桜に関する豆知識。春のお花見が楽しくなる雑学まとめ
春になると美しい花を咲かせる桜は、日本人にとって親しみのある植物ですよね。
お花見はもちろん、春をテーマにした作品の中で見かける機会も多いかと思います。
この記事では、昔から日本人に愛され続けている桜にまつわる知識や雑学を集めました。
ピンクや白の花を咲かせる桜にまつわるエピソードや歴史など、桜について詳しくなれる豆知識を紹介していきますね。
春の風物詩ともいえる桜の知識を深めることで、桜が咲く春の季節をより楽しめるはず!
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
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桜に関する豆知識。春のお花見が楽しくなる雑学まとめ(1〜10)
桜の枝は切ると腐りやすくなる

伸びてきた桜の枝を切ろうと思っている方、ちょっと待ってください!
桜はデリケートな木なので、枝を切ると、切った部分が腐りやすくなってしまうのです。
切ったところから菌が入ってしまうと、木全体に広がって枯れてしまうことも。
だからと言って、増えすぎた枝を放置すると、病気にかかったり、日光が当たらない枝が発生したりします。
このようなことにならないためには、切る場所を考えて剪定したり、剪定後の処理が大切です。
また、切るタイミングの見極めも必要なので、よく調べて手入れするようにしましょう。
桜の花粉に興奮物質が含まれているというウワサはデマ

桜を見ていると、気分が高ぶってくるという方もいるのではないでしょうか。
桜の花粉に気分を興奮させる「エフェドリン」という物質が含まれているからだと思っている方もいるかもしれませんが、それは間違いです。
ある作品の中でこのような話がされたことなどから、このようなウワサが流れたようなのですが、そもそも桜の花粉にエフェドリンは含まれていません。
桜を見て気分が高まるのは、桜の美しさに魅了されていたり、お花見の席で食事などを楽しんでいたりするからなのです。
ソメイヨシノは1本の木から生まれた

ピンク色の花を付けた桜の木のお花見を、楽しみにしている方も多いですよね。
咲き誇った桜の花は、花びらの繊細さを持ちながらも優雅な雰囲気を演出してくれます。
ソメイヨシノはお花見でよく見られる桜の花ですが、実は1本の木から誕生した桜なんですよ。
エドヒガンザクラとオオシマザクラの2つの品種を掛け合わせてソメイヨシノが誕生しました。
きれいに咲く品種のみ、接ぎ木などの方法で増やしていったので、同じ遺伝子のソメイヨシノが増えていったそうです。
ソメイヨシノはさくらんぼのような種をほとんど付けませんよね。
それは同じ遺伝子では実ができない植物の性質からくるものだそうですよ。
桜の種類は600種以上ある

桜と言えばソメイヨシノが有名で、日本にある桜の80パーセントを占めるそうです。
ですが、日本には桜が600種類以上ありますよ。
古くから自生している野生の桜はヤマザクラなど11種類あり、数種類の種が交配してできた変種や、観賞用として品種改良された桜を合わせると200種類以上になるそうです。
さらに、分類の仕方によっては600種類以上になるそうですよ。
ちなみに自然に交配したものだけで、100種類以上あります。
街中でも見つけやすい、ソメイヨシノ以外のカワズザクラやヤエザクラなど探してみてはいかがでしょうか?
カンヒザクラは花のまま丸ごと落ちる

桜が散る光景では、花びらが1枚ずつはがれて落ちていくという姿がよく見られますよね。
しかし、「カンヒザクラ」という桜は花の形のままポロっと落ちてしまうんです!
これは、花びらとおしべがしっかりくっついているからだそう。
同じ理由で、ツバキも花びらがバラバラと落ちるのではなく、花の形を保ったまま落ちます。
カンヒザクラは沖縄で見られるので、春に沖縄旅行される際は、ソメイヨシノとは違った光景を楽しんでみてくださいね!