ドラムは音の三要素(メロディ・ハーモニー・リズム)の中では、リズムにあたる部分です。
決まったテンポをキープしながらリズムを正確に鳴らすには、日頃からのしっかりとした練習が大切です。
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タイム(テンポ)キープって大切?
演奏時に、ほかの楽器のプレイヤーがドラマーに期待する役割の一つに「タイム(テンポ)をキープしてくれること」があります。
僕たちにとって難しいか簡単かはともかく、周りからすれば「当然できてほしいこと」ですので、そこがあんまりにもひどいと、さすがに一緒にやってくれる人が減っちゃいます。
ドラム一人で、一緒に演奏してくれる人がいないと……ちょっとかわいそうな感じですよね(笑)。
ということで、もちろんタイムキープは大切です!
どうやって練習するの?
正確なタイムを養成するには、正確なものと一緒に練習するのが一番!
というわけで、皆さん当然のようにやっていると思いますが、メトロノームを使いましょう。
振り子のカチカチいうヤツは、ドラムの音に負け絶対に聞こえないので、イヤホンをさせる電子メトロノームを使います。
では、メトロノームのスタートボタンを押しましょう!
参考:メトロノームの種類と特徴
さあ、叩くぞ!
その前に!
メトロノームはスタートさせたし、スティックを持って、楽器や(パッド)の前に座ってるし、準備万端です!
でも、ちょっと待って!
ください!
スティックを振り上げる前に、まずはメトロノームと一緒にカウントしてみましょう。
メトロノームの「ピッピッピッピッ」と一緒に「ワン、ツー、スリー、フォー」と声に出してカウントをしてみてください。
最低でも4小節分くらい、慣れるまでは1分くらい。
カウントだけしてみましょう。
そして、カウントとメトロノームが違和感なく合うようになったら……
お待たせしました!
叩き始めましょう!
叩く!
ただし、カウントは続けて!
さて、満を持して叩いてます!
楽しいです!
しかし、この時、一つ注意点があります。
それはカウントを止めないことです。
叩く前に始めたカウントを止めないまま、叩いてください。
なんでカウント続けるの?
どんな意味があるの?
メトロノームと一緒に声に出してカウントするだけなら、誰だってできることですよね。
別にドラマーである必要すらありません(笑)。
でも、僕たちはドラマーなので、ドラムを叩いているときに、正確にタイムを刻むのが仕事なんです。
そのためにメトロノームと一緒に正確に声に出したカウント、それを残したまま手足をそこに合わせます。
手足が動きたいタイミングで動かしてタイムがめちゃくちゃだったら、意味がありません!
最後に
よく「メトロノームに合わせて練習!」とかいいますが、僕はこれあんまり好きないい回しじゃないです。
メトロノームに合わせて練習している結構な割合の人が「メトロノームがなくなったら途端に不安定」になっちゃいます。
この症状は「タイムキープをメトロノームに任せちゃってる」ために起こります。
ドラマーですから、メトロノームにキープを任せちゃってるのはかっこいいことじゃないですよね。
メトロノームを使ったタイムキープの練習は、自分の中に正確なタイムを刻み込むために行います。
「ワン、ツー、スリー、フォー」ってメトロノームと一緒に声に出してカウントすることで、正確なタイムが刻み込まれていきます。
みなさんも恥ずかしがらずに「ワン、ツー、スリー、フォー」と、でっかい声でカウントしてみてください!