【メリカントのピアノ曲】北欧フィンランドの作曲家による優美な小品
1868年に北欧フィンランドのヘルシンキで、スウェーデン人の両親のもとに生まれた作曲家、オスカル・メリカントさん。
多芸多才であった彼は演奏者としても非常に有名で、フィンランド中でピアニスト、オルガニスト、指揮者として活躍し、自身の手で自作品を披露していたといいます。
本記事では、そんな音楽的才能に恵まれたメリカントさんが手掛けた作品のなかから、ピアノ独奏のために書かれた楽曲をご紹介します。
北欧の大地が目の前に浮かび上がるような、穏やかで優美な作品の数々を、ぜひお楽しみください。
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【メリカントのピアノ曲】北欧フィンランドの作曲家による優美な小品(11〜20)
Pikku Anjan elämästä Op.112 第4曲「物語」Oskar Merikanto
Oskar Merikanto: Kertomus Op 112, No 4 Clark Bryan, piano

オスカル・メリカントさんは北欧フィンランドを代表する作曲家のひとりです。
彼が紡ぐ優しくのびやかなメロディと温かみのあるハーモニーは、まるで絵本のなかに迷い込んだかのような夢見心地な気分にさせてくれます。
『Pikku Anjan elämästä Op.112』は子供の日常をテーマにした6曲からなるピアノ組曲。
どの曲も物語性に富み、子供の無邪気な遊びや家族団らんのひとときを感じさせてくれます。
物語のワンシーンを切り取ったかのような第4曲は、ゆったりとした3拍子に乗せたメロディが印象的。
聴く人それぞれの想像力をかきたてる、愛らしくも味わい深い1曲です。
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おわりに
メリカントさんの作品は、発表会でも人気の『ゆるやかなワルツ』や『夏の夜の牧歌』をはじめ、穏やかで温かみにあふれた作品ばかり!
これを機に、今まで触れることのなかったメリカント作品にも挑戦してみてはいかがでしょうか?





