人間讃歌をテーマとした傑作!『ジョジョの奇妙な冒険』の名言
1986年から週刊少年ジャンプ誌上にて連載が開始され、2005年以降はウルトラジャンプ誌上にて連載を続けている作品『ジョジョの奇妙な冒険』。
初期にはロマンホラーというキャッチコピーがあり、その独特の世界観とサスペンス性は多くのファンを魅了しました。
今回は、そんなジョジョに登場する名言の数々をご紹介します。
どれも登場キャラクターの生き様や覚悟を感じさせる言葉ばかりですよ。
まだ作品そのものを詳しく知らない方は、この機会にチェックしていただければ幸いです。
もくじ
- 人間讃歌をテーマとした傑作!『ジョジョの奇妙な冒険』の名言
- おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?ディオ・ブランドー
- 「覚悟」とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開く事だッ!ジョルノ・ジョバァーナ
- だが断る岸辺露伴
- 「一番の近道は遠回りだった」「遠回りこそが最短の道だった」ジャイロ・ツェペリ
- 質問を質問で返すなあーっ!! 疑問文には疑問文で答えろと学校で教えているのか?吉良吉影
- 恐怖はこれっぽっちも感じない おれにあるのは闘志だけだジャン・ピエール・ポルナレフ
- 信念さえあれば人間に不可能はない!人間は成長するのだ!してみせるッ!ジョナサン・ジョースター
- 運命とは眠れる奴隷だ、オレたちはそれを解き放つ事が出来た。それが勝利なんだブローノ・ブチャラティ
- 「友情」つーもんは何かを通して育てていくもんだと思うのよ東方仗助
- 後悔はない……今までの旅に………これから起こる事柄に……ぼくは後悔はない……花京院典明
- 「道」というものは自分で切り開くものだ空条承太郎
- おまえは……自分が「悪」だと気づいていない…もっともドス黒い「悪」だウェザー・リポート
- 真の失敗とはッ!開拓の心を忘れ!困難に挑戦する事に無縁のところにいる者たちの事をいうのだッ!スティーブン・スティール
- 「運命」にビクついて逃げたりもしない…!!それが邪魔なら……なおさら登り切ってやるトリッシュ・ウナ
- わたしは「結果」だけを求めてはいないレオーネ・アバッキオ
人間讃歌をテーマとした傑作!『ジョジョの奇妙な冒険』の名言
おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?ディオ・ブランドー

ディオの傷が回復していることを見てツェペリが投げかけた疑問に対し、ディオが無慈悲に言い放ったセリフです。
吸血鬼が傷を回復させるためには人の血が必要、自分にとって人はただの食事にすぎないのだという思いが込められています。
日常的な食事は命とは考えない、何人の命を奪ったかは自分にとっては考える必要がないものだと語っていますね。
人の命を何とも思っていないことが強く感じられる、身も心も吸血鬼になったということが伝わる言葉です。
「覚悟」とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開く事だッ!ジョルノ・ジョバァーナ

苦戦を強いられてやけになっているようにも見えたミスタに対して、ジョルノが考えをあらためさせるようにして放った言葉です。
犠牲になる気持ちで挑むことは覚悟とは言わない、道を切り開いて自分が進んでいくことこそが覚悟なのだと語っています。
先が見えない暗闇のような状況でも、あきらめずに策を考えること、そのうえで進み続けることが重要なのだと思わせてくれますね。
命を捨てる覚悟というものには価値がないのだと伝える、未来への希望も感じさせるようなセリフですね。
だが断る岸辺露伴

岸辺露伴の自分の考えを貫こうとする姿勢、どのような状況であっても信念を曲げないことが感じられるセリフです。
助かるための交換条件を投げかけられた時に放った言葉で、それを理解しつつもあえてシンプルな断りを投げつけています。
今までは力で言うことを聞かせてきた相手に「NO」を突きつけるのが好きなのだという、岸辺露伴の変態的な一面もシンプルな言葉の中に込められています。
命の危険よりも自分のプライドを優先した、生きざまを表現したようなセリフですね。
「一番の近道は遠回りだった」「遠回りこそが最短の道だった」ジャイロ・ツェペリ

遠回りをしたように思えても、それこそが最短のルートだという振り返りを語った、ジャイロ・ツェペリのセリフです。
「急がば回れ」を思わせるような内容で、体験も踏まえた言葉という点で説得力を高めているような印象です。
仲間への語りかけとしてのセリフということで、思い出を積み重ねてきたことへの感謝の気持ち、あたたかさも伝わってきますね。
ここからさらに何かを成し遂げようとする、決意のようなものも感じられる言葉です。
質問を質問で返すなあーっ!! 疑問文には疑問文で答えろと学校で教えているのか?吉良吉影

吉良吉影が放った、その時の状況にとまどって質問に質問を重ねてしまった美那子に怒った時のセリフです。
彼氏が爆殺されたという受け入れられない状況でも、相手の質問にはきちんと答えるべきだという、理不尽な考えの押しつけですね。
あり得ない状況で長々と正論をぶつけるというところからも、吉良吉影というキャラクターの不気味さが伝わりますね。
このシーンのような状況を想定せずに、言葉だけを見ると、この考え方にも共感できそうですね。
恐怖はこれっぽっちも感じない おれにあるのは闘志だけだジャン・ピエール・ポルナレフ

一度はディオの部下になっていたポルナレフが、自分の中で恐怖を克服したことをアピール、立ち向かう姿勢をあらわしたセリフです。
承太郎達と過ごしたことが恐怖をなくしてくれたという、自分の中で大切にしていることについても語っています。
恐怖がなくなり、闘志で満たされているからこそ、以前とは違った戦いができるのだと伝えています。
人は変わっていけるのだということや、前に向かっていこうという決意も感じられるような内容ですね。