【2025】東北出身の演歌歌手
福田こうへいさんや新沼謙治さん、千昌夫さん……演歌のフィールドでも著名な方々ばかりですが、皆さんの共通点はどういったものかご存じでしょうか。
実は皆さんそれぞれ東北出身、という共通項があるのですね。
演歌といえば東北をテーマとした曲やご当地ソングが多いイメージですし、先述したように東北出身の有名な演歌歌手も多いです。
こちらの記事ではそんな東北出身の演歌歌手をテーマとして、近年デビューした若手も含めてご紹介。
あなたの好きなあの演歌歌手が実は同郷出身かもしれませんよ。
ぜひ記事をチェックしてみてください!
【2025】東北出身の演歌歌手(1〜10)
むらさき雨情NEW!藤あや子

秋田の豊かな自然が育んだ、艶やかな歌声の持ち主といえば藤あや子さんです。
幼少期から民謡で培った歌唱力を基盤に、主に演歌のジャンルで活躍されていますよね。
1989年に『おんな』で再デビュー後、1992年にリリースされた『こころ酒』が大ヒットを記録。
この曲で第25回日本有線大賞を受賞し、同年の紅白歌合戦にも初出場を果たしました。
彼女の音楽性は、艶っぽく情感豊かな表現が最大の魅力でしょう。
一方で、「小野彩」名義で自ら作詞作曲を手がけるなど、シンガーソングライターとしての才能も発揮しています。
心にしみる王道の演歌を聴きたい方や、民謡にルーツを持つ本格的な歌声に浸りたいという方にぴったりのアーティストですよ。
里ごころ和田青児

北島三郎さんの門下生として11年間の下積み修行を経て、1999年に『上野発』で再デビューを飾った演歌歌手和田青児さんは、福島県郡山市出身です。
演歌を中心に活動する和田さんは、デビュー曲で第32回全日本有線放送大賞新人賞および第41回日本レコード大賞新人賞を受賞。
力強く情感豊かな歌声で多くのファンを魅了し続けています。
2012年には独立して自身の事務所を設立するなど、精力的に活動を展開。
近年はYouTubeチャンネルも開設し、新たな挑戦も続けています。
和田さんの歌声は、演歌ファンはもちろん、心に響く歌を求める全ての方におすすめです。
大阪花吹雪工藤あやの

2014年に『さくらんぼ 恋しんぼ』でデビューし、「山形のひだまり娘」として注目を集めた工藤あやのさんさんはまさに山形県出身の若手演歌歌手の代表的な存在です。
2023年1月にリリースした『洗ひ髪』はオリコン週間演歌・歌謡曲シングルランキングで初登場1位を獲得する快挙を成し遂げています。
幼少期から民謡を学び、多くの民謡大会で優勝した経歴を持つ工藤さんの歌声は、恩師である弦哲也さんから「昭和の忘れ物」と称されるほど。
2024年1月には個人事務所を設立し、芸名も本名の「工藤綾乃」に改めるなど、新たな挑戦を続けています。
懐かしさと新鮮さを併せ持つ工藤さんの歌声は、ふるさとの景色を思い起こさせる温かみがあり、心に響く演歌を求める方にぴったりですね。
【2025】東北出身の演歌歌手(11〜20)
新相馬恋歌沼崎しゅういち

宮城県出身の沼崎しゅういちさんは、2013年に『齋理屋敷のある町』でデビューした演歌や歌謡曲のシンガーソングライター。
宮城の風景を歌に込め、故郷への愛を歌い上げる楽曲で人々の心を掴んでいます。
2019年にはアルバム『潮風の匂い』をリリースし、シンガーソングライターとしての地位を確立。
2018年11月には『紅い水車のレストラン』を発表し、故郷の情景を描写した作品で注目を集めました。
沼崎さんは「クラウン沼崎歌謡学院」を主宰し、新人アーティストの育成にも尽力。
地元の風景や人々の感情を描写した歌詞と、温かみのある歌声で、郷愁を感じさせる演歌を届けています。
故郷や人々の絆を大切にする方におすすめの歌手です。
なみだ紅津吹みゆ

1996年生まれの若手演歌歌手、津吹みゆさんさん福島県矢吹町出身です。
2015年2月に『会津・山の神』でデビューし、故郷の情景を歌った素朴で伸びやかな歌声で注目を集めました。
同年には日本歌手協会主催の歌謡フェスティバルで最優秀新人賞を受賞。
東北出身の演歌歌手とのユニット「みちのく娘!」結成や、ヘビメタバンドとのコラボなど、新しい挑戦も。
力強さと優しさを兼ね備えた歌声で、伝統的な演歌に新風を吹き込む存在として期待されています。
演歌を愛する方はもちろん、新しい感性を求める音楽ファンにもおすすめの歌手ですね。
三陸大漁祝い歌三本木智子

岩手県洋野町出身の三本木智子さんは、地域に根差した演歌歌手として活躍しています。
2019年2月に『あなたの恋桜』でデビューし、三陸の海や漁業をテーマにした楽曲で注目を集めています。
『三陸大漁祝い歌』や『さんてつの笛』といった地域密着型の曲は、地元の祝祭やイベントで愛されているんですよ。
三本木さんは洋野町の観光大使も務めており、地域の魅力発信に力を入れています。
温かな歌声と親しみやすい人柄で、ファンの心を掴んでいるんです。
地元の文化や風土を大切にしながら、全国に向けて三陸の魅力を歌で伝える三本木さん。
故郷への思いを胸に演歌を歌う姿に、きっと心を打たれることでしょう。
苺大沢桃子

2003年にデビューして以来、演歌をベースにしながらもロックやポップスの要素を取り入れた独自の音楽スタイルで注目を集めている岩手県大船渡市出身の演歌シンガーソングライター、大沢桃子さん。
代表曲『苺』は、母親への感謝の気持ちを込めた楽曲として多くのファンに愛されていますね。
2011年度には日本作曲家協会奨励賞を受賞するなど、その才能は高く評価されています。
大沢さんは音楽活動だけでなく、防災意識を高める楽曲プロジェクトや福祉施設での慰問コンサートなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。
温かみのある歌声と、人々の心に寄り添う歌詞が魅力の大沢さんの楽曲は、心に響く演歌を求める方におすすめですよ。