「泡姫」「今鹿」何て読む?衝撃のキラキラネーム
スピッツのアルバムに「名前をつけてやる」という名盤があります。
愛着のある楽器や乗り物、ペットなど「名前をつける」パターンは数多く存在しますが、人生の中でその最たるものは子供の名前であるのは間違いないでしょう。
その中でも「キラキラネーム 2013」というのが発表されたらしく、それに感銘を受けたαステーションDJ:キヨピーさんのおしゃべりを昨日・今日と2DAYSに亘り、激しく聞かされました。
あまりに耳に残り調べてみたところ、以下が2013年のベスト30だそうです。
キラキラネーム ベスト30
- 泡姫(ありえる)
- 黄熊(ぷう)
- 姫星(きてぃ)
- 宝物(おうじ)
- 希星(きらら)
- 心愛(ここあ)
- 美望(にゃも)
- 今鹿(なうしか)
- 姫奈(ぴいな)
- 皇帝(しいざあ)
- 男(あだむ)
- 本気 (まじ)
- 昊空(そら)
- 七音(どれみ)
- 姫凛(ぷりん)
- 琉絆空(るきあ)
- 希空(のあ)
- 愛保(らぶほ)
- 奇跡(だいや)
- 匠音(しょーん)
- 祈愛(のあ)
- 大大(だいだい)
- 天響(てぃな)
- 夢露(めろ)
- 火星(まあず)
- 夢希(ないき)
- 頼音(らいおん)
- 緑夢(ぐりむ)
- 杏奴(あんぬ)
- 雅龍(がある)
我々の世代には、ホンマですか?
本気ですか?
とも思えますが、もはやこれが日本標準なのでしょうか?
以下、個人的に気になったキラキラネーム。
1位:泡姫(ありえる)
「ありえる」と読むそうですが、漢字はエラいことになってますね。
。
私、洗剤の「アリエール」かと思ったら、ディズニーの『リトル・マーメイド』のキャラが元ネタとのこと。
泡姫ちゃんというゆるキャラもいるらしく、そっちもエラいことになっているようです(笑)
8位:今鹿(なうしか)
これも新しいですね。
漢字を英語読みさせるというパターンは他にはないのでは?
これもTwitter隆盛による時流でしょうか。
11位:男(あだむ)
男の子の名前と思いきや、実は女の子だったら衝撃。
女なのに「男」、将来オカマにならないか心配です。
そしておかんになった暁には、マダム「男=アダム」(女)、大分意味が分からなくなりますね。
14位:七音(どれみ)
音楽好きにはぐっとくるネーミングですね!
五音なら「ペンタ」、十一音なら「クロマティ」かな?
妹さんができたら「ドラミ」がおススメ!
27位:頼音(らいおん)
これも音楽好きにはたまらない、というかバンドマンとして既に最高の称号ではないでしょうか。
うん、めちゃめちゃかっこいい!
カラオケ歌わせたら最高に音痴とかだと、ウケるを通り越してドッキリですね。
多分近々発表されるバンドマン漫画の主人公は頼音君でしょう。
最後に
皆さんすごく凝ったお名前ですが、見ていて思ったのが「意外とバンドマンの名前がない」。
ハイドくんとかジェイくん、ジルちゃんとかリンゴちゃんとかいそうなものですけれども。
そして、新しいな~とは思ったものの、考えてみたら我々、たかだか200年くらい前は「彦左衛門」とか「助八」、女性なら「お鶴」や「お松」だった訳ですもんね。
私の世代でも、英語読みもできる名前、「丈治(ジョージ)」「理沙(リサ)」とか同級生に多かった気もします。
「名は体を表す」とともに「名は時代も表す」ようなものでしょうか。
いずれにせよお子さんの名前は一生モノ、「世界でただ一つ」も素敵と思いますが、大切な将来も見据えてつけたいですね!
ライタープロフィール
ライブスポットラグ
平田 浩康
Live Spot RAGの平田浩康です。
15歳の時、音楽特にロックのカッコ良さに痺れギターとバンドを始めました。
生まれ故郷の高知県は、ライブハウスやコンサート会場も少なく生の音楽に触れる機会が少ない、当時は情報源も雑誌やCD、VHSビデオ(!?)という時代でしたが、音楽というとてもキラキラしたものに魅了され、勉強そっちのけでギターと音楽を楽しむ毎日でした。
大学進学から京都に移住し、大学では軽音楽部を卒業(笑)。
それまでは邦楽ロックや洋楽ハードロックを中心に聴いていましたが、先輩や同期から世の中にはもっとたくさんの音楽があることを知らされ、今では「いいな」と思えるものはジャンル隔てなく聴いております。
大学卒業後にRAGに入社、約6年のオフィスや約10年の音楽スタジオを経て、現在は創業39年の老舗Live Spot RAGにて勤務、主にプロモーション業務を担当しております。
日本トップミュージシャン達が奏でる「本物の音楽」に触れ、お客様に届けることで、あらためて音楽の煌めきを実感する日々です。
今でもギター、バンドはゆるく継続しており近年は今更ながら歌も歌ってみたりしています。
もうすっかりおっさんになってはしまいましたが、あの頃「音楽に描いた夢の向こう側」を、今後もみなさんと追っていければと思っています。