【作曲】定番コード進行を使っている有名曲まとめ【耳コピ】
作曲するにもいろいろなアプローチがありますが、コード進行から入る人、多いんじゃないでしょうか。
「とりあえず押さえておいて損なし」なパターンがいくつか存在している、コード進行。
J-POPを聴いていて「この曲調、あの曲に似てるな……?」と思ったこと、ないですか?
それはもしかしたら、コード進行のパターンが一緒だったのかも。
この記事では定番のコード進行が使われている有名曲をご紹介していきます。
「これから曲を作ってみたい」と考えている方にとっては、ヒントになるかもしれない内容です!
【作曲】定番コード進行を使っている有名曲まとめ【耳コピ】(1〜10)
愛を伝えたいだとかあいみょん

あいみょんさんのファンキーなナンバー『愛を伝えたいだとか』で使用されているコード進行は、大人な雰囲気のオシャレなサウンドを作り出しています。
日本では椎名林檎さんの『丸の内サディスティック』、洋楽好きにはビル・ウィザースさんの『Just The Two Of Us』でおなじみのコード進行ですよね。
2つ目のコードであるⅢ7から3つ目のⅥm7への流れがジャズ理論を用いた動きなので、オシャレさをアピールしたいならぜひ使って欲しいコード進行です!
炎LiSA

アニメ映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』の主題歌に起用された、LiSAさんの代表曲の一つに数えられている『炎』で使用されているのは「6541進行」と呼ばれるコード進行です。
6、5、4とルート音が下降する動きや、後半にある4から1という、おだやかに進行を終止させる性質を持つ、サブドミナントからトニックへ動きがあり、楽曲の印象をとても強くさせています。
菅田将暉さんの『まちがいさがし』なんかも、この進行が使われているんですよ。
春よ、来い松任谷由実

ハ長調における「Am」に向かう進行で最も一般的なのが「F-G-Am」の「456進行」です。
松任谷由実さんの1994年の名曲『春よ、来い』の印象的なイントロやサビに使用されていますよね。
大ヒットアニメ『鬼滅の刃』の主題歌であるLiSAさんが歌う『紅蓮華』の冒頭も「456進行」なんです。
またEDMを始めとするダンスミュージックでも耳にすることが多く、シンプルなコードのくり返しがサウンドにノリやすく愛されているのでしょう。
フライングゲットAKB48

キーボーディスト・作曲家として一時代を築いた小室哲哉さんが、好んで使用したことで知られるのが「小室進行」です。
TM NETWORK時代の名曲『Get Wild』などが有名ですよね。
使用される4つのコードは楽曲に使用されている音階のみで作られるコードであるダイアトニック・コードの中から選ばれています。
2000年以降にも度々ヒット曲に使用され、2011年にリリースされたAKB48の『フライングゲット』もその一つです。
サビに使用されていて、『Get Wild』と違い1小節ごとにコードチェンジがおこなわれています。
JOYYU-KI

YUKIさんの2005年の大ヒット曲『JOY』に使用されているのが「3456進行」です。
最初のコードがGb/BbなのでⅠ/ⅢというⅢmコードの変化形ではありますが、楽曲のほとんどがこの進行によって構成されています。
その他にも野田洋次郎さんが好んで使用していて、数多くのRADWIMPSの楽曲で3456進行を耳にします。
大ヒット曲の『スパークル』や『前前前世』でも使用されているので探してみてください!