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桜に関する豆知識。春のお花見が楽しくなる雑学まとめ

春になると美しい花を咲かせる桜は、日本人にとって親しみのある植物ですよね。

お花見はもちろん、春をテーマにした作品の中で見かける機会も多いかと思います。

この記事では、昔から日本人に愛され続けている桜にまつわる知識や雑学を集めました。

ピンクや白の花を咲かせる桜にまつわるエピソードや歴史など、桜について詳しくなれる豆知識を紹介していきますね。

春の風物詩ともいえる桜の知識を深めることで、桜が咲く春の季節をより楽しめるはず!

ぜひ、チェックしてみてくださいね。

桜に関する豆知識。春のお花見が楽しくなる雑学まとめ(21〜30)

ソメイヨシノにも実はなるがおいしくない

ソメイヨシノにも実はなるがおいしくない

桜からなる実というと、さくらんぼを思い浮かべる方が多いでしょう。

しかし、日本でよく見られる桜、ソメイヨシノからはさくらんぼは採れません。

さくらんぼが採れる桜は、「セイヨウミザクラ」という品種の桜です。

ソメイヨシノは基本的に、実をつけることはありません。

ですが、ときどき別の木からやってきた花粉によって実をつけることもあるそうです。

ただ、この実はさくらんぼのようにおいしくありません。

ソメイヨシノの木に実を見つけても決して食べずに、お店に売っているさくらんぼを購入してくださいね。

満開を過ぎた桜は数日で散る

満開を過ぎた桜は数日で散る

満開だった桜の花が散る姿も、風情がありますよね。

開花から8割程度咲いた満開を迎えた桜の花は、地域によって異なりますが5日から7日ぐらいで散ります。

散ってしまう時期は気温も関係し、桜が咲く頃に冷え込む花冷えで気温が低くなると2週間ぐらい持ち、気温が高い日と1週間ぐらいだそうです。

実は桜の花びらは風や雨が原因で散っているのではありません。

受粉を終えたら、花びらの付け根に離層と呼ばれる細胞層を作ります。

離層では酵素によって花びらを接着している細胞間物質を分解し、花びらが散る仕組みになっているそうですよ。

メジロやヒヨドリは桜の蜜を吸う

メジロやヒヨドリは桜の蜜を吸う

花の蜜を吸うというと、ハチやチョウなどの虫を思い浮かべますよね。

実は、鳥の中には桜の蜜を吸う鳥がいるんです!

それが、桜の季節によく見られるメジロやヒヨドリです。

メジロとヒヨドリはくちばしと舌が長く、またこの舌が花の蜜がなめやすい筆のような形をしています。

そのため、桜の花に大きな影響を与えずに花の蜜を味わえます。

しかし、同じように桜の蜜をねらうスズメは、メジロたちのような構造をしていないため、桜の花をちぎって、そこから出てくる蜜を吸い、花をそのまま落としてしまうそうです。

オオシマザクラの由来は伊豆大島からきている

オオシマザクラの由来は伊豆大島からきている

桜餅を巻く葉っぱに使われているオオシマザクラは、伊豆大島が名前の由来となっています。

伊豆大島は、オオシマザクラが多く分布しているエリアの一つです。

ソメイヨシノなどよりも強い香りが特徴的なことから、桜餅に使われています。

実は、日本で多く見られるソメイヨシノは、このオオシマザクラとエドヒガンという桜を組み合わせて作られているんです。

オオシマザクラの花びらの大きさが、ソメイヨシノにも受け継がれています。

オオシマザクラは、伊豆大島を含む伊豆諸島、房総半島などに分布しているので、ぜひ観察してみてくださいね。

セレッソ大阪の「セレッソ」はスペイン語で「桜」

セレッソ大阪の「セレッソ」はスペイン語で「桜」

大阪市と堺市を本拠地に活動するサッカーチーム、セレッソ大阪。

チーム名にある「セレッソ」は、スペイン語で桜を表す言葉です。

国花、そして大阪の市花でもある桜を名前に入れ、大阪のみならず日本、そして世界で夢を咲かせるという思いをこめて、この名前が付けられました。

ホームスタジアムである「ヨドコウ桜スタジアム」にも「桜」の文字が入っています。

エンブレムに桜を入れたり、ユニフォームに桜カラーを取り入れたりと、チーム全体から名前の「桜」を感じさせます。

明治天皇がお花見をしたときに出されたのは「桜あんぱん」

明治天皇がお花見をしたときに出されたのは「桜あんぱん」

お花見の際には、さまざまな食事や飲み物がかかせませんが、その思いは天皇陛下も同じだったようです。

明治天皇が明治8年の春にお花見をされた際に献上されたお菓子は、桜あんぱんだったそう。

この桜あんぱんは、明治2年からパン屋をしている木村屋總本店が作ったもので、奈良から取り寄せた塩漬けの桜をあんぱんに埋め込んで作られました。

明治天皇は、このあんぱんをとても気に入ったそうです。

そしてその後、お店でも売り出されるように。

このことをきっかけに、4月4日は「あんぱんの日」となりました。

桜の花の中心が赤くなると散るサイン

桜の花の中心が赤くなると散るサイン

桜の花の中心を見ると、花びらが散るタイミングがわかりますよ。

お花見で観賞されるソメイヨシノは、散る間際になるとアントシアニンという成分を花の中心に集める習性があります。

桜の花は、アントシアニンの影響でつぼみの時は赤身が強く、開花するとアントシアニンが分散するので白に近い淡紅色になるそうです。

ソメイヨシノは通常、満開になってから5日から7日で散ります。

満開まで楽しみにしていることが多い桜の花ですが、散るタイミングを探してみるのも面白いかもしれませんね。