韓国のシティポップの名曲【KOREAN CITY POP】
日本のシティポップが世界的に親しまれるようになった近年。
K-POPを普段中心に聴いている人もそうでない人も、興味を持っている方はきっと多いのではないでしょうか?
定義は広がりいろいろな感じ方があるものの、洗練された「都会的」な印象を思わせますよね。
韓国ではそうしたオシャレな作風は爆発的なヒットこそ少なくとも、2018年ごろからレトロな曲が体感的にも多くリリースされていき、その魅力が根強く支持されています。
この記事ではそうした韓国流シティポップの名曲を特集していきますね!
韓国のシティポップの名曲【KOREAN CITY POP】(1〜10)
SOUL LADYYUKIKA

日本での芸能活動を経て、2019年にYUKIKA名義で韓国にてシンガーとしてデビューを果たした寺本來可さん。
2020年にリリースしたデビューアルバム『Soul Lady』は全曲韓国語での歌唱で構成され、数カ国のiTunesのK-POPアルバムチャートにて1位を獲得して話題を集めました。
本稿で取り上げているのは先述したアルバムの表題曲で、80年代を思わせるディスコポップ風のアレンジをあくまで上品に聴かせるサウンドが懐かしくも新しい、現在の音楽シーンのトレンドにもぴったりはまる楽曲となっていますよ。
きらびやかなMVも合わせてチェックしてみてくださいね。
Give Me The Lightuju

洗練されたシティポップから素朴なアコースティックポップまでをこなす韓国のシンガーソングライター、ujuさん。
こちらの『Give Me The Light』は2017年にujuさんがリリースしたデビューミニアルバム『Sunday Seoul Ep.1』に収録されており、彼女の知名度を向上させた初期の代表曲として知られる名曲です。
都会的なグルーヴと上品な歌声、とろけるようなサビの素晴らしさを聴けば韓国シティポップのレベルの高さに驚かれることでしょう。
真夜中のドライブのプレイリストにも、しゃれた雰囲気を演出したいときにもぜひBGMとしてこの曲を流してみてくださいね。
GraceADOY

アジアのシティポップ~インディポップのレベルの高さはすでに周知の事実ですが、韓国発の切なくドリーミーなシンセポップを鳴らすバンド、ADOYもその1つです。
彼らはハングルではなく英語の歌詞をメインで歌唱しているということもあって、洋楽がお好きな方で韓国のインディーズ音楽を初めて聴くという人にもおすすめできますね。
本稿ではADOYの魅力がたっぷり詰まった、2017年発表の代表曲の1つ『Grace』を紹介しましょう。
10年代初頭に盛り上がったチルウェイブ的な質感もあり、現代ベッドルームポップがお好きな方も間違いなくはまるはず。
새벽 공기 (Dawn)Rainbow note

韓国のシティポップをリードする女性デュオ、Rainbow Noteによる楽曲『Dawn』を紹介します。
Rainbow noteは2019年に結成され、本国の音楽シーンで注目を集めている「New」と「Retro」を合わせた「ニュートロ」と呼ばれるブームをけん引する存在でもあり、ここ日本でも注目を集めているのですね。
作品のアートワークが古いアニメ調のイラストで統一されており、Night Tempoがお好きな方にもぐっとくるはず。
そんな彼女たちの『Dawn』は2022年に公開され、都会の夜にふさわしい洗練されたプロダクションと心地良く美しいメロディがまさに韓国シティポップの最前線といった趣の名曲となっています。
夜のドライブのおともにも、ぜひ!
City Breeze & Love SongKIM HYUN CHUL

韓国シティポップの元祖と言われるキム・ヒョンチョルさんが、2021年に発表しました。
穏やかで軽快なサウンドが心を軽やかにさせてくれる、オシャレナンバー。
AORの音像を感じるアーバンな雰囲気とともに、恋のときめきと都会のきらめきを重ねています。
キム・ヒョンチョルさんの優しい歌声と華やかさの塩梅、間奏の管楽器の音色もたまらないですね。
週末の朝はもちろん、お散歩時や休暇中のリゾートといったようなお休みタイムにも心を踊らせてくれますよ。