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文豪の名言。魅力的な作品をつづる文豪からのメッセージ

読む人の心をトリコにする数々の作品を生み出してきた文豪たち。

言葉をたくみに操る彼らは、作品以外にも多くの言葉を残しています。

そこでこの記事では、文豪たちが発言した名言を紹介します。

人々に大きな影響を及ぼすような作品を生み出した方、教科書にも作品が掲載されるような方、マンガのキャラクターとしても描かれている方など、さまざまな文豪が発言した言葉をピックアップしました。

作品とはまた違った、文豪たちがつむぎだす言葉の世界をぜひ堪能してみてくださいね。

文豪の名言。魅力的な作品をつづる文豪からのメッセージ(21〜30)

大きな成功を遂げた人は失敗を人のせいにするのではなく自分のせいにするという傾向が強い。幸田露伴

大きな成功を遂げた人は失敗を人のせいにするのではなく自分のせいにするという傾向が強い。幸田露伴

明治から昭和にかけて小説家として活躍した幸田露伴は、『五重塔』や『運命』が代表的な作品として知られていますね。

そんな近代文学を代表する作家としても語り継がれる偉大な文豪による、成功する人の失敗への向き合い方を伝える言葉です。

失敗は誰かのせいにしたくなるものですが、ここでその失敗を自分のものとして反省や学びにつなげていける人こそ、成功をつかみ取れる人物なのだと語っています。

失敗も悪いものではなく、今後の学びを得ていくためにも大切なものかもしれないと思わせてくれますね。

人は生きねばならぬ。生きるためには戦わねばならぬ。名は揚げねばならぬ。金はもうけねばならぬ。命がけの勝負はしなければならぬ。徳冨蘆花

人は生きねばならぬ。生きるためには戦わねばならぬ。名は揚げねばならぬ。金はもうけねばならぬ。命がけの勝負はしなければならぬ。徳冨蘆花

徳冨蘆花は明治時代を中心に活躍した作家で、小説だけでなくエッセイや翻訳書でもさまざまな作品を残しました。

そんな思想や生き方までも文字として残してきた偉大な文豪による、生きることとはどのようなものかという考え方を示した言葉です。

時間が過ぎていくことだけが生きることではなく、富や名声を手にするために必死に進んでいく姿こそが活きるということなのだと語っています。

自分の人生と真剣に向き合えているのか、真の意味で生きているのかなど、これまでの歩みや今後の進み方を考えるきっかけにもなりそうな言葉ですね。

文豪の名言。魅力的な作品をつづる文豪からのメッセージ(31〜40)

都会の生活は非人情であり、そしてそれ故に、遙かに奥床しい高貴の道徳に適っている萩原朔太郎

都会の生活は非人情であり、そしてそれ故に、遙かに奥床しい高貴の道徳に適っている萩原朔太郎

「日本近代詩の父」としても有名な萩原朔太郎の名言です。

マンドリン奏者でもあり、ギターも学んでいました。

萩原朔太郎の演奏は感情がこもっていたそうです。

「音楽は正確なテンポと感情が大事だよ」と娘さんにもよく言っていたことでも知られています。

萩原朔太郎の作品から、この言葉の奥深さを感じ取っていただければ幸いです。

小説以外にも、東京や札幌などに萩原朔太郎の言葉に触れられる場所があります。

この言葉が気になった方は、作品にぜひふれてみてくださいね。

自覚さえすればどんな生活にだって深い意味が出来る。永井荷風

自覚さえすればどんな生活にだって深い意味が出来る。永井荷風

なんでもない退屈な毎日だなと思っている方は、この言葉を読んで、視点を変えてみてはいかがでしょうか。

こちらは、『あめりか物語』や『濹東綺譚』などを手掛けた小説家、永井荷風さんの言葉です。

毎日の視点を少し変える、丁寧に生きる、そうすることでささいな幸せや、今まで気づかなかったことに気付け、もっと人生に意味ができて豊かになるのではないかと伝えています。

何の意味があるんだと思うようなことも、視点を変えれば何か意味が見えてくるかもしれませんよ!

おわりに

文豪たちの名言を紹介しましたが、いかがでしたか。

文豪たちは作品の中でさまざまなメッセージを伝えてくれていますが、作品外のところでもこうしてさまざまな言葉を伝えてくれているんですね。

気になる名言を見つけた方は、ぜひその方の作品にも触れてみてくださいね。