【東京砂漠】前川清の歌いやすい曲まとめ【2025】
1969年に内山田洋とクール・ファイブのリードボーカリストとしてリリースした『長崎は今日も雨だった』が大ヒットを記録、その後も『噂の女』『東京砂漠』などの日本の音楽史に残る名曲を発表するも、1987年にグループを脱退して以降はソロアーティストとして長きに渡って現役の歌手として歌い続けている前川清さん。
艶っぽい低音から伸びやかな高音まで安定した歌唱力でこなしながらも、ご本人は歌手という職業にそれほど固執してないというのも興味深いですよね。
そんな前川さんが歌ってきた人気曲の中から、比較的初心者の方でも取り組みやすい曲を選んでまとめてみました。
カラオケの参考に、ぜひごらんください。
【東京砂漠】前川清の歌いやすい曲まとめ【2025】(1〜10)
歩いて行こう前川清

コロナ禍で世界中が混乱していた時期に発表された、心温まる人生の応援歌ですね。
2020年リリースのこちらの『歩いて行こう』は、前川清さんのシングル曲で実は前川さんの実の息子である紘毅演さんが作詞と作曲を務め、コーラスには娘の侑那さんが参加したという、まさに前川ファミリーで作り上げた楽曲なのですよ。
歌や歌謡曲ではなく、いわゆるJ-POP的な作りで前川さんの語りかけるような歌唱が心に響きます。
シンプルなメロディでとても歌いやすいですし、家族で行くカラオケでぜひお父さんに歌ってもらいたいですね!
愛がほしい前川清

演歌や歌謡曲の世界では女心を描いた歌詞を男性が歌う、というパターンも多いですが前川清さんが1988年にリリースしたシングル曲『愛がほしい』もその一つですね。
前川さんは女心を歌う曲の達人といっても過言ではなく、雨の夜やお酒といったキーワードを用いて、失恋したばかりと思われる女性のさびしさやむなしさを巧みな情景描写で描いた歌詞を見事に歌い上げています。
演歌というよりはムード歌謡に近い雰囲気で、音域の幅もほぼ平均的、難しいこぶし回しなども登場しませんから演歌初心者の方もぜひカラオケで挑戦してみてください。
別れ曲でも唄って前川清

「別れ曲」と書いて「わかれうた」と読ませるセンス、実にいいですよね。
前川さん曲の中では名曲『男と女の破片』を生み出した荒木とよひささん作詞、都志見隆さん作曲による1993年リリースの人気曲です。
この曲は同年の紅白歌合戦でも披露されましたから、聞き覚えがある人も多いでしょう。
ゆったりとした6/8拍子のリズムでしっとりと艶やか、複雑な女心を歌い上げる前川さんの歌唱はまさに絶品ですよね。
音程の上下がやや激しいため、音を外してしまわないように注意しながら、低音と高音のコントラストに意識しつつ歌ってみてください。
演歌的なこぶしは控えめながらビブラートは頻出、特にサビ前の力強いフェイク風の歌唱はやや難しいため重点的に練習しましょう!
愛と戯れの隣りに…前川清

時代のはやりとは無縁の魅力を放つ、哀愁漂うホーンの音色と上品なストリングスも印象的な2005年にリリースされた前川清さんのシングル曲です。
割り切れない複雑な女心の悲哀を艶やかに歌い上げる、前川清節が際立つ名曲でカラオケでの人気も高いのですね。
サウンドやメロディは全体的に演歌寄りながら、やや歌謡曲のテイストも残したタイプの楽曲ということで演歌初心者の方でも歌いやすいと言えそうです。
6/8拍子のリズムを感じながら、歌詞の一語一語をしっかりと発声して伸びやかに歌い上げてみてください。
風潮前川清

こちらの『風潮』は2023年に55周年を迎え、ますます精力的な活動を続けている前川清さんが2024年にリリースしたシングル曲です。
シンガーソングライターの永井龍雲さんによる提供曲で、タイトル通り昨今の「風潮」について嘆きながらもお互いをいたわり合う大切さが書かれた歌詞は、中高年の方々に限らず多くの人が共感するものでしょう。
丁寧に伸びやかに歌い上げる前川さんの歌唱もあって、メッセージソングでも変に押しつけがましいところがないというのもいいですよね。
キーは低いため高音が苦手な方でも挑戦しやすい曲ですが、実は幅広い音域をカバーしており、特に前川さんのように力強い低音をしっかりと歌うのは意外と難しいものです。
あまりにも低いと感じる場合は、キーを調整して自分に合った音域で歌ってみてくださいね。