【作曲】定番コード進行を使っている有名曲まとめ【耳コピ】
作曲するにもいろいろなアプローチがありますが、コード進行から入る人、多いんじゃないでしょうか。
「とりあえず押さえておいて損なし」なパターンがいくつか存在している、コード進行。
J-POPを聴いていて「この曲調、あの曲に似てるな……?」と思ったこと、ないですか?
それはもしかしたら、コード進行のパターンが一緒だったのかも。
この記事では定番のコード進行が使われている有名曲をご紹介していきます。
「これから曲を作ってみたい」と考えている方にとっては、ヒントになるかもしれない内容です!
もくじ
【作曲】定番コード進行を使っている有名曲まとめ【耳コピ】
PretenderOfficial髭男dism

コード進行の中で最も有名なものの一つがカノン進行です。
クラシック楽曲であるヨハン・パッヘルベル作曲の『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調』に使用されていることからその名で呼ばれているんですよね。
2019年にリリースされたOfficial髭男dismの大ヒット曲『Pretender』のイントロやAメロでも、少し変形させたカノン進行が使用されています。
『Pretender』以外にもカノン進行が使用されているヒット曲は非常に多く、流れるようなサウンドは多くの人に安心感を与え愛されています。
君に晴れヨルシカ

2018年にリリースされたヨルシカの『ただ君に晴れ』に使用されたコード進行は、ポップパンク進行の一つ「4156進行」です。
この数字は楽曲に使用されている音階のみで作られるコードであるダイアトニックコードの順番を指していて、ハ長調なら「F-C-G-Am」というコードの並びになります。
『ただ君に晴れ』以外にも米津玄師さんの『Lemon』や、椎名林檎さんの『ギブス』のサビにも4156進行は使用されているんです。
夜に駆けるYOASOBI

2019年の大ヒットナンバーであるYOASOBIの『夜に駆ける』に使用されているのが「王道進行」です。
ポップスはもちろんアニソンやボカロ曲でもよく耳にする、まさに王道の進行なんですよね。
スピッツの『ロビンソン』や平井堅さんの『瞳をとじて』B’zの『愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない』などにも使用されていて、バラードからハードロックまでさまざまな曲調にも対応できる万能なコード進行と言えます。
チェリースピッツ

ビートルズの名曲『Let It Be』のコード進行はさまざまな楽曲に影響を与えていて、洋楽では「ポップパンク進行」と呼ばれ定番のコード進行です。
日本ではポップスやアニソンでよく使用されていて、1996年にリリースされたスピッツの名曲『チェリー』もその一つなんですよね。
冒頭のイントロから早速使用されています。
2013年のディズニーアニメ映画『アナと雪の女王』の主題歌で、世界中で大ヒットした『Let It Go』のサビでも使用されているんです。
愛を伝えたいだとかあいみょん

あいみょんさんのファンキーなナンバー『愛を伝えたいだとか』で使用されているコード進行は、大人な雰囲気のオシャレなサウンドを作り出しています。
日本では椎名林檎さんの『丸の内サディスティック』、洋楽好きにはビル・ウィザースさんの『Just The Two Of Us』でおなじみのコード進行ですよね。
2つ目のコードであるⅢ7から3つ目のⅥm7への流れがジャズ理論を用いた動きなので、オシャレさをアピールしたいならぜひ使って欲しいコード進行です!
弱虫モンブランDECO*27

ボカロPのDECO*27さんがGUMIを初めて起用した楽曲『弱虫モンブラン』。
この曲ではポップパンクでよく使われる「6415進行」が使われています。
このコード進行はドミナントで終わる流れ。
ドミナントは、トニックやサブドミナントに進行したくなる性質を持っているので、楽曲にスピード感や爽快感を持たせたい時にはぴったりです。
このコード進行を使っている他の有名な曲にRADWIMPSの『前前前世』やONE OK ROCKの『The Begining』も挙げられます。