数字が入る四字熟語。意味や使い方をわかりやすく解説
「一心不乱」「七転八起」「十人十色」…日常でも耳にするこれらの四字熟語、実はすべて数字が入っていることに気づいていましたか?
数字が入る四字熟語には、人生の教訓や心構えを表す言葉が多くあります。
一つの行動で二つの成果を得る様子を表す言葉や、何度失敗しても立ち上がる強さを示す言葉など、その意味を知ると日々の暮らしがより豊かに感じられます。
こちらの記事では、数字が入った四字熟語を集めました。
意味や使い方も詳しく解説していますので、日々の会話の中に取り入れてみてくださいね。
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数字が入る四字熟語。意味や使い方をわかりやすく解説(21〜30)
四面楚歌(しめんそか)
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敵や反対勢力に取り囲まれて逃げ場がなく、孤立した状態を四面楚歌と言います。
由来は、項王の軍が漢軍に追い詰められ立てこもったという中国のお話ですね。
詳しくは司馬遷の著書である『史記』の『項羽本紀』に収録されていますよ。
この言葉は現代でも、絶望的な状況に陥った際によく使われています。
あまり良くない状況を示す言葉ですが「四面楚歌を突破し成果を得られた」など、成功体験を表現する時にも使われる事がありますよ。
朝三暮四(ちょうさんぼし)
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目先の事にとらわれて結果が同じ事に気づかない状態を朝三暮四と言います。
この言葉は中国の故事に由来すると言われていますよ。
宋で暮らしていた狙公という人物は困窮を理由に、飼っていた猿に与えるトチの実の量を変える事にしました。
最初は「朝に3つ、夜に4つ」と伝えますが、猿が怒ったため「朝に4つ、夜に3つ」と言い換えます。
すると猿はたいそう喜んだそうですよ。
食べられるトチの実はどちらも7つなのですが、猿は朝の分が増えた事にしか気づかなかったのですね。
一石二鳥(いっせきにちょう)

1つ行動で2つの利益を得られた時に使う四字熟語、一石二鳥。
日本に広く浸透している言葉ですが、実はイギリスのことわざ「kill two birds with one stone.」の訳語なんですよね。
1羽の鳥に石を投げたところ2羽落ちてきた事が、この言葉が生まれた始まりと言われています。
一石三鳥や一石四鳥と言う事もありますが、これは一石二鳥から作られた造語ですよ。
対義語として「二兎を追う者は一兎をも得ず」が有名です。
七転八倒(しちてんばっとう)

体が激しく痛む時やひどく混乱している時に使われる四字熟語です。
7回転んで8回倒れる「七転八倒」という漢字が表す通り、痛みの強さや混乱具合が想像できますよね。
この言葉は中国の故事が由来で、世の中の乱れた様子を表しているそうですよ。
日常会話で使う際は、ケガした時や立っていられないほど悲しい出来事があった時にこの四字熟語で表現しますね。
漢字だけなら七転八起とよく似ていますが、意味が全く異なるので覚えておきましょう。
三寒四温(さんかんしおん)

三寒四温は、寒い日と暖かい日が7日周期で繰り返される事を指した言葉です。
1週間で気候が大きく変動するのは、シベリア高気圧が原因と言われています。
この言葉はシベリア高気圧の影響を受ける、中国東北部や朝鮮半島の冬を表すことわざなんですよ。
しかし日本は太平洋高気圧の影響も受けるため、三寒四温になる事はあまりありません。
そのため日本では、低気圧と高気圧が交互に訪れる春先の気温変化を表す際に使われる事が多くなってきています。
二人三脚(ににんさんきゃく)

運動会の競技としても有名ですが、日常生活で夫婦や家族で協力するときや仕事などでパートナーと進めていくときなどによく使われる四字熟語です。
二人で力を合わせて一つの課題や目標に取り組むときに多く使われる言葉です。
「新しい仕事は彼の協力もあり二人三脚で順調に進んでいる」「親子、二人三脚で受験に挑む」「夫婦で力を合わせ二人三脚で会社を立ち上げてきた」お互いに協力し合いながら長い道のりに取り組んできた様子などを伝えるときに使われることが多いでしょう。
家族との話をするときに使ってみるのも良いですね。
五臓六腑(ごぞうろっぷ)

こちらの四字熟語は「人間の体の内臓全て」を意味する言葉ですが今の時代は「おなかの底から」「体全体で」という意味で使われます。
「五臓」とは肝臓、心臓、ひ臓、肺臓、腎臓を表し、「六腑」とは胆、小腸、胃、大腸、ぼうこう、三焦を表しています。
飲み物や食べ物が体に染みわたるとき、何かに感動したり強く感じたりするときに使われることが多い四字熟語です。
体の部位をクイズに出しながら、こちらの四字熟語を使ったクイズを出しても盛り上がるかもしれませんね。
四六時中(しろくじちゅう)

子供から大人までよく耳にする四字熟語といえば、四六時中ではないでしょうか?
この「四六」とは、4×6=24……二十四時間の事を指していて、1日中ずっと何かしていたり、何かを考えている際によく使います。
例えば「四六時中スマホを見ている」「頭の中では四六時中仕事の事を考えている」などですね。
日常会話やビジネスシーンで多用される、誰でも表現として取り入れやすい四字熟語です。
「ずっと」を「四六時中」に置き換えて話してみましょう。
四苦八苦(しくはっく)

四苦八苦は、非常に苦労する事を表した四字熟語です。
由来は仏教用語と言われています。
最初の四苦は「生・老・病・死」、次の八苦は前述の4つに「愛別離苦」「怨憎会苦」「求不得苦」「五陰盛苦」を加えたものです。
この8つの苦しみは、人が避けられない苦しみであると仏教では言われています。
使い方としては「四苦八苦しながらもゴールにだどり着いた」という感じですね。
しっくはっくと読み間違えないように気をつけましょう。
一陽来復
@hjc.aki 【一陽来復】いちようらいふく 冬は必ず終わり 春が来る 辛い状況も必ず終わり 幸せが来る #一陽来復#四字熟語#書家#書道#筆文字
♬ Soranji – Mrs. GREEN APPLE
寒い冬が終わり、穏やかな春がまた訪れるように悪いことが続いたあとには良い流れがやってくるという意味を持つ一陽来復。
勉強やスポーツなどに失敗した日や悲しいことがあると、ずっとこのままなのではと不安になることもあるでしょう。
それでも時間は少しずつ進み、心の中にも新しい光が差し込みます。
学校生活の中でうまくいかないことがあっても、進み続けることで今は小さな一歩でも状況は必ず変わっていくもの。
希望を胸に持ち続ける勇気を与えてくれる四字熟語です。
おわりに
数字が入る四字熟語は、日常の中で出会うさまざまな場面に彩りを添えてくれます。
人との違いを認め合う心、目標に向かって集中する姿勢、困難にも負けない前向きな気持ち。
それぞれの言葉には、昔から受け継がれてきた知恵と温かなメッセージが込められています。
会話の中でふと使ってみたり、お子さんと一緒に意味を考えてみたり、自分自身を励ます言葉として心に留めたり。
言葉の持つ力を味方につけて、毎日を豊かに楽しんでくださいね。


