桜に関する豆知識。春のお花見が楽しくなる雑学まとめ
春になると美しい花を咲かせる桜は、日本人にとって親しみのある植物ですよね。
お花見はもちろん、春をテーマにした作品の中で見かける機会も多いかと思います。
この記事では、昔から日本人に愛され続けている桜にまつわる知識や雑学を集めました。
ピンクや白の花を咲かせる桜にまつわるエピソードや歴史など、桜について詳しくなれる豆知識を紹介していきますね。
春の風物詩ともいえる桜の知識を深めることで、桜が咲く春の季節をより楽しめるはず!
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
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桜に関する豆知識。春のお花見が楽しくなる雑学まとめ(1〜20)
桜の花粉に興奮物質が含まれているというウワサはデマ

桜を見ていると、気分が高ぶってくるという方もいるのではないでしょうか。
桜の花粉に気分を興奮させる「エフェドリン」という物質が含まれているからだと思っている方もいるかもしれませんが、それは間違いです。
ある作品の中でこのような話がされたことなどから、このようなウワサが流れたようなのですが、そもそも桜の花粉にエフェドリンは含まれていません。
桜を見て気分が高まるのは、桜の美しさに魅了されていたり、お花見の席で食事などを楽しんでいたりするからなのです。
カンヒザクラは花のまま丸ごと落ちる

桜が散る光景では、花びらが1枚ずつはがれて落ちていくという姿がよく見られますよね。
しかし、「カンヒザクラ」という桜は花の形のままポロっと落ちてしまうんです!
これは、花びらとおしべがしっかりくっついているからだそう。
同じ理由で、ツバキも花びらがバラバラと落ちるのではなく、花の形を保ったまま落ちます。
カンヒザクラは沖縄で見られるので、春に沖縄旅行される際は、ソメイヨシノとは違った光景を楽しんでみてくださいね!
偽物の客である「サクラ」の由来は桜の花のようにパッと登場し、サッと去るところからきている

舞台などの客席にいる、ファンではない偽物のお客さんのことを「サクラ」と言いますよね。
このサクラは、桜の花の姿からきている言葉なんです。
これは、江戸時代に客席から役者に向かって盛り上げるための声かけをしていた方の存在がもとになっています。
この方がパッとその場を盛り上げて、さっそうと去って行ったことから、桜の花が咲いてあっという間に散ってしまう姿と重ね合わされて「サクラ」と呼ばれるようになりました。
このサクラは、悪質な行為をすると罪になることもあるので、気をつけましょう。
ソメイヨシノは1本の木から生まれた

ピンク色の花を付けた桜の木のお花見を、楽しみにしている方も多いですよね。
咲き誇った桜の花は、花びらの繊細さを持ちながらも優雅な雰囲気を演出してくれます。
ソメイヨシノはお花見でよく見られる桜の花ですが、実は1本の木から誕生した桜なんですよ。
エドヒガンザクラとオオシマザクラの2つの品種を掛け合わせてソメイヨシノが誕生しました。
きれいに咲く品種のみ、接ぎ木などの方法で増やしていったので、同じ遺伝子のソメイヨシノが増えていったそうです。
ソメイヨシノはさくらんぼのような種をほとんど付けませんよね。
それは同じ遺伝子では実ができない植物の性質からくるものだそうですよ。
桜の種類は600種以上ある

桜と言えばソメイヨシノが有名で、日本にある桜の80パーセントを占めるそうです。
ですが、日本には桜が600種類以上ありますよ。
古くから自生している野生の桜はヤマザクラなど11種類あり、数種類の種が交配してできた変種や、観賞用として品種改良された桜を合わせると200種類以上になるそうです。
さらに、分類の仕方によっては600種類以上になるそうですよ。
ちなみに自然に交配したものだけで、100種類以上あります。
街中でも見つけやすい、ソメイヨシノ以外のカワズザクラやヤエザクラなど探してみてはいかがでしょうか?
3月27日はさくらの日

春の訪れを感じさせる桜の開花。
毎年3月下旬ごろから、桜の開花宣言の知らせを耳にしますよね。
3月27日のさくらの日にも桜の開花への思いも込められています。
公共財団法人日本さくらの会によって1992年に制定されたさくらの日は、咲くを数字変換した語呂合わせからきています。
咲くを数字にしてかけ算すると、3×9=27ですよね。
ここから3月27日になり、七十二候の桜始開の時期に合わせて3月27日にしたそうです。
ちなみに桜始開は、さくらはじめてひらくと読みますよ。
さくらの日を通して、日本を代表する花の桜に関心を持ち、花と緑の豊かな国土を作ろうといった目的があるそうです。