ビー玉コロコロアートとは、画用紙を敷いた空き箱の中に絵の具を付けたビー玉を入れて、箱を様々な角度に傾けながらビー玉をコロコロと転がして模様を描くアートのことです。
あちこちに転がるビー玉の動きや、不思議な模様がどんどん出来上がっていく様子に、きっと子供たちも釘付けになること間違いなし!
今回はそんなビー玉コロコロアートを生かした制作のアイディアをたっぷりと紹介しています。
行事にちなんだものや、季節を感じられるものなど、様々なシーンで活用できそうなアイディアをぎゅっと詰め込みました。
ぜひ参考にしてみんなで楽しんでみてくださいね。
子供たちの個性を生かした作品作りのアイディアを紹介しているので本文では「制作」と表記しています。
ビー玉を転がして絵を描こう!ビー玉コロコロアートのアイディア(1〜5)
ヨーヨー

ビー玉絵の具でお祭りの定番、ヨーヨーを製作してはいかがでしょうか。
初めに画用紙を丸く切ります。
乳児クラスは先生が、幼児クラスからは子どもたちが切ってくださいね。
次に、絵の具を用意します。
パレットや卵の空きパックなど、絵の具を数種類出せる容器を使いましょう。
ビー玉に好きな色の絵の具をつけて、画用紙の上を転がします。
絵の具が混ざらないようにビー玉は1色につき1個使いましょう。
絵の具が乾いたら丸シールを自由に貼り付けます。
いろんな色や大きさの丸シールを使うと、ぐっとヨーヨーらしさが出ますよ。
夏にぴったりの製作です。
こいのぼり

こいのぼりの制作も、ビー玉コロコロアートを使えば一味違った仕上がりに変身!
たくさん作って飾ってもいいですね。
まずは画用紙を用意し、絵の具のついたビー玉を転がします。
小さな容器にビー玉1個と絵の具1種類を入れておくと、色が混ざらないのできれいに仕上がりますよ。
箱の中で転がせば、鮮やかな模様のできあがり!
絵の具が乾いたらこいのぼりの形にカットして、目を貼りつけましょう。
子供だけでなく大人も一緒に盛り上がれる制作です。
きんぎょがにげられない
お祭りなどでよく見かける金魚。
逃げてしまわないように、しっかり袋に入れてあげないといけませんね。
ということで、袋の中で元気に泳ぐ金魚の工作をしてみましょう。
涼しげな水の中を表現する意味で、白い画用紙の上に絵の具をつけたビー玉を転がして、模様をつけていきます。
そこに、画用紙で切り出した金魚を貼って完成!
指スタンプで、海藻などを描くのもオススメです。
子供たちにはビー玉を転がす作業や、指スタンプを使う工程をおこなってもらい、画用紙の切り出しやパーツののり付けは先生がおこなうようにしましょう。
かたつむり
ビー玉を使ったアートが注目されています。
ビー玉に絵の具などをつけ、紙の上をコロコロ転がして予想できない模様を作り出すのは楽しいですし、予想を超えた意外性も生まれそうです。
こちらでは、好きな色の丸い画用紙を選び、その上に好きな色をまとわせたビー玉を転がして模様をつけましょう。
それをかたつむりの殻として使います。
雨が似合うカタツムリと、雨のあとのように入ったビー玉のあとがマッチしてすてきな雰囲気になりそうです。
カラフル甲羅のかめさん
好きな色の絵の具を付けたビー玉をころがして,かめさんの甲羅にきれいな模様を描きましょう!
箱の底面に亀の甲羅になる画用紙を敷いたら、その上に絵の具付きのビー玉を置いてコロコロ。
濃い目の色を使うと、模様がくっきり浮かび上がるのでオススメです。
箱を傾けてビー玉をころがし、いい具合に模様ができあがったら、画用紙を取り出して甲羅の形にカットします。
顔や尻尾、脚のパーツを貼り付けたら、和柄っぽい模様がすてきなかめさんのできあがりです!