桜に関する豆知識。春のお花見が楽しくなる雑学まとめ
春になると美しい花を咲かせる桜は、日本人にとって親しみのある植物ですよね。
お花見はもちろん、春をテーマにした作品の中で見かける機会も多いかと思います。
この記事では、昔から日本人に愛され続けている桜にまつわる知識や雑学を集めました。
ピンクや白の花を咲かせる桜にまつわるエピソードや歴史など、桜について詳しくなれる豆知識を紹介していきますね。
春の風物詩ともいえる桜の知識を深めることで、桜が咲く春の季節をより楽しめるはず!
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
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桜に関する豆知識。春のお花見が楽しくなる雑学まとめ(21〜40)
明治天皇がお花見をしたときに出されたのは「桜あんぱん」

お花見の際には、さまざまな食事や飲み物がかかせませんが、その思いは天皇陛下も同じだったようです。
明治天皇が明治8年の春にお花見をされた際に献上されたお菓子は、桜あんぱんだったそう。
この桜あんぱんは、明治2年からパン屋をしている木村屋總本店が作ったもので、奈良から取り寄せた塩漬けの桜をあんぱんに埋め込んで作られました。
明治天皇は、このあんぱんをとても気に入ったそうです。
そしてその後、お店でも売り出されるように。
このことをきっかけに、4月4日は「あんぱんの日」となりました。
満開を過ぎた桜は数日で散る

満開だった桜の花が散る姿も、風情がありますよね。
開花から8割程度咲いた満開を迎えた桜の花は、地域によって異なりますが5日から7日ぐらいで散ります。
散ってしまう時期は気温も関係し、桜が咲く頃に冷え込む花冷えで気温が低くなると2週間ぐらい持ち、気温が高い日と1週間ぐらいだそうです。
実は桜の花びらは風や雨が原因で散っているのではありません。
受粉を終えたら、花びらの付け根に離層と呼ばれる細胞層を作ります。
離層では酵素によって花びらを接着している細胞間物質を分解し、花びらが散る仕組みになっているそうですよ。
桜の花の中心が赤くなると散るサイン

桜の花の中心を見ると、花びらが散るタイミングがわかりますよ。
お花見で観賞されるソメイヨシノは、散る間際になるとアントシアニンという成分を花の中心に集める習性があります。
桜の花は、アントシアニンの影響でつぼみの時は赤身が強く、開花するとアントシアニンが分散するので白に近い淡紅色になるそうです。
ソメイヨシノは通常、満開になってから5日から7日で散ります。
満開まで楽しみにしていることが多い桜の花ですが、散るタイミングを探してみるのも面白いかもしれませんね。
桜の花がピンク色の理由は、アントシアニンという色素成分が含まれているから

春になると見ごろを迎え、ピンク色の花びらがきれいな桜の花。
公園などに植えてあり、お花見で見ている桜の花のほとんどはソメイヨシノです。
ソメイヨシノなど桜の花には、アントシアニンという成分が含まれているので花びらがピンク色をしています。
アントシアニンは、ブルーベリーやリンゴや紫芋など赤や紫色をした植物に含まれているそうです。
ですが日本には600種類以上の桜があり、ピンク以外の花を咲かせるそうですよ。
白色、黄緑色、黄色の桜の花があるので、色素成分を調べるのも楽しめそうですね。
桜の開花宣言は58本の標本木で決まる

3月下旬ごろから、日本各地から桜の開花宣言をニュースなどで耳にしますよね。
実は、桜の開花判定するのは各都道府県にある桜の標本木で決めています。
標本木の花が5から6輪咲いたら開花になり、つぼみが8割以上開いたら満開です。
標本木には原則としてソメイヨシノを使用していますが、理由があります。
ソメイヨシノは品種改良されたクローンで、種がなく接ぎ木で育ちます。
全国にあるソメイヨシノは遺伝子が同じクローンなので、同じ気象条件のもとでいっせいに花が咲き、開花の予測がつきやすいそうです。
寒さや暑さによってソメイヨシノが育たない北海道や沖縄では、代わりの桜の木を標本木にしています。
おわりに
春になると美しい花を咲かせる桜にまつわる雑学や豆知識を紹介してきました。
桜の特徴や、日本でどのように親しまれてきたかを知るきっかけにもなったのではないでしょうか。
お花見に出かけたときにエピソードを披露して、家族や友達と知識を共有するのもオススメ。
ソメイヨシノなどの代表的な桜をはじめ、さまざまな種類の桜の特徴を学び、知識を深めてみてはいかがでしょうか。