【メリカントのピアノ曲】北欧フィンランドの作曲家による優美な小品
1868年に北欧フィンランドのヘルシンキで、スウェーデン人の両親のもとに生まれた作曲家、オスカル・メリカントさん。
多芸多才であった彼は演奏者としても非常に有名で、フィンランド中でピアニスト、オルガニスト、指揮者として活躍し、自身の手で自作品を披露していたといいます。
本記事では、そんな音楽的才能に恵まれたメリカントさんが手掛けた作品のなかから、ピアノ独奏のために書かれた楽曲をご紹介します。
北欧の大地が目の前に浮かび上がるような、穏やかで優美な作品の数々を、ぜひお楽しみください。
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【メリカントのピアノ曲】北欧フィンランドの作曲家による優美な小品(11〜20)
子どもの世界より Op.31 第2曲「眠って、私の可愛いお人形さん-子守歌」Oskar Merikanto
Oskar Merikanto: Lullaby/Berceuse Op 31, No 2 Clark Bryan, piano

オスカル・メリカントさんはフィンランドを代表する作曲家のひとり。
ピアノ独奏のために書かれた小品集『子どもの世界より Op.31』は、そのなかでもとりわけ人気のある作品です。
第2曲に収められている子守歌は、親が子どもに寄り添う優しさに満ちたメロディが印象的。
シンプルな曲調ながら、子守歌特有の温かみとやさしさを感じさせてくれます。
本作を通して、大切なわが子を思う親の気持ちに触れられるでしょう。
リラックスしたいときや赤ちゃんを寝かしつけるシーンにオススメの1曲です。
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おわりに
メリカントさんの作品は、発表会でも人気の『ゆるやかなワルツ』や『夏の夜の牧歌』をはじめ、穏やかで温かみにあふれた作品ばかり!
これを機に、今まで触れることのなかったメリカント作品にも挑戦してみてはいかがでしょうか?





