【東京砂漠】前川清の歌いやすい曲まとめ【2025】
1969年に内山田洋とクール・ファイブのリードボーカリストとしてリリースした『長崎は今日も雨だった』が大ヒットを記録、その後も『噂の女』『東京砂漠』などの日本の音楽史に残る名曲を発表するも、1987年にグループを脱退して以降はソロアーティストとして長きに渡って現役の歌手として歌い続けている前川清さん。
艶っぽい低音から伸びやかな高音まで安定した歌唱力でこなしながらも、ご本人は歌手という職業にそれほど固執してないというのも興味深いですよね。
そんな前川さんが歌ってきた人気曲の中から、比較的初心者の方でも取り組みやすい曲を選んでまとめてみました。
カラオケの参考に、ぜひごらんください。
- 【演歌元年】長山洋子の歌いやすい曲まとめ【2025】
- 【花便り】竹島宏の歌いやすい曲まとめ【2025】
- 【マイトガイ】小林旭の歌いやすい曲まとめ
- 【演歌の女王】八代亜紀の歌いやすい曲まとめ
- 【2025】歌いやすい演歌~往年の名曲から最近のヒット曲まで【男性歌手編】
- 【演歌界の女王】石川さゆりの歌いやすい曲まとめ【2025】
- 【低音の魅力】山川豊の歌いやすい曲まとめ【2025】
- 【2025】演歌の代表的な有名曲。定番の人気曲まとめ【初心者向け】
- 【みちのくひとり旅】山本譲二の歌いやすい曲まとめ【2025】
- 【アジアの歌姫】テレサ・テンの歌いやすい曲まとめ
- 【ラスボス】小林幸子の歌いやすい曲まとめ【2025】
- 【2025】カラオケでおすすめの簡単な演歌~男性歌手編
- 【2025】高音が魅力的な男性歌手のオススメ演歌
【東京砂漠】前川清の歌いやすい曲まとめ【2025】(1〜10)
別れ曲でも唄って前川清

「別れ曲」と書いて「わかれうた」と読ませるセンス、実にいいですよね。
前川さん曲の中では名曲『男と女の破片』を生み出した荒木とよひささん作詞、都志見隆さん作曲による1993年リリースの人気曲です。
この曲は同年の紅白歌合戦でも披露されましたから、聞き覚えがある人も多いでしょう。
ゆったりとした6/8拍子のリズムでしっとりと艶やか、複雑な女心を歌い上げる前川さんの歌唱はまさに絶品ですよね。
音程の上下がやや激しいため、音を外してしまわないように注意しながら、低音と高音のコントラストに意識しつつ歌ってみてください。
演歌的なこぶしは控えめながらビブラートは頻出、特にサビ前の力強いフェイク風の歌唱はやや難しいため重点的に練習しましょう!
愛と戯れの隣りに…前川清

時代のはやりとは無縁の魅力を放つ、哀愁漂うホーンの音色と上品なストリングスも印象的な2005年にリリースされた前川清さんのシングル曲です。
割り切れない複雑な女心の悲哀を艶やかに歌い上げる、前川清節が際立つ名曲でカラオケでの人気も高いのですね。
サウンドやメロディは全体的に演歌寄りながら、やや歌謡曲のテイストも残したタイプの楽曲ということで演歌初心者の方でも歌いやすいと言えそうです。
6/8拍子のリズムを感じながら、歌詞の一語一語をしっかりと発声して伸びやかに歌い上げてみてください。
胸の汽笛は今も前川清

前川清さんの長いキャリアの中では『男と女の破片』や『別れ曲でも唄って』などの人気曲を手掛けた名作曲家、都志見隆さんが作曲を担当しているこちらの『胸の汽笛は今も』は、2021年にリリースされた令和における前川さんのシングル曲。
哀愁漂うミディアムバラードといった趣で、楽曲的にはほとんどJ-POPに近い構成ですから演歌初心者の方でカラオケで歌いやすいタイプの曲と言えそうですね。
とはいえ完コピするなとなればビブラートは必須ですから、苦手な方はこの曲でビブラートを練習してみるのもいいかもしれません!
【東京砂漠】前川清の歌いやすい曲まとめ【2025】(11〜20)
抱きしめて前川清

1990年代をよく知る世代であれば、短い期間ながらテレビ放送されていた『知ってドーするの!?』というバラエティ番組を覚えている方はいらっしゃるはず。
そのエンディングテーマとして起用されていたのが、前川清さんが1996年にリリースしたシングル曲『抱きしめて』です。
壮大なオーケストレーションが盛り上げる歌謡曲バラードといった趣で、前川さんの歌唱も演歌的なテクニックはやや控えめにしている印象ですね。
メロディは素直な展開で演歌に慣れていない方でも取り組みやすいメロディですが、ロングトーンのビブラートを完ぺきにこなすのは正直簡単ではないですね。
最初から原曲通りに歌うのではなく、少しずつ近づけていくくらいの気持ちで練習あるのみです!
風潮前川清

こちらの『風潮』は2023年に55周年を迎え、ますます精力的な活動を続けている前川清さんが2024年にリリースしたシングル曲です。
シンガーソングライターの永井龍雲さんによる提供曲で、タイトル通り昨今の「風潮」について嘆きながらもお互いをいたわり合う大切さが書かれた歌詞は、中高年の方々に限らず多くの人が共感するものでしょう。
丁寧に伸びやかに歌い上げる前川さんの歌唱もあって、メッセージソングでも変に押しつけがましいところがないというのもいいですよね。
キーは低いため高音が苦手な方でも挑戦しやすい曲ですが、実は幅広い音域をカバーしており、特に前川さんのように力強い低音をしっかりと歌うのは意外と難しいものです。
あまりにも低いと感じる場合は、キーを調整して自分に合った音域で歌ってみてくださいね。
恋唄前川清

前川清さんをよく知る方であれば、本稿で紹介する名曲『恋唄』から前川さんがオーナーの競走馬「コイウタ」の名前を取ったことはご存じでしょう。
『恋唄』は元々1972年に内山田洋とクール・ファイブ時代にリリースしたシングル曲で、後に前川さん自身のソロ曲として1989年に改めて発表、2007年には「前川清&クール・ファイブ」名義で2007年バージョンを再リリースするなど、前川さんにとっては思い入れのある曲なのですね。
哀愁たっぷりのイントロのサックスの音色がたまらないムーディーな歌謡曲といった趣で、艶っぽい低音から伸びやかなサビの高音まで前川さんの歌声の魅力が詰まった名曲ですからぜひカラオケで挑戦したいところ。
音域の幅はやや広めですが得先述したように演歌というよりは歌謡曲タイプで、昭和歌謡を歌い慣れている方であれば問題なく歌いこなせるでしょう。
東京砂漠前川清

1976年にリリースされた内山田洋とクール・ファイブの大ヒット曲であり、後に前川清さんがソロでも歌唱して紅白歌合戦でも披露された名曲中の名曲がこちらの『東京砂漠』です!
哀愁にむせび泣くようなイントロ、『東京砂漠』という都会の孤独とそれでもここで生きていくという意思を感じさせる歌詞を、ドラマチックに切々と歌い上げる前川さんの見事な歌唱……CMでもよく起用されている曲ですから、若い世代でも一度は耳にしたことがあるという方は多いでしょう。
カラオケでも大人気の曲ですが、音域は非常に幅広くかなり低い音から一気に高音へと駆け上がるメロディラインをスムーズに歌い上げるのは決して簡単ではないですが、メロディ自体は非常に覚えやすいですし、自分に合ったキーに調整しつつ挑戦してみてください。