韓国のシティポップの名曲【KOREAN CITY POP】
日本のシティポップが世界的に親しまれるようになった近年。
K-POPを普段中心に聴いている人もそうでない人も、興味を持っている方はきっと多いのではないでしょうか?
定義は広がりいろいろな感じ方があるものの、洗練された「都会的」な印象を思わせますよね。
韓国ではそうしたオシャレな作風は爆発的なヒットこそ少なくとも、2018年ごろからレトロな曲が体感的にも多くリリースされていき、その魅力が根強く支持されています。
この記事ではそうした韓国流シティポップの名曲を特集していきますね!
韓国のシティポップの名曲【KOREAN CITY POP】(11〜20)
One More Time (with Kirin, Horan)Bronze

こちら『One More Time』が収録されたアルバム『East Shore』のアートワークとフォントを見て、シティポップが好きな方なら思わずにやりとしてしまいますよね。
大瀧詠一さんの歴史的傑作『A LONG VACATION』のジャケットを手掛けた永井博さんによるアートワークで、シティポップやAORファンの心を鷲掴みにするのは韓国の人気プロデューサー、BRONZEさんです。
人気のレーベル8BALLTOWNの主要プロデューサーであり、彼がソロ名義で発表したアルバムはすべて永井博さんによるジャケットで統一されていますね。
そんなBRONZEさんによる『One More Time』は、ゲストボーカルを迎えて極上のメロウグルーヴが際立つ超キャッチーで文句のつけようがないキラーなデュエットチューン!
夏のBGMをお探しの方も、ぜひBRONZEさんの音楽に注目してみてください。
아름다워윤수일(ユン・スイル)

1977年にデビューし、1981年にロックアーティストとして転向したユン・スイルさん。
都市を題材にした楽曲を数々手がけたことから、シティミュージックの創始者と称されました。
本曲は1984年にリリースされた楽曲ながら、今聴いても非常に現代的なオシャレさを感じられます。
なんとこの曲、NewJeansがLGの広告CMでカバーしているのですよね。
ギターが奏でるふわふわとしたリズムがなんとも心地よいです。
歌詞もしっかり海に関わる情景を描いており、日本のポップスにも通じる雰囲気があります。
もちろん発表当時はシティポップとはされていなかったものの、近年のブームにおいて国内の楽曲を探す流れを受けて、MZ世代に再発見されたそうですよ。
Star SignsLE SSERAFIM

美しいピアノの旋律から始まる、韓国のガールズグループLE SSERAFIMの心温まるナンバー。
星座や運命をモチーフにした歌詞には、出会いの素晴らしさや絆の大切さが詰まっています。
シティポップとJ-POPを融合させた洗練された音楽性と、メンバー5人の優しい歌声が魅力的です。
日本3rdシングル『CRAZY』から2024年11月に先行配信され、LUMINE新宿店のクリスマスキャンペーンにも採用されました。
冬の季節感と相まって、友達と楽しくショッピングに出かけたいときや、大切な仲間との思い出を振り返りたい気分の時に聴きたくなる1曲。
離れていても心はつながっているような、温かい気持ちにさせてくれるすてきな楽曲です。
Merry Go RoundRisso, BNJX

シティポップのテイストがおしゃれなナンバー。
KARAやGFRIENDのガイドボーカル、コーラスをおこなっていた女性シンガーソングライターのリソさんと、BNJXさんのコラボアルバム『Seoul Drive』に収録されています。
ミュージックビデオも80年代を感じさせるようなエモい雰囲気ではないでしょうか。
竹内まりやさんの『Plastic Love』を思い起こさせますが、韓国らしい甘いムードも印象的です。
SEOUL CITY POPIHYA

曲名の時点で高らかに『SEOUL CITY POP』と宣言しておりますが、聴き終わった後はシティポップファンの期待を裏切らない出来栄えに思わず笑顔を浮かべていることでしょう。
生のベースによるグルーヴも心地良い韓国のトリオ、IHYAは残念ながら2023年の時点でリリースした作品は2018年のEP『SEOUL CITY POP [A-Side]』のみではありますが、韓国シティポップを掘り下げている方であれば見逃せない作品なのですね。
アジアのシティポップということで、タイのR&BデュオのHYBS辺りがお好きな方にもおすすめです!