【東京砂漠】前川清の歌いやすい曲まとめ【2025】
1969年に内山田洋とクール・ファイブのリードボーカリストとしてリリースした『長崎は今日も雨だった』が大ヒットを記録、その後も『噂の女』『東京砂漠』などの日本の音楽史に残る名曲を発表するも、1987年にグループを脱退して以降はソロアーティストとして長きに渡って現役の歌手として歌い続けている前川清さん。
艶っぽい低音から伸びやかな高音まで安定した歌唱力でこなしながらも、ご本人は歌手という職業にそれほど固執してないというのも興味深いですよね。
そんな前川さんが歌ってきた人気曲の中から、比較的初心者の方でも取り組みやすい曲を選んでまとめてみました。
カラオケの参考に、ぜひごらんください。
【東京砂漠】前川清の歌いやすい曲まとめ【2025】(11〜20)
胸の汽笛は今も前川清

前川清さんの長いキャリアの中では『男と女の破片』や『別れ曲でも唄って』などの人気曲を手掛けた名作曲家、都志見隆さんが作曲を担当しているこちらの『胸の汽笛は今も』は、2021年にリリースされた令和における前川さんのシングル曲。
哀愁漂うミディアムバラードといった趣で、楽曲的にはほとんどJ-POPに近い構成ですから演歌初心者の方でカラオケで歌いやすいタイプの曲と言えそうですね。
とはいえ完コピするなとなればビブラートは必須ですから、苦手な方はこの曲でビブラートを練習してみるのもいいかもしれません!
抱きしめて前川清

1990年代をよく知る世代であれば、短い期間ながらテレビ放送されていた『知ってドーするの!?』というバラエティ番組を覚えている方はいらっしゃるはず。
そのエンディングテーマとして起用されていたのが、前川清さんが1996年にリリースしたシングル曲『抱きしめて』です。
壮大なオーケストレーションが盛り上げる歌謡曲バラードといった趣で、前川さんの歌唱も演歌的なテクニックはやや控えめにしている印象ですね。
メロディは素直な展開で演歌に慣れていない方でも取り組みやすいメロディですが、ロングトーンのビブラートを完ぺきにこなすのは正直簡単ではないですね。
最初から原曲通りに歌うのではなく、少しずつ近づけていくくらいの気持ちで練習あるのみです!
長崎は今日も雨だった前川清

ボーカリスト、前川清さんの記念すべき出発点となった名曲『長崎は今日も雨だった』は、1969年に内山田洋とクール・ファイブがリリースした大ヒット曲です。
いわゆるご当地ソングの代表的なナンバーでもあり、『長崎の女』や『長崎ブルース』と並ぶ長崎をテーマとした人気曲ですね。
後に多くの歌手によってカバーされ、前川さん自身もソロとしてこの曲を歌い続けていますから、世代を問わず一度は聴いたことがあるでしょう。
4/4拍子でメロディラインが基本的に三連符という構成となっており、サビの盛り上がる部分でさらりと2/4拍子が盛り込まれるところなど、リズム取りに注意しながら歌うといいですよ。
恋唄前川清

前川清さんをよく知る方であれば、本稿で紹介する名曲『恋唄』から前川さんがオーナーの競走馬「コイウタ」の名前を取ったことはご存じでしょう。
『恋唄』は元々1972年に内山田洋とクール・ファイブ時代にリリースしたシングル曲で、後に前川さん自身のソロ曲として1989年に改めて発表、2007年には「前川清&クール・ファイブ」名義で2007年バージョンを再リリースするなど、前川さんにとっては思い入れのある曲なのですね。
哀愁たっぷりのイントロのサックスの音色がたまらないムーディーな歌謡曲といった趣で、艶っぽい低音から伸びやかなサビの高音まで前川さんの歌声の魅力が詰まった名曲ですからぜひカラオケで挑戦したいところ。
音域の幅はやや広めですが得先述したように演歌というよりは歌謡曲タイプで、昭和歌謡を歌い慣れている方であれば問題なく歌いこなせるでしょう。
東京砂漠前川清

1976年にリリースされた内山田洋とクール・ファイブの大ヒット曲であり、後に前川清さんがソロでも歌唱して紅白歌合戦でも披露された名曲中の名曲がこちらの『東京砂漠』です!
哀愁にむせび泣くようなイントロ、『東京砂漠』という都会の孤独とそれでもここで生きていくという意思を感じさせる歌詞を、ドラマチックに切々と歌い上げる前川さんの見事な歌唱……CMでもよく起用されている曲ですから、若い世代でも一度は耳にしたことがあるという方は多いでしょう。
カラオケでも大人気の曲ですが、音域は非常に幅広くかなり低い音から一気に高音へと駆け上がるメロディラインをスムーズに歌い上げるのは決して簡単ではないですが、メロディ自体は非常に覚えやすいですし、自分に合ったキーに調整しつつ挑戦してみてください。
おわりに
前川さんのヒット曲や有名曲は、最初に触れたようにど演歌というよりは歌謡曲に近しい曲が多いですし、演歌初心者の方であっても取っつきやすいといえるかもしれませんね。
前川さんならではの艶やかな低音を明瞭な発音で出すというのは正直簡単ではないですが、渋く色気のある歌唱をカラオケで再現できるように、今回の記事を参考にしてぜひ練習してみてくださいね。