イギリスが誇るロックバンド、オアシスの魂を揺さぶる名曲の数々をご紹介します。
リアム・ギャラガーさんとノエル・ギャラガーさんという個性的な兄弟が織りなす圧倒的なボーカルとメロディ、そして心に響く歌詞の数々。
人生の喜びや希望、愛と孤独、そして時には兄弟愛までも歌い上げた彼らの楽曲は、時代を超えて多くの人々の心を魅了し続けています。
オアシス珠玉の名曲たち。ギャラガー兄弟が紡ぐ魂の歌声。(1〜10)
Don’t Look Back In AngerOasis

イギリスが世界に誇るロックバンド、オアシスの楽曲の中でも、とりわけ人々の心に深く刻まれた名曲と言えるでしょう。
1995年の記録的なヒットとなったセカンドアルバム『(What’s the Story) Morning Glory?』に収録されており、UK・アイルランドのシングルチャートで1位を獲得。
ノエル・ギャラガーさんがリード・ボーカルを担当した初のシングルとしても知られています。
過去に囚われず前を向くという普遍的なメッセージが込められた本作は、2017年のマンチェスター・アリーナ爆破事件の追悼の際にも歌われるなど、イギリスの国民的アンセムとしての地位を確立。
ライブでは観客との大合唱が恒例となっており、音楽ファンなら一度は体験したい感動的な瞬間を生み出し続けています。
She’s ElectricOasis

ブリットポップの歴史を彩る珠玉のメロディと陽気なリズム。
イギリスのオアシスが1995年10月にリリースしたアルバム『(What’s the Story) Morning Glory?』に収録された本作は、明るく爽やかなサウンドが魅力です。
リアム・ギャラガーさんの独特なファルセットボーカルと、ノエル・ギャラガーさんの秀逸なギターワークが織りなす絶妙なハーモニーが印象的です。
ユーモアたっぷりの歌詞は、風変わりな家族との奇妙な関係性を描き、聴く人の心を温かく包み込みます。
アルバム収録曲ながら、ライブでの一体感を生む人気ナンバーとしても知られ、2019年にはリアム・ギャラガーさんのソロ公演で17年ぶりに披露され、ファンを熱狂させました。
陽気な気分を共有したい仲間との集まりや、心を開放したい瞬間におすすめの一曲です。
Talk TonightOasis

アコースティックギターの優しい音色と心に響く歌声が織りなす珠玉のバラード。
イギリスのオアシスが1995年4月にリリースしたミディアムナンバーは、ノエル・ギャラガーさんの繊細な歌声とメロディが魅力です。
アメリカ・サンフランシスコでの一人の女性との出会いが、バンドの危機的状況から生まれた温かみのある作品へと導きました。
本作は、名盤『The Masterplan』や『Stop the Clocks』にも収録され、2008年にはイギリスのドラマ「イーストエンダーズ」でも使用されています。
穏やかな夜のドライブや、大切な人との静かなひとときにぴったりの一曲です。
Live ForeverOasis

まさにオアシスというバンドの精神性、アティチュードを象徴するような大名曲!
1994年8月にリリースされたこの楽曲は、ノエル・ギャラガーさんが書き下ろしたもので、当時流行していたグランジミュージックへのアンチテーゼとして作られました。
人生の美しさと喜びを謳った歌詞は、聴く人に希望と勇気を与えてくれます。
本作は、オアシスにとって初のトップ10ヒットとなり、彼らのキャリアを大きく飛躍させる契機となりました。
青春時代を懐かしむ方はもちろん、人生に迷いを感じている方にもぜひ聴いていただきたい1曲です。
WonderwallOasis

オアシスの代表曲を一つ挙げてくださいと言われて、この曲を選ぶ方も多いでしょう。
『(What’s the Story) Morning Glory?』の収録曲で後にシングルカットされたこの『Wonderwall』は、どこか切ないアコースティックギターの音色と心に響く歌詞が特徴的な名曲中の名曲で、深い愛情や孤独、そして希望を歌った歌詞は多くのリスナーの共感を呼んだまさに時代を超えて愛される名曲といえるでしょう。
実はリアム・ギャラガーさんはこの曲をあまり好きではなかったと公言しているのですが、再結成公演の際にはぜひ披露してほしいですよね。
ロマンチックな雰囲気を味わいたい時や、心に響く歌詞に触れたい時におすすめの一曲です。
Slide AwayOasis

イギリスが誇る90年代の名曲といえば、この楽曲を外すことはできませんね。
愛と喪失の複雑さを深く掘り下げた歌詞と、リアム・ギャラガーさんの情熱的なボーカル、爆発的なギターリフが特徴的です。
1994年8月にリリースされたデビューアルバム『Definitely Maybe』に収録され、ポール・マッカートニーさんが最も好きなオアシスの曲として挙げるなど、高い評価を受けています。
ライブでの演奏機会が少なかったことをギャラガー兄弟が後悔していたという逸話もあり、ファンからの支持も非常に高い一曲。
心に響く歌詞と力強いサウンドで、人生の岐路に立つ時や自分を奮い立たせたい時にぴったりの楽曲です。
WhateverOasis

誰もが知るイギリスが世界に誇るロックバンド、オアシスの代表曲の1つです。
1994年12月にリリースされたこの楽曲は、イギリスのシングルチャートで3位を記録するなど大ヒットとなりました。
ノエル・ギャラガーさんによって書かれた本作は、ストリングスを効果的に使用したアレンジが印象的で、ライブではビートルズの『Octopus’s Garden』などの歌詞を引用することもありました。
自由と個性を称える歌詞は、当時の若者の心に強く響いたのではないでしょうか。
とりわけ日本では特別な人気を誇る人気曲で、ドライブのお供にぴったりな1曲です。