【子守唄】オルゴールの音色で赤ちゃんもぐっすり。心を癒やす優しい名曲
「赤ちゃんの寝かしつけがうまくいかない」「夜泣きで毎日つらい」……優しい音色のオルゴールが奏でる子守唄が、そんな悩みを解決してくれるかもしれません。
本記事では、クラシック界の巨匠たちが紡ぎ出した作品から、日本人にとってなじみ深い地方に根付いた民謡、そして映画やアニメの劇中で多くの人々の心をつかんだ名曲まで、心に響く子守唄や、心に平穏をもたらしてくれる楽曲を、オルゴールの温かな響きでお届けします。
赤ちゃんもご家族も、きっと穏やかな眠りにつけるはずです。
【子守唄】オルゴールの音色で赤ちゃんもぐっすり。心を癒やす優しい名曲(1〜10)
赤とんぼ作詞:三木露風/作曲:山田耕筰

夕焼け空を見て、遠い日の思い出が胸に広がる……そんなノスタルジックな情景を歌った作品です。
1955年公開の映画『ここに泉あり』で挿入歌となり、広く知られるきっかけとなりました。
赤ちゃんをあやす子守唄としてはもちろん、育児に励む大人の心も穏やかにしてくれるでしょう。
オルゴールの澄んだ音色で本作を聴くと、歌詞にある温かい記憶と切なさが静かに伝わってきて、優しい気持ちに包まれるかもしれませんね。
テル―の唄手嶌 葵

ささやくような歌声に、思わず耳を澄まして聴き入ってしまう、スタジオジブリ映画『ゲド戦記』で心に響く1曲です。
この楽曲は、孤独や満たされない心を、夕闇に舞うタカや雨に打たれる花の姿に重ねて詩的に描いています。
その静かで深い世界観に、心を揺さぶられた方も多いことでしょう。
2006年6月に手嶌葵さんのデビューシングルとして発売され、名盤『ゲド戦記歌集』にも収められました。
優しい音色は、眠りにつこうとする赤ちゃんにもきっと寄り添ってくれます。
いつも何度でも木村弓

温かい歌声と懐かしさを感じるメロディが心を穏やかにしてくれる、映画『千と千尋の神隠し』の主題歌。
木村弓さんが、ライアーと呼ばれるたて琴を奏でながら歌われている姿が、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?
この名曲がオルゴールの音色になると、その魅力は赤ちゃんを夢の世界へいざなう特別な子守唄に変わります。
繰り返される優しい旋律とオルゴール特有のゆらぎは、まるで静かな波音のよう。
赤ちゃんの健やかな眠りをそっと見守ってくれるでしょう。
【子守唄】オルゴールの音色で赤ちゃんもぐっすり。心を癒やす優しい名曲(11〜20)
子守唄 変ニ長調 Op.57Frederic Chopin

フレデリック・ショパンが作曲した、唯一子守歌の名を冠する作品。
左手の伴奏が揺りかごのように穏やかに繰り返されるなか、右手がきらめく光のように幻想的な変奏を紡ぎます。
1844年に公開された本作は、もともと「変奏曲」として構想されており、その夢見るような美しさから現在の名が与えられました。
聴く人の心を優しく包み込み、安らかな眠りの世界へと導いてくれるような美しい1曲。
赤ちゃんが眠る静かな夜はもちろん、一日を頑張った大人が心穏やかに過ごしたい時間にオススメです。
ドリーの子守唄Gabriel Faure

ガブリエル・フォーレさんが作曲したピアノ連弾のための組曲『ドリー』の第1曲『子守歌』。
この作品は、フォーレさんが愛情を注いだ女性の娘、ドリーの1歳の誕生日に向けて書かれた、優しさに満ちあふれた楽曲です。
オルゴールのきらめくような音色は、この曲が持つ温かい雰囲気と相性抜群。
そっと寄り添うような繊細なメロディは、赤ちゃんを心地よい眠りに導いてくれることでしょう。
ただ穏やかなだけでなく、洗練された和声の美しさが随所に光る名曲です。
眠りの精Johannes Brahms

ヨハネス・ブラームスの『眠りの精』は、心に安らぎを届ける子守唄に最適な1曲といえるでしょう。
子供の眠りを誘う、音数の少ないとても穏やかなメロディは、オルゴールの澄んだ音色と出会うことで、その魅力が一層深まります。
まるでゆりかごをそっと揺らすような優しいリズムは、赤ちゃんだけでなく、聴いているご家族の心まで温かく包み込んでくれるはず。
シンプルだからこそ伝わる音の美しさを、ゆったりと味わいたいですね。
G線上のアリアJ.S.Bach

どこまでも広がる澄み切った空を思い起こさせるような、穏やかな旋律が心に響く、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの名曲『G線上のアリア』。
この優雅で気品あふれるメロディがオルゴールの澄んだ音色で奏でられると、まるで天から降り注ぐ光の粒のようにキラキラと輝いて聴こえますよね。
規則正しく、そして優しく紡がれる音の連なりは、赤ちゃんの小さな胸の不安をそっと和らげ、深い安心感を与えてくれます。
心安らぐ旋律に包まれて、赤ちゃんもご家族も穏やかな夢の世界へといざなわれる、まさに魔法のような子守唄です。