人気作品『鬼滅の刃』に登場する胡蝶カナエの数々の言葉は、観る人の心に深く刻まれています。
その言葉たちには、やさしさと強さ、そして時に厳しさが込められており、私たちの背中を押してくれる不思議な力を持っています。
つらい時、がんばれない時、誰かを励ましたい時……。
そんな人生のさまざまな場面で、胡蝶カナエの言葉は私たちの心に寄り添い、勇気を与えてくれるのです。
この記事では、そんな心温まる胡蝶カナエの名言をご紹介します。
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胡蝶カナエの名言。優しさと強さを教えてくれる言葉たち(1〜10)
普通の女の子の幸せを手に入れて、お婆さんになるまで生きて欲しいのよ胡蝶カナエ

童磨との戦いに敗北したカナエが、死に際に妹のしのぶに伝えた言葉です。
カナエは鬼に両親を殺さており、妹のしのぶと二人で鬼を一体でも多く倒すと約束していました。
しかし自分の死を悟った彼女は、しのぶに鬼殺隊をやめて幸せになるよう伝えたのでした。
しのぶの努力は認めていたものの、実際に上弦の鬼と対峙したカナエはその強さもよく分かっていました。
自分の仇のために命を落とす事なく、しのぶに生きて幸せになってほしかったのでしょう。
きっかけさえあれば人の心は花開くから大丈夫胡蝶カナエ

胡蝶姉妹が妹のようにかわいがっていた栗花落カナヲ。
カナヲはその境遇から、そうしろと言われなければ食事もしないような子供でした。
しのぶはカナヲに対し「自分の頭で考えて行動できない子はだめよ、危ない」と苦言を呈しますが、カナエはこのセリフを口にして、自分で決められないカナヲのために銅貨を手渡したのです。
彼女の広く寛容な心に触れられる、ステキな名言ではないでしょうか。
カナエのこの言葉は、のちに現実のものとなります。
しっかりしなさい。泣くことは 許しません胡蝶カナエ

やさしい見た目とおっとりとした性格とは裏腹に、鬼殺隊の最高位、柱にのぼりつめた胡蝶カナエの強さを感じられるセリフではないでしょうか。
このセリフは、童磨との戦いで致命傷を受けた胡蝶しのぶに対して言い放ったもの。
傷ついた実の妹に対して向けるには少し厳しい言葉のように思えますが、同じ柱として実力を認め、しのぶの強さを信じているからこそ掛けた言葉なのです。
結果としてしのぶは気持ちを持ち直し、自分の使命を全うしました。
私たちと同じ思いを他の人にはさせない胡蝶カナエ

鬼に両親を殺された胡蝶カナエは、自分たちの受けた悲しい思いを他の人にはさせたくないと言い、二人で鬼を倒す事を妹のしのぶと約束します。
両親がいなくなった悲しみも癒えていない中、涙を流しながらこのセリフを口にする彼女はまだ十代だと思います。
それなのに他人の悲しみまでを想像し、そして鬼殺隊となる事を決めるなんて、彼女は生まれながらにして強くやさしい心の持ち主だったのでしょう。
彼女はその後鬼殺隊最高位である剣士となり、花柱を拝命します。
私は救いたい。人も。そして、鬼も。胡蝶カナエ

胡蝶姉妹は両親を鬼に殺されており、自分たちも危ないところでしたが、悲鳴嶼行冥によってその命を救われています。
本編ではあまり深掘りされていない部分ですが、小説『片羽の蝶』ではその後、姉妹が悲鳴嶼を訪ね鬼狩りについて教えを乞うシーンがあるんです。
このセリフは、悲鳴嶼との会話の中でカナエが口にした言葉。
彼女は鬼を悲しい生き物だと捉えており、人と同じように救いたいと考えていました。
この辺りの姉の気持ちを汲んでなのか、胡蝶しのぶも鬼を激しく憎みながら、鬼と仲良くする夢について語っていましたよね。
関係ありません立ちなさい。蟲柱、胡蝶しのぶ胡蝶カナエ

童磨の攻撃で大きな傷を負ってしまった蟲柱・胡蝶しのぶに向けて放った言葉です。
胡蝶の傷は普通の人間なら死んでしまうような深いものでしたが、カナエは弱音をはく事を許さず、柱ならば立て、そう突き放します。
そうして同じ柱として最後まで戦う事を求めながらも、このシーンの後には胡蝶の姉として妹を信じる気持ちを伝えています。
童磨は姉、カナエの仇として胡蝶が必ず倒すと決めていた鬼。
このカナエの言葉に胡蝶は立ち上がり、童磨を倒すべく再び戦いに身を投じました。
鬼を倒そう。一体でも多く。二人で胡蝶カナエ

目の前で鬼に両親を殺されてしまった衝撃と悲しみは想像もできませんが、胡蝶カナエはただ嘆くのではなく、妹のしのぶと共に鬼を倒す事を決意します。
両親の命を奪われたのだから憎むのは当然の事ですが、カナエの中には、他の人に自分たちのような悲しい思いをしてほしくないという思いもありました。
カナエは両親の事がありながら鬼が元は人であったと知ると「悲しい生き物だ」と言い心を痛めるようなやさしい心の持ち主なんですよね。






