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Edvard Griegの人気曲ランキング【2025】

ノルウェーに根付く民族音楽からヒントを得た作曲が大変評価の高い、Edvard Grieg。

今回はそんな彼の楽曲に注目します。

これまでにYouTubeで再生頻度の高かった人気曲をランキング形式でリストアップしました。

ファンの方はもちろん、初めましての方は興味がありましたらご覧ください。

Edvard Griegの人気曲ランキング【2025】(36〜40)

ペール・ギュント 第1組曲 作品46より「山の魔王の宮殿にて」Edvard Grieg36

Edvard Grieg: In the Hall of the Mountain King // Nicolò Foron & London Symphony Orchestra
ペール・ギュント 第1組曲 作品46より「山の魔王の宮殿にて」Edvard Grieg

エドヴァルド・グリーグ書いた劇付随音楽の一部、『ペール・ギュント』。

そのなかの『山の魔王の宮殿にて』は、北欧の民話的な要素が詰まっています。

トロールの世界の不気味さを表現しており、まるで物語を聴いているよう。

ペール・ギュントという冒険者が、トロールたちに追われる様子を描いており、だんだんとテンポが速まり迫力を増していく展開は聴く人を引き込んでいきます。

1875年に初演されましたが、今でもコンサートの人気プログラムの一つ。

ハロウィンの夜に、不思議な世界へ旅立つ気分で楽しんでみてはいかがでしょうか。

ペール・ギュント第1組曲より「オーゼの死」Edvard Grieg37

グリーグ - 《ペールギュント》第1組曲から オーセの死 カラヤン ベルリンフィル
ペール・ギュント第1組曲より「オーゼの死」Edvard Grieg

ヘンリック・イプセンの戯曲『ペール・ギュント』のために作曲した劇付随音楽。

この戯曲は、夢想家で大ぼら吹きである主人公のペール・ギュントが世界を旅して、最後に年老いて故郷に戻るまでの波乱万丈の生涯を、ドタバタと描いた物語です。

一度町から出たペールが故郷へ戻ると、母オーゼは死の淵にありました。

オーゼがペールの空想話を聞き、ほほ笑みながら亡くなっていく場面でこの曲が演奏されます。

最愛の母をなくしたペールの深い悲しみが伝わってくるような作品です。

ペール・ギュント第2組曲 より「ソルヴェイグの歌」Edvard Grieg38

グリーグ:《ペール・ギュント》 第2組曲 Op.55-4 「ソルヴェイグの歌」
ペール・ギュント第2組曲 より「ソルヴェイグの歌」Edvard Grieg

ノルウェー音楽から影響を受けた、国民楽派の代表的な存在として知られている、ノルウェー出身の作曲家、エドヴァルド・グリーグ。

オーレ・ブルやニルス・ゲーゼを師に持ち、職業的な演奏家にはなりませんでしたが、すさまじいピアノのテクニックを持っていたことで知られています。

そんな彼の代表的な作品の一つが、こちらの『ペール・ギュント第2組曲 より「ソルヴェイグの歌」』。

切なさや美しさはもちろんのこと、冒険をイメージさせるようなミステリアスなメロディーが登場したりと、一つの作品のなかにさまざまなイメージが膨らみます。

ホルベルク組曲 作品40Edvard Grieg39

グリーグ/ホルベルク組曲 1.前奏曲,Op.40/演奏:西畑久美子
ホルベルク組曲 作品40Edvard Grieg

ホルベルクとは、ノルウェー文学の父と呼ばれた作家のことです。

グリーグが40歳の頃に、ホルベルク生誕200年祭のために作曲されました。

舞曲形式から成り、グリーグらしい弾むような表現が随所にちりばめられた楽曲です。

リカルド・ノルドローク追悼の葬送行進曲 EG107Edvard Grieg40

葬送行進曲の形式をとりながら、ノルウェーの民族音楽の要素を巧みに取り入れた本作。

変ロ短調の重厚な主部と、長調の中間部から構成され、ノルウェー風の旋律が特徴的です。

親友の早すぎる死を悼む深い悲しみと、彼への敬意が込められた曲調は、聴く者の心に染み入るような感動を与えます。

グリーグ自身も本作を非常に高く評価し、自身の葬儀でも演奏を望んでいました。

ノルウェーの荒々しい自然や民族性を感じさせる音楽に興味がある方にぜひオススメしたい1曲です。