【2025】東北出身の演歌歌手
福田こうへいさんや新沼謙治さん、千昌夫さん……演歌のフィールドでも著名な方々ばかりですが、皆さんの共通点はどういったものかご存じでしょうか。
実は皆さんそれぞれ東北出身、という共通項があるのですね。
演歌といえば東北をテーマとした曲やご当地ソングが多いイメージですし、先述したように東北出身の有名な演歌歌手も多いです。
こちらの記事ではそんな東北出身の演歌歌手をテーマとして、近年デビューした若手も含めてご紹介。
あなたの好きなあの演歌歌手が実は同郷出身かもしれませんよ。
ぜひ記事をチェックしてみてください!
【2025】東北出身の演歌歌手(1〜10)
津軽平野千昌夫

深い情感と郷愁を誘う歌声で多くのファンを魅了してきた千昌夫さんは、岩手県陸前高田市出身です。
1965年に『君が好き』でデビューを果たし、翌年には『星影のワルツ』でミリオンセラーを記録、1968年には第19回NHK紅白歌合戦に初出場を果たしています。
1977年にリリースした曲は2年間にわたり歌い続けた結果、大ヒットとなりミリオンセラーを達成。
第21回日本レコード大賞のロングセラー賞を受賞し、中国やシンガポールなどアジア各国でも人気を博しました。
飛行機とヘリコプターの免許を取得し自家用機を所有していたこともある千昌夫さん。
愛鳥家としても知られ、楽屋や移動中のバスでも鳥を同伴するほどの愛情を注いでいるそうです。
里ごころ和田青児

北島三郎さんの門下生として11年間の下積み修行を経て、1999年に『上野発』で再デビューを飾った演歌歌手和田青児さんは、福島県郡山市出身です。
演歌を中心に活動する和田さんは、デビュー曲で第32回全日本有線放送大賞新人賞および第41回日本レコード大賞新人賞を受賞。
力強く情感豊かな歌声で多くのファンを魅了し続けています。
2012年には独立して自身の事務所を設立するなど、精力的に活動を展開。
近年はYouTubeチャンネルも開設し、新たな挑戦も続けています。
和田さんの歌声は、演歌ファンはもちろん、心に響く歌を求める全ての方におすすめです。
大阪花吹雪工藤あやの

2014年に『さくらんぼ 恋しんぼ』でデビューし、「山形のひだまり娘」として注目を集めた工藤あやのさんさんはまさに山形県出身の若手演歌歌手の代表的な存在です。
2023年1月にリリースした『洗ひ髪』はオリコン週間演歌・歌謡曲シングルランキングで初登場1位を獲得する快挙を成し遂げています。
幼少期から民謡を学び、多くの民謡大会で優勝した経歴を持つ工藤さんの歌声は、恩師である弦哲也さんから「昭和の忘れ物」と称されるほど。
2024年1月には個人事務所を設立し、芸名も本名の「工藤綾乃」に改めるなど、新たな挑戦を続けています。
懐かしさと新鮮さを併せ持つ工藤さんの歌声は、ふるさとの景色を思い起こさせる温かみがあり、心に響く演歌を求める方にぴったりですね。
新相馬恋歌沼崎しゅういち

宮城県出身の沼崎しゅういちさんは、2013年に『齋理屋敷のある町』でデビューした演歌や歌謡曲のシンガーソングライター。
宮城の風景を歌に込め、故郷への愛を歌い上げる楽曲で人々の心を掴んでいます。
2019年にはアルバム『潮風の匂い』をリリースし、シンガーソングライターとしての地位を確立。
2018年11月には『紅い水車のレストラン』を発表し、故郷の情景を描写した作品で注目を集めました。
沼崎さんは「クラウン沼崎歌謡学院」を主宰し、新人アーティストの育成にも尽力。
地元の風景や人々の感情を描写した歌詞と、温かみのある歌声で、郷愁を感じさせる演歌を届けています。
故郷や人々の絆を大切にする方におすすめの歌手です。
なみだ紅津吹みゆ

1996年生まれの若手演歌歌手、津吹みゆさんさん福島県矢吹町出身です。
2015年2月に『会津・山の神』でデビューし、故郷の情景を歌った素朴で伸びやかな歌声で注目を集めました。
同年には日本歌手協会主催の歌謡フェスティバルで最優秀新人賞を受賞。
東北出身の演歌歌手とのユニット「みちのく娘!」結成や、ヘビメタバンドとのコラボなど、新しい挑戦も。
力強さと優しさを兼ね備えた歌声で、伝統的な演歌に新風を吹き込む存在として期待されています。
演歌を愛する方はもちろん、新しい感性を求める音楽ファンにもおすすめの歌手ですね。