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【プロコフィエフのピアノ曲】20世紀最大の作曲家が遺した名曲を厳選

20世紀を代表するロシアの作曲家、セルゲイ・プロコフィエフ。

「社会主義リアリズム」「ソ連の音楽の第一人者」などと称される彼の音楽には、戦争や混沌とした世界情勢への思いが反映されています。

プロコフィエフは、交響曲や協奏曲、オペラ、バレエといった大作を数多く残したことでも知られていますが、ピアノ曲も負けず劣らず秀逸!

本記事では、そんな彼のピアノ作品のなかから、特に演奏される機会の多い名曲や不協和音や変拍子を多用した「プロコフィエフらしさ」を堪能できる楽曲をご紹介します!

【プロコフィエフのピアノ曲】20世紀最大の作曲家が遺した名曲を厳選(11〜20)

「3つのオレンジへの恋」からの2つの演奏会用断章~行進曲Sergei Prokofiev

プロコフィエフ: 「3つのオレンジへの恋」からの2つの演奏会用断章~行進曲 pf.ミハイル・カンディンスキー:MikhailKandinsky
「3つのオレンジへの恋」からの2つの演奏会用断章~行進曲Sergei Prokofiev

20世紀を代表するロシアの作曲家、セルゲイ・プロコフィエフが手掛けたオペラ『3つのオレンジへの恋』は、非現実的なファンタジーの世界を舞台に、風刺やユーモアを交えた物語。

中でもオーケストラ組曲に含まれる『行進曲』は、活発な音楽性で人気を博しています。

王子とトルファルディーノの冒険、3つのオレンジに隠された姫君との出会いと恋……。

そんな奇想天外な物語に彩りを添える楽曲の数々は、まるでおとぎ話の挿絵のよう。

クラシック音楽ファンのみならず、ファンタジー好きの方にもぜひ味わっていただきたい作品です。

おわりに

不思議な響きと複雑な構成に戸惑いをおぼえる方も多い、プロコフィエフの音楽。

しかし、作曲の背景や作曲者が置かれていた状況を知ったうえで聴いたり弾いたりしてみると、共感できるポイントが少なからず浮かび上がってくるはずです。

これを機に、プロコフィエフの世界に触れてみてはいかがでしょうか?