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Pablo Haiku の検索結果(121〜130)
木枯や ひろ野を走る 雪のかげ森鴎外
冬の訪れを告げる冷たい北風の季節を詠んだ句です。
「ひろ野」は広々とした野原を意味していて、そこを吹き抜ける木枯らしの勢いが感じられますね。
「雪のかげ」とは、空をかすめるように舞う雪の姿のこと。
まだ積もるほどではなく、ちらちらと舞う雪が風に乗って走るように見える光景が目に浮かぶようです。
冷たさの中にも、自然の動きや冬の美しさを感じさせるこちらの一句。
晩秋から初冬へと移りゆく11月、季節の変わり目の寒さと静けさを、しみじみと味わえますよ。
アディオス・ノニーノ(Adios Nonino)Ástor Piazzolla

巡業中に父親の訃報をうけたピアソラが、父に捧げて作った楽曲です。
題名の「ノニーノ」はイタリア語で「おじいちゃん」の意味で、父親の愛称でありました。
さよなら、おじいちゃん…といったところでしょうか。
とても美しい、胸が切なくなる曲です。
故郷や どちらを見ても 山笑ふ正岡子規
春の明るい情景が浮かぶ作品をご紹介しますね。
この俳句は正岡子規が故郷の春を思い詠んだ句と言われています。
季語は「山笑ふ」で、春の山の草花が一斉に芽吹くような、生命力あふれる温かな風景を連想させます。
「どちらも見ても」という言葉で、どこを見ても春の気配が感じられるのだと分かりますね。
春は誰もが心の踊る季節です。
この句を詠んだ正岡子規もきっとそうだったのでしょう。
故郷の春を思いだしふっと目を閉じたくなる作品です。
筍や 目黒の美人 ありやなし正岡子規
正岡子規が春の楽しさを感じて詠んだ一句です。
季語は「筍」。
筍は春になると土から顔を出す若い竹の芽で、日本では昔から春の味として楽しみます。
句に出てくる「目黒」は、今の東京の一部で、当時は筍が名物の場所。
筍ご飯を出すお店が並び、そこに立つ若い女性も春の風景の一部だったと言われています。
子規は、にぎやかな春の風物を見て、「筍があるよ、そして目黒には美人もいるのかな?」と軽やかに気持ちを遊ばせたのです。
「ありやなし」の言い回しは、まるで友達に話しかけるように、「いるのかいないのかな?」と優しく問いかけているように聞こえます。
ちょっとくすっと笑える春の旅のようです。
夏の空 青い絵の具が こぼれてるNEW!
夏の空は、雲もなくどこまでも青く広がっていますよね。
夏特有の青い空ですが、夏にしか見られないものや夏のイメージが強いもので、俳句を詠んでみましょう。
それらを比喩的表現と一緒に詠むと、考えのある深みを感じる俳句にもなりそうです。
青い空なら青い絵の具のようといったように、自分が感じたままの言葉で詠んでみてくださいね。
小学生ならではの発想に、大人では作れない驚くような名作も生まれるかもしれませんよ。
子供たちの自由な発想力や表現力が楽しめる俳句です。
雛祭る 都はづれや 桃の月与謝蕪村
3月の行事の1つに、桃の節句があります。
自宅に華やかでかわいらしい、桃の節句のお人形を飾っているとほほえましく思いますよね。
都からはずれた田舎でも、冬の厳しい寒さをのりこえて、迎えたひな祭り。
そう考えると、庶民のつつましい生活も伺えますね。
高齢者の方も、幼い頃のひな祭りの時期と重なる部分もこの俳句にはあるかもしれませんね。
俳句を詠みながら、高齢者の方のひな祭りの思い出話をするのもいいですね。
話に花が咲いて会話が弾むかもしれませんよ。
ブエノスアイレスの冬Ástor Piazzolla

「リベルタンゴ」を作曲したアストル・ピアソラさんのもう一つの代表曲「ブエノスアイレスの四季」の中から「ブエノスアイレスの冬」です。
ブエノスアイレスはアルゼンチンの首都でタイトル通り重厚なメロディがブエノスアイレスの冬を表現しています。
ピアソラのアルゼンチンタンゴは、それまでの概念を壊した自由表現に富んだものだったため、当初は評判がよくありませんでした。
徐々にピアソラさんの音楽性が認められ、現在ではアルゼンチンタンゴの名曲とされています。
二ン月や 天神様の 梅の花小林一茶
天神様というのは、政治家であり学問の神様としても有名な菅原道真のことですね。
さまざまな能力に長け尊敬される人物だったことから、亡くなってからも天神様として崇められています。
菅原道真は梅の花をこよなく愛した言われており、この句にも季語として梅の花が登場していますよ。
冒頭の二ン月は俗語で誤用だと言われますが、一方で小林一茶らしいという声も聞かれます。
どちらが正しいかはさておき、2月の俳句の1つとしてお楽しみいただければ幸いです。
顔に似ぬ 発句も出でよ 初桜松尾芭蕉
自分や弟子たちが年齢を重ねてきた様子を描きつつ、その年齢をものりこえる桜の美しさも伝えていく俳句です。
初桜の美しさを表現する時には、年齢を重ねた顔には似合わないような言葉が飛び出すものだというところを表現していますね。
初桜を表現するときには若々しい言葉を使った方がいいという、弟子たちへの教えのようにも感じられます。
言葉に込められた年齢感、それをどのようにコントロールするのかというテクニックも込められたような内容ですね。
元日や 晴れてすゞめの ものがたり服部嵐雪
新しい一年の始まりである元日の朝は、すがすがしい気持ちを感じますよね。
新しい年を迎えた朝に、外からすずめのさえずりが聞こえてきたら、さらに爽やかな気持ちにもなれそうです。
初日の出や、初詣など新しい年をイメージできる言葉で、俳句を詠んでみるのもいいですね。
特別な雰囲気を感じる元日の朝やお正月にふさわしい俳句が、高齢者の方も作れるのではないでしょうか?
俳句を作って詠みながら、高齢者の方も新しい年や季節を感じられますよ。
そこから、お正月の話題も広がりそうですね。
Pablo Haiku の検索結果(131〜140)
パジャドーラ(Payadora)Julian Plaza

アルゼンチンのバンドネオン奏者リアン・プラサらしい、哀愁がある自由な表現が特徴的なこちらの『パジャドーラ』。
アルゼンチンタンゴらしい重厚なメロディがときおり登場しますが、基本的には明るい曲調となっています。
フリアン・プラサの曲の中でもノリが良いため、スペイン語圏では多くの支持を受けています。
女子フィギュアスケートの浅田真央選手によるプログラム曲(2008-2009シーズンEX)の後半部分を使用され、フィギュアスケートファンであれば知っている人も多いことでしょう。
夕燕 我にはあすの あてはなき小林一茶
夕燕とは夕暮れに飛ぶつばめのことです。
つばめには帰る巣があるのに対し、小林一茶にはこのとき宿泊できる場所のあてがなかったのでしょう。
その寂しさや心細さを、そっと燕に話しかけているのかもしれません。
小林一茶は3歳の時に実の母親を亡くし、8歳で新しい母親ができましたがなじめず、奉公に出されたという過去があります。
そういった心情も奥底にあるのでしょうか……。
卒業シーズンである3月にぴったりの作品ですね。
俳句を作る3つのステップ

俳句甲子園の実行委員から学ぶ!
俳句を作る3つのステップのアイデアをご紹介しますね。
俳句を作ってみたいけど、どのような工程で作っていけば良いのか分からないという方や俳句の作り方を知りたいと思っている方も、多いのではないでしょうか?
そんな時に活用したい、俳句を作る3つのステップのアイデアです。
動画の中では、俳句甲子園の実行委員会の方から、わかりやすく丁寧にポイントを学べますよ!
ぜひ、取り組んでみてくださいね。
痩蛙 負けるな一茶 是に有小林一茶
痩せたカエルを応援する一茶の姿が印象的な俳句です。
この作品は俳句全体の中でも有名で、特に最後の「一茶これにあり」は独特でめずらしい表現です。
メスの争奪戦に負けそうなカエルを応援しながら、自分はここにいると言っているのですね。
この俳句は、なかなか結婚できない自分の不遇をカエルに重ねたという説、病弱なわが子に対して詠んだという説があります。
一茶は52歳の時に初めて結婚しますが、生まれた子供たちはみな次々に亡くなってしまいます。
その背景を知ると、カエルを応援する一茶の気持ちがよく分かりますよね。
夏休み明日もグウタラする自分
春休みや冬休みよりも、夏休みの期間が長い小学校もありますよね。
長期休みは、子供達も不規則な生活になりがちです。
そういった毎日を詠んでいるかのような、俳句ですね。
特に夏休みは暑さもあってか、体を動かすのもしんどさを感じやすい様です。
子供達も何もせずに、グウタラしたくなってしまいますね。
素直な子供の気持ちが表現されています。
子供達のグウタラした姿に、イライラしてしまう保護者も多そうですよね。
そんな家庭の背景まで読み取れ、ユニークさも感じます。
オレ・グアッパ(Olé Guapa)ALFRED HAUSE

よく聴く、コンチネンタル・タンゴの名曲です。
題名を、「オレガッパ」ということもあります。
スペイン語で”Olé”は合いの手というか、掛け声であり、”Guapa”は「かわいい」の意味で、合わせて「よう!
ぺっぴんさん!」とでもいう意味でしょうか。
紫陽花や 帷子時の 薄浅黄松尾芭蕉
6月の代表的な花として知られる紫陽花と夏の衣類である帷子。
薄浅黄というのは、淡い青緑色のことです。
この俳句では、紫陽花が咲き、帷子を着る季節がやって来た……という季節の移ろいを表していますよ。
涼しげで爽やかな初夏の風景を思い浮かべられる、松尾芭蕉の俳句の中でも有名な一句です。
時間があるなら、芭蕉と同じように季節の移ろいを感じられる瞬間を探してみてはいかがでしょうか。
見落としているステキな瞬間が意外にたくさんあるかもしれませんよ。
LIFE IS GOODHilcrhyme

2012年にリリースされた4枚目のアルバム「LIKE A NOVEL」の最後を飾る楽曲です。
クラシックの定番曲、パッヘルベルのカノンをサンプリングしたメロディに乗せて、後悔のない人生を送ろう、というメッセージを歌っています。
聴くと前向きな気分になれる1曲です。
春の夜は 桜に明けて しまひけり松尾芭蕉
春の夜はあたたかく、心地よく過ごせる季節です。
その夜、桜を眺めながらゆったりしているうちに、楽しさのあまり時間を忘れ、気がつけば夜が明けて朝になってしまった、という様子をえがいています。
「しまひけり」という言葉には、楽しい夜が終わってしまった名残惜しい気持ちもこめられています。
桜の美しさと春の夜のやさしい静けさを、短い言葉でしずかに伝える一句で、小学生にも春のワクワクした気持ちや、自然の美しさが感じられる俳句です。
菜の花が しあはせさうに 黄色して細見綾子
一人ひとりの考えや感情や視点のものや、直感的な俳句が多い細見綾子の俳句をご紹介します。
「菜の花が しあはせさうに 黄色して」は、暖かな陽気の中で、菜の花がたくさん咲いている様子が伺えますね。
また、細見綾子の人生をみると違った解釈もできます。
細見綾子は、20代までに愛する家族と病気などの理由により、別れを経験しています。
さらに自分自身も長い期間闘病生活を送っていました。
自分とは違い、菜の花は咲き誇り幸せそうといった、対照的にも感じられる俳句になっていますよ。

