桜に関する豆知識。春のお花見が楽しくなる雑学まとめ
春になると美しい花を咲かせる桜は、日本人にとって親しみのある植物ですよね。
お花見はもちろん、春をテーマにした作品の中で見かける機会も多いかと思います。
この記事では、昔から日本人に愛され続けている桜にまつわる知識や雑学を集めました。
ピンクや白の花を咲かせる桜にまつわるエピソードや歴史など、桜について詳しくなれる豆知識を紹介していきますね。
春の風物詩ともいえる桜の知識を深めることで、桜が咲く春の季節をより楽しめるはず!
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
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桜に関する豆知識。春のお花見が楽しくなる雑学まとめ(16〜20)
現在のお花見を最初に始めたのは豊臣秀吉である

桜が見頃を迎える季節のお楽しみにお花見を挙げる方も多いのではないでしょうか?
きれいに咲く桜の木の下で、おいしいごちそうを食べたり会話を楽しんだり。
現在のお花見に近い催しものを開いたのは、豊臣秀吉だそうです。
それまでも、貴族の独自の文化であった梅の花を眺めながら歌を詠む優雅なお花見がありました。
しかし、豊臣秀吉は醍醐山に700本の桜の木を植え、1300人の客を招いた醍醐の花見を開催したそうです。
全国から献上された銘酒や銘菓を振る舞うなど、豪華絢爛な宴のようなお花見でした。
江戸時代になると、お花見が庶民に浸透していったそうですよ。
日本最古の桜は山梨県にある山高神代桜

日本全国で春を華やかに彩っている桜、中には日本の歴史を見守るかのように長くその地を飾ってきたものも存在しています。
そんな現存するもので最も古い桜がどこにあるのか、どれほど長い時間を過ごしてきたのかという豆知識です。
日本で最古の桜だといわれているのは、山梨県の実相寺の境内にある山高神代桜で、その樹齢は約2000年だとされています。
国指定の天然記念物でもある、日本武尊が植えたという言い伝えもあるエドヒガンザクラの古木ですね。
桜が開花する時期に合わせて咲くラッパ水仙とともに地元を中心に親しまれているスポットです。
桜の満開の基準は8割以上が咲いた状態

ニュースなどの桜の情報から、春を感じることがありますよね。
桜の花が満開になると、心が弾む気持ちになる方もいるのではないでしょうか?
桜の花が8割以上咲いた状態を、満開と言います。
各都道府県にある桜の標準木の様子から観測しているそうですよ。
標準木が5から6輪咲いたら開花、3割が咲いたら三分咲き、半分が咲いたら5分咲きとなるそうです。
ちなみに標準木は都道府県に1本は必ずあり、全部で58本あるそうです。
北海道や沖縄など、範囲が大きい所では標準木が数本あります。
桜の葉には毒が含まれている

桜と言われると花のイメージが強いですが、その周りに葉っぱがあるからこそ花がより美しく見えますよね。
そんな桜の大切な要素でもある葉っぱには、少量ではあるものの、毒素が含まれています。
桜餅には桜の葉っぱの塩漬けが使われていることもあるので、意外に思う方も多いのではないでしょうか。
その毒素は「クマリン」という成分で、過剰に摂取すると肝機能などに障害を引き起こすとされています。
しかし少量であれば人体に影響しないことも特徴なので、抗菌作用や血液をサラサラにする面に注目して、桜餅やサプリメントなどに使用されています。
緑色の花を咲かせる桜がある

桜といえば春を美しいピンク色に彩ってくれるイメージが強いですよね。
そんな桜にはさまざまな種類があり、中にはイメージと異なる緑色の花を咲かせる特殊なものも存在しています。
その緑色の花を咲かせる桜はギョイコウという種類で、緑色から徐々に黄色へと変化していく花が特徴の八重桜で、京都の仁和寺で栽培されたのが始まりとされる桜です。
花でありながら、葉緑素などの葉の特徴も持っているので、植物の進化の過程を感じられる桜だと言えるのではないでしょうか。