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【プロコフィエフのピアノ曲】20世紀最大の作曲家が遺した名曲を厳選

20世紀を代表するロシアの作曲家、セルゲイ・プロコフィエフ。

「社会主義リアリズム」「ソ連の音楽の第一人者」などと称される彼の音楽には、戦争や混沌とした世界情勢への思いが反映されています。

プロコフィエフは、交響曲や協奏曲、オペラ、バレエといった大作を数多く残したことでも知られていますが、ピアノ曲も負けず劣らず秀逸!

本記事では、そんな彼のピアノ作品のなかから、特に演奏される機会の多い名曲や不協和音や変拍子を多用した「プロコフィエフらしさ」を堪能できる楽曲をご紹介します!

【プロコフィエフのピアノ曲】20世紀最大の作曲家が遺した名曲を厳選(1〜10)

4つの練習曲 Op.2 第1番Sergei Prokofiev

PTNA2014コンペ全国決勝/Jr.G級 銀賞 太田糸音 プロコフィエフ/エチュード ニ短調 Op.2-1、ハ短調 Op.2-3
4つの練習曲 Op.2 第1番Sergei Prokofiev

社会主義リアリズムやソ連の音楽の第一人者と呼ばれたセルゲイ・プロコフィエフの音楽には、戦争や混沌とした世界への思いが反映されています。

1909年、弱冠18歳のときに作曲した『4つの練習曲 Op.2』は、プロコフィエフの初期作品の一つで、技術的表現力を示した1曲。

第1番は情熱的で複雑なリズムと音楽性が特徴的な、演奏者の高度な技術と表現力が問われる意欲作です。

革新的で独自のスタイルを打ち出した本作は、ピアノの名曲として後世に残る作品といえるでしょう。

シンデレラからの6つの小品 Op.102 第4曲「ワルツ(シンデレラの舞踏会への出発)」Sergei Prokofiev

セルゲイ・プロコフィエフは、20世紀を代表するロシアの作曲家の1人です。

彼の作品には、戦争や混沌とした世界情勢への思いが色濃く反映されています。

プロコフィエフは大作を数多く残しましたが、ピアノ曲も秀逸な作品ばかり。

バレエ音楽『シンデレラ』から編曲された小品は、物語のさまざまな場面を鮮やかに描いた作品です。

第4曲『第4曲「ワルツ(シンデレラの舞踏会への出発)」』では、シンデレラが舞踏会へ向かう前のワクワクとした期待や冒険心を躍動的に表現。

聴き手の想像力をかきたてる色彩豊かな音楽は、物語性のあるロマンティックな曲が好きな方にオススメです。

ピアノソナタ第7番 変ロ長調 Op.83 第1楽章Sergei Prokofiev

2020ピティナ特級二次 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第7番「戦争ソナタ」 pf. 森本 隼太:Morimoto, Shunta
ピアノソナタ第7番 変ロ長調 Op.83 第1楽章Sergei Prokofiev

プロコフィエフの難曲として名高い『ピアノソナタ第7番 変ロ長調 Op.83』の第1楽章。

『戦争ソナタ』とも呼ばれる作品で、第二次世界大戦中の混沌とした世界観が表現されています。

演奏効果の高い本作ですが、演奏者に高度な技巧も要求します。

特に第3楽章のピアノ曲には珍しい7拍子の曲で、8分音符単位で2-3-2で構成されています。

リズムを取ることだけでも高い難易度をほこる難曲といえるでしょう。

ぜひチェックしてみてください。

子どものための音楽 Op.65 第4曲「タランテラ」Sergei Prokofiev

プロコフィエフ:タランテラ Op.65-4(2020ピティナコンペ課題曲)pf. 江夏 真理奈:Koka, Marina
子どものための音楽 Op.65 第4曲「タランテラ」Sergei Prokofiev

20世紀の大作曲家の1人に数えられる、ロシアの作曲家セルゲイ・プロコフィエフの作品です。

『子どものための音楽 Op.65』は、1917年のロシア革命を機にアメリカとヨーロッパに亡命していたプロコフィエフが1935年に母国に復帰し、パリに残していた妻子を呼び寄せた頃に作曲されています。

『第4曲「タランテラ」』は、イタリアの急速な舞曲「タランテラ」のリズムを用いた、躍動感あふれる楽曲です。

一つひとつの音の粒を際立たせながら、クリアな音で演奏しましょう。

トッカータ ニ短調 Op.11Sergei Prokofiev

20世紀を代表するロシアの作曲家セルゲイ・プロコフィエフの代表的なピアノ曲『トッカータ ニ短調 Op.11』。

1912年に完成されたこの作品は、プロコフィエフの青春期の創造力と実験的精神を反映した技巧的な難曲です。

曲は、同音の持続的な繰り返しから始まり、クロマチックな動きや大胆な跳躍を含む複雑な構成となっており、不協和音と緊張感に満ちた狂乱のような雰囲気を醸し出しています。

速いテンポと連続する音階、そして力強さが特徴的な本作は、作曲者自身の高度な演奏技術を示す作品でもあります。

テクニックの探求と表現力の向上を目指すピアニストにオススメの1曲です。