弘田三枝子の人気曲ランキング【2025】
エラ・フィッツジェラルドから「養女にしたい」と絶賛された弘田三枝子さん。
ジャズからR&B、歌謡曲まで、ジャンルの壁を軽やかに越える圧倒的な歌唱力で、多くの人々の心を揺さぶってきました。
「人形の家」で描く繊細な感情表現から、「砂に消えた涙」の切ない恋心まで、時代を超えて色褪せない名曲の数々を、ファンの皆様の熱い思いとともにご紹介します。
もくじ
弘田三枝子の人気曲ランキング【2025】
人形の家弘田三枝子1位

昭和を象徴する珠玉のラブソングは、1969年7月に発売された弘田三枝子さんの代表曲です。
相手への深い愛情を抱いていながらも、自分を見失った女性の心情を描いた本作。
主人公は自身を人形に例え、失われた愛を乗り越えて自己再発見への思いをつづっています。
オリコンチャートで3週連続1位を獲得し、第11回日本レコード大賞歌唱賞に輝きました。
力強くも繊細な歌声が、メロディと歌詞の世界観を美しく表現しています。
麻丘めぐみさんや徳永英明さんなど、ジャンルを超えた多くのアーティストがカバー。
大切な人との別れや新たな人生への一歩を考えるとき、心に響く1曲です。
ワンサカ娘弘田三枝子2位

洋楽をカバーしたヒットソングを世に送り出してきたことから和製R&B娘とも呼ばれたシンガー、弘田三枝子さん。
2020年にその長い歴史に幕を閉じたアパレル企業、レナウンのCMソングとして制作された『ワンサカ娘』は、日本国外のCM作品賞を初めて受賞したことから「日本のCM製作レベルを国際級に押し上げた」とまで評されているナンバーです。
アニメーションをバックにパワフルな歌声が流れるCMは、その女性らしさを全面に出したコンセプトが印象的ですよね。
フランス人シンガーのシルヴィ・ヴァルタンさんをはじめ、数多くのアーティストによって歌われてきた珠玉のCMソングです。
砂に消えた涙弘田三枝子3位

夏の思い出がよみがえる、切ない恋の名曲。
日本のポップスクイーン、弘田三枝子さんの代表曲の一つです。
青い月の光を浴びながら、海辺の砂に愛の形見を埋める女性の姿が印象的。
失われた愛への哀悼と新たな始まりへの切ない気持ちが、聴く人の心に強く響きます。
1964年12月にリリースされたこの曲は、イタリアの楽曲のカバーで、日本語の歌詞は漣健児さんが手掛けました。
静かながらも深い感情の動きを表現した歌詞と、弘田さんの情感豊かな歌声が見事にマッチしています。
海を眺めながら、懐かしい恋を思い出す時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
O-KAY弘田三枝子4位

あふれる思いをサザンオールスターズの桑田が歌った「MICO」に対して、弘田三枝子がアンサーソングとして歌ったのが「O-KAY」。
歌手が歌手に対して曲を送りあうって、お互いを認めあっていてとても美しいですよね。
スイングしなけりゃ意味ないね弘田三枝子5位

弘田さんがジャズ出身なのは知っていましたが、こんなにも血が騒ぐようにぴったりハマっているとは思っていませんでした。
アルバムでじっくり聞いてみたいです。
ご本家と遜色のない幅のある歌唱で、部屋の中で楽しみたいものです。
弘田三枝子 Jazzメドレー弘田三枝子6位

冒頭、いきなり「It’s only a paper moon」でテンションが上がりました。
日本では超有名スタンダードではないけれど、筆者は好きな曲なのです。
弘田さんの歌い方、少しクセがあるような印象でしたが、それがJazzによく合っていてなかなか良いです。