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桜に関する豆知識。春のお花見が楽しくなる雑学まとめ

春になると美しい花を咲かせる桜は、日本人にとって親しみのある植物ですよね。

お花見はもちろん、春をテーマにした作品の中で見かける機会も多いかと思います。

この記事では、昔から日本人に愛され続けている桜にまつわる知識や雑学を集めました。

ピンクや白の花を咲かせる桜にまつわるエピソードや歴史など、桜について詳しくなれる豆知識を紹介していきますね。

春の風物詩ともいえる桜の知識を深めることで、桜が咲く春の季節をより楽しめるはず!

ぜひ、チェックしてみてくださいね。

桜に関する豆知識。春のお花見が楽しくなる雑学まとめ(1〜10)

ソメイヨシノは1本の木から生まれた

ソメイヨシノは1本の木から生まれた

ピンク色の花を付けた桜の木のお花見を、楽しみにしている方も多いですよね。

咲き誇った桜の花は、花びらの繊細さを持ちながらも優雅な雰囲気を演出してくれます。

ソメイヨシノはお花見でよく見られる桜の花ですが、実は1本の木から誕生した桜なんですよ。

エドヒガンザクラとオオシマザクラの2つの品種を掛け合わせてソメイヨシノが誕生しました。

きれいに咲く品種のみ、接ぎ木などの方法で増やしていったので、同じ遺伝子のソメイヨシノが増えていったそうです。

ソメイヨシノはさくらんぼのような種をほとんど付けませんよね。

それは同じ遺伝子では実ができない植物の性質からくるものだそうですよ。

桜の種類は600種以上ある

桜の種類は600種以上ある

桜と言えばソメイヨシノが有名で、日本にある桜の80パーセントを占めるそうです。

ですが、日本には桜が600種類以上ありますよ。

古くから自生している野生の桜はヤマザクラなど11種類あり、数種類の種が交配してできた変種や、観賞用として品種改良された桜を合わせると200種類以上になるそうです。

さらに、分類の仕方によっては600種類以上になるそうですよ。

ちなみに自然に交配したものだけで、100種類以上あります。

街中でも見つけやすい、ソメイヨシノ以外のカワズザクラやヤエザクラなど探してみてはいかがでしょうか?

カンヒザクラは花のまま丸ごと落ちる

カンヒザクラは花のまま丸ごと落ちる

桜が散る光景では、花びらが1枚ずつはがれて落ちていくという姿がよく見られますよね。

しかし、「カンヒザクラ」という桜は花の形のままポロっと落ちてしまうんです!

これは、花びらとおしべがしっかりくっついているからだそう。

同じ理由で、ツバキも花びらがバラバラと落ちるのではなく、花の形を保ったまま落ちます。

カンヒザクラは沖縄で見られるので、春に沖縄旅行される際は、ソメイヨシノとは違った光景を楽しんでみてくださいね!

桜に関する豆知識。春のお花見が楽しくなる雑学まとめ(11〜20)

偽物の客である「サクラ」の由来は桜の花のようにパッと登場し、サッと去るところからきている

偽物の客である「サクラ」の由来は桜の花のようにパッと登場し、サッと去るところからきている

舞台などの客席にいる、ファンではない偽物のお客さんのことを「サクラ」と言いますよね。

このサクラは、桜の花の姿からきている言葉なんです。

これは、江戸時代に客席から役者に向かって盛り上げるための声かけをしていた方の存在がもとになっています。

この方がパッとその場を盛り上げて、さっそうと去って行ったことから、桜の花が咲いてあっという間に散ってしまう姿と重ね合わされて「サクラ」と呼ばれるようになりました。

このサクラは、悪質な行為をすると罪になることもあるので、気をつけましょう。

3月27日はさくらの日

3月27日はさくらの日

春の訪れを感じさせる桜の開花。

毎年3月下旬ごろから、桜の開花宣言の知らせを耳にしますよね。

3月27日のさくらの日にも桜の開花への思いも込められています。

公共財団法人日本さくらの会によって1992年に制定されたさくらの日は、咲くを数字変換した語呂合わせからきています。

咲くを数字にしてかけ算すると、3×9=27ですよね。

ここから3月27日になり、七十二候の桜始開の時期に合わせて3月27日にしたそうです。

ちなみに桜始開は、さくらはじめてひらくと読みますよ。

さくらの日を通して、日本を代表する花の桜に関心を持ち、花と緑の豊かな国土を作ろうといった目的があるそうです。

お花見で見る桜の木にはさくらんぼができない

お花見で見る桜の木にはさくらんぼができない

6月下旬ごろから行われるさくらんぼ狩り。

一度はさくらんぼ狩りを体験したことがある方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

ですが、お花見の公園などに咲いている桜の木には、食べられるようなさくらんぼはできませんよね。

小さな赤い実のような物ができますが、食用にはむいていません。

お花見に咲いている桜の木の大半は品種改良でできたソメイヨシノで、全て同じ遺伝子を持つクローンです。

同じ遺伝子を持つソメイヨシノ同士では実ができないそうです。

周囲にヤマザクラなど違う桜の木があり、きちんと受粉ができれば食用にむいているかは別として、ソメイヨシノのにも実ができますよ。

桜が河川敷に多い理由は、地盤を固めるため

桜が河川敷に多い理由は、地盤を固めるため

春は満開の桜を楽しむ季節ですよね。

桜が咲くと、河川敷に植えてある多くの桜の木に気づく方もいるのではないでしょうか?

川に沿って植えてある桜の木は、災害対策だったそうですよ。

大雨が降り、川の水があふれ土手が決壊することもあった江戸時代。

土手が決壊する度に、修復していては時間も費用もかかることが役人の悩みの種でした。

そこで、桜の花を川の近くに植えて、たくさんの人に花見の客として来てもらい土手を踏み固めてもらう策を考えたそうです。

さらに、桜の木が根を張ることで、川沿いの湿った弱い地盤を固める効果も狙ったそうですよ。