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『天空の城ラピュタ』のもう一人の主役?人気キャラ・ムスカの名言

冒険ファンタジーアニメ映画の金字塔として、世代を超えた人気を誇るジブリ作品『天空の城ラピュタ』。

そんな作品の世界観を盛り上げるために重要な敵役として登場するのが、数あるジブリ作品の中でも屈指の人気を誇るキャラクター、ムスカですよね。

今回は、そんなムスカの名言をリストアップしました。

主人公たちよりも有名なセリフが多く、どれも印象的なものばかりですよ。

『天空の城ラピュタ』が好きな方も、きっとまた観たくなるはずです!

『天空の城ラピュタ』のもう一人の主役?人気キャラ・ムスカの名言

石のありかを言え、それともその大砲で私と勝負するかねムスカ

石のありかを言え、それともその大砲で私と勝負するかねムスカ

ムスカがシータから飛行石を託されたパズーと向き合い、大砲をこちらに向けているパズーに向かって言い放った言葉です。

ムスカ側には人質としてシータがいるので、勝負が難しいことはわかっていながらもあえて語りかけるという、ムスカの冷酷さも伝わってきます。

人質がいるから相手はこちらに譲るしかないはずだという、優位さをアピールしているようにも思える言葉です。

こちらが圧倒的に優位だという思い込みの表現から、油断についても強調して描かれているようなイメージですね。

一段落したらすべて焼き払ってやるムスカ

ラピュタの内部に張り巡らされた木の根に進路を阻まれたとき、これに不満を持ったムスカが放ったセリフです。

スムーズに目的地にたどり着けない、自分の思い通りにいかない状況にいらだちを覚える性格だということが、この何気ない一言からも見えてきますね。

自分が必要だと思わないものはすべてが不要だということで、自分をなによりも優先すべきものだという考え方も伝わるセリフです。

理想になるべくはやくたどり着きたいという欲求も込められている言葉ではないでしょうか。

ラピュタの力こそ人類の夢だからだムスカ

ラピュタの力こそ人類の夢だからだムスカ

ラピュタは地上の人類よりも高度な文明が込められていて、それはまさに夢といえるのだという、ラピュタへの期待もつまった言葉です。

地上を支配するのだというムスカの野望も踏まえると、自分の夢をかなえられるものがここなのだというメッセージにも思えてきますね。

このラピュタの力はどの時代にも求められるもので、人の欲求が尽きない限りはいつまでもラピュタが存続し続けるのだということも伝えています。

夢という言葉を使っていても、求めているのが暴力ということで、ムスカの本性が感じられるようなセリフですね。

旧約聖書にあるソドムとゴモラを滅ぼした天の火だよ。ラーマヤーナではインドラの矢とも伝えているがねムスカ

旧約聖書にあるソドムとゴモラを滅ぼした天の火だよ。ラーマヤーナではインドラの矢とも伝えているがねムスカ

強大な威力を見せ付けたラピュタの雷が、実は古い歴史の中でも語られていたものだったのだということを語ったセリフです。

旧約聖書の天の火、ラーマヤーナにおけるインドらの矢など、世界を変えたとされる力の表現は、このラピュタの雷が正体だったのだと伝えています。

古代の歴史にも刻まれるほどの存在だったのだと伝えることで、ラピュタの歴史とともにその恐怖についてもしっかりとアピールしています。

自分はそれほどの歴史がつまったものを手にしたのだという、誇らしさも感じられるような内容ですね。

あの石頭は私のより頑丈だよムスカ

あの石頭は私のより頑丈だよムスカ

パズーのことを心配するシータに向けて、大丈夫だという意味も込めつつ語りかけられたセリフです。

ここでのポイントは石頭というワードで、これは冒頭でシータに瓶で殴られて気絶させられたことへの皮肉も込められています。

冒頭のシーンを、そこから何日もたっているであろうシーンで追及するという、ムスカの根に持つ性格も見えてくるような言葉です。

やさしい言葉の中でも暴力をにおわせている点が、恐怖で人を支配しようとする姿勢も感じさせますね。

こいつが空から降ってこなければ、だれもラピュタを信じはしなかっただろうムスカ

こいつが空から降ってこなければ、だれもラピュタを信じはしなかっただろうムスカ

空から降ってきたロボット兵の残骸によってラピュタが信じられるようになったという、自分の野望のはじまりを語ったような言葉です。

周りをまきこめなければ自分の野望はかなえられない、そのきっかけが空からきたのだという喜びも見えるような内容ですね。

人の武力を求める姿勢こそが、自分の野望に利用するための近道だったのだという気づきのシーンにも思えますよね。

その後のムスカの行動を考えると、この発見と追及が本当に良かったのかという疑問もわいてくるような印象です。