頼のおける「キーボードスタンド」を選ぶことは、キーボーディストが安心して演奏に集中するための最重要項目と言っても過言ではないでしょう。
今回は筆者の経験から、現在のラインナップより用途別に応じたオススメのスタンドを提案したいと思います。
記事の前半はスタンドを選ぶ際の注意点を順番に見ていき、後半は筆者オススメのスタンドを紹介していきます。
運搬面や演奏面など、キーボーディスト視点で考えていきましょう!
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Z型スタンド
フリースタイル キーボードスタンド
フリースタイルはとにかく安さが売り。
他のスタンドはいまいちですが、このスタンドは置きっぱの自宅で使う分にはオススメ。
安いので壊れたら買い替えしやすいです。
筆者も一台買ったことがありますが、自宅用で使うなら値段以上の働きです。
ライブで頻繁に使うなら消耗品、お試し覚悟で購入してください。
2段用拡張アダプター
現在まともに二段式に対応しているメーカー、機種は HERCULES と、K&M、アルティメイトシリーズくらいですね。
昔は YAMAHA のLGシリーズがプロでも鉄板でしたが生産していませんので、上下2台使いたい場合はこちらを選択しましょう。
言うまでもなく下段の方が安定していますので、重量、鍵盤数が大きいキーボードを下に設置してください。
ひとまず安定感、コスパも良いアダプターはこの HERCULES シリーズです。
HERCULES KST301 スタンド拡張アダプター
先程上で紹介した「HERCULES KS120B」に対応したアダプターです。
これ以外を選ぶ場合は、X型のダブルレッグ、テーブル型、Z型に付けるかでアダプターの種類が変わってきますので、メーカーと対応しているスタンドを確認してください。
それから別製品で個体差があるので、少しでも歪んでいたりおかしいと思ったら迷うことなくすぐ交換しましょう。
エックス型2段スタンド
エックス型スタンドをベースに両サイドに二段式アタッチメントを最初から追加。
見ての通り2台で使う場合の安定感も抜群ですが、最大の長所は持ち運び、セッティングが楽な点。
そのまま真ん中に寄せれば長方形に収まりますのでいちいちアタッチメントを外す必要なし。
- 長所=抜群の安定感と、スピーディな設置、可搬性
- 短所=値段とスタンドの重さ、ビジュアル面
HERCULES X型2段 KS210B
二段使うならこれが最もオススメ。
安定性はもちろんセッティングと持ち運びのしやすさが二段式のスタンド中ではダントツ。
これ以外を使うとなると二段目のアタッチメントを毎回付けはずしするハメになる上に持ち運びも大変。
ULTIMATE AXシリーズ
ロングセラー商品で、ビジュアル重視の方はこちらで間違いないでしょう。
ただ足元が見ての通りでペダルなどが設置しにくいので、座って弾く場合は工夫が必要になります。
それから意外と結構グラつきます。
バーが本体に収納できるので収納性自体は良いのですが、ぶっちゃけかなり重いので持ち運びは大変です。
推奨は61鍵盤と76鍵盤です。
- 長所=完全に見た目重視、スタンド収納自体は良い、上下段の間隔を調整できる
- 短所=値段が高い。
足元が狭い、安定感に難あり、収納は抜群だが重いので持ち運びがきつい
ULTIMATE AX-48 PRO
TV番組などでも良く見かけるタイプのスタンドだと思います。
カッコよさは抜群なので、ビジュアル重視であれば気合で持ち運んでください。
ピアノよりもシンセサイザー系を載せる方にオススメ。
ULTIMATE AX-48 PRO S
シルバーを選択する最大のメリットは「証明で映えること」です。
黒に比べて、カラースポットを浴びた時にスタンドがカラフルに映りますので、ぶっちゃけそれが最大のメリットだと思います。
ステージングを重要視する人はぜひ。
もちろんそれはシンセサイザーのカラーにも言えることです。
K&M スパイダーシリーズ
その名の通りクモのような足が特徴のスタンドです。
方向性としては上記のアルティメイトと同じで、足元の改良により安定性が増している他、ペダルなども置きやすくっています。
デザインが良ければこちらがオススメ。
カラーは黒とシルバーで、個人的にはやはりシルバーがカッコイイと思います。
- 長所=スタンド収納が良い、上下段の間隔を調整できる、足元が広い、安定感がある
- 短所=値段が高い。
収納は抜群だが重いので持ち運びがきつい
アルティメイトと違い、足が四脚あることが安定性を向上させている要因です。
分散されていて、足元のスペース確保にも成功しています。
シルバーはステージ映えするのでオススメです。
拡張アダプタータイプの二段式と違い、上下のキーボードの高さ、間を調整できる点もこのシリーズの魅力。
まとめ
いろいろ紹介しましたが、もう一度簡単にまとめてみます。
X型シングルレッグ
長所
- とにかく安い
- 10kg程度の軽量シンセがオススメ
- セッティングが楽
短所
- 10kg以上のシンセは演奏負荷も考えると避けたほうが良い
- 足元が狭い
- 乗せれるシンセがかなり限られてくる
- X型ダブルレッグ
長所
- シングルレッグの倍以上の安定感
- 座りなら88keyの電子ピアノ程度ならOK
- 立って弾くなら76keyが無難
- 高さの微調整が利く
- セッティングが楽
短所
- 立って88keyを弾きたい場合は相当軽いものじゃないと危ない
- 足元が狭い
- シングルレッグよりも値段が高い
テーブル型スタンド
長所
- ステージピアノを乗せても安定している
- 足元が広い
短所
- 高さ調整も可能だが、一応座って弾くことが前提の設計
- 少し重いのと、左右の広げ過ぎに注意
- 滑り止めを乗せる部分に敷いたほうが良い
- 紹介した機種以外は折りたたむと四脚がかさばる
拡張アダプター
長所
- あくまでアダプターなので、一台でも使いたい時に汎用性が利く
短所
- スタンドの種類、メーカーで合わせる必要がある
- 毎回付け外しする必要性がある
- 微妙なグラつきといった製品の個体差がある
- 組み合わせによっては、上下間が調整できないので、下段のキーボードのディスプレイが見えなくなる、操作しにくくなる可能性がある
- 持ち運び時にかさばる
X型2段スタンド
長所
- 2段設置できる
- 重くて鍵盤数が多い方を下段に設置すること
- 持ち運び、セッティングが二段スタンドの中では一番楽
短所
- 短所ではないが、2台鍵盤をセットし、その鍵盤の重さでスタンドが安定する
Z型スタンド
長所
- 立ち座り両方とも抜群の安定性
- 立って88keyワークステーションシンセを演奏したい時にも安定力No.1
短所
- かさばるし重いので持ち運びは気合が必要
アルティメイト AXシリーズ
長所
- とにかくカッコイイ
- 一段も二段も両方設置可能
- 収納性は良い
短所
- 価格が高い
- かなりグラつく
- 足元が狭いのでペダルが設置しにくい
- 重たいので運ぶのは大変
K&M スパイダーシリーズ
長所
- 足元が広く、安定性が増している
- 他はアルティメイトと同じ
短所
- 価格が高い
- 重たいので運ぶのは大変
- 足元のデザインをどう思うかだけ
最後に
あなたの用途にピッタリのキーボードスタンドは見つかりましたか?
キーボードを始めたばかりの頃は、いろいろある中から良いものを選択するのは大変だと思いますので本記事が参考になっていただけたら幸いです。
まだ他にも価格、種類を制限しなければいろいろな種類のスタンドが有りますが、今回は需要が高いもので、なおかつ汎用性のある安心できるメーカーの製品を紹介しました。
繰り替えしますが、スタンドはとにかく「安定性が一番大事」なので、大切なキーボードを心置きなく乗せられるものを選択しましょう。
あなたのキーボードライフがより良いものとなりますように……。
ライタープロフィール
キーボーディスト・作曲家
ANDY
現在は作曲したBGMを無料で配信しているパーソナルな音楽素材サイト「音の園」を運営。
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