【2025】東北出身の演歌歌手
福田こうへいさんや新沼謙治さん、千昌夫さん……演歌のフィールドでも著名な方々ばかりですが、皆さんの共通点はどういったものかご存じでしょうか。
実は皆さんそれぞれ東北出身、という共通項があるのですね。
演歌といえば東北をテーマとした曲やご当地ソングが多いイメージですし、先述したように東北出身の有名な演歌歌手も多いです。
こちらの記事ではそんな東北出身の演歌歌手をテーマとして、近年デビューした若手も含めてご紹介。
あなたの好きなあの演歌歌手が実は同郷出身かもしれませんよ。
ぜひ記事をチェックしてみてください!
【2025】東北出身の演歌歌手(1〜10)
女のブルース藤圭子

藤圭子さんといえば東京は新宿、というイメージもありますが実は岩手県一関市出身です。
1969年9月に『新宿の女』でデビューすると、その独特な歌唱法と深い感情表現で一躍スターの座に。
低音のハスキーボイスと「怨歌」と呼ばれる独自のジャンルを確立し、多くのファンを魅了し続けました。
1970年には『圭子の夢は夜ひらく』で第1回日本歌謡大賞を受賞するなど、数々の栄誉に輝きました。
貧困や孤独、女性の悲哀をテーマにした楽曲は、聴く者の心を深く打つものとして高く評価されています。
藤さんの歌声は、人生の苦悩や喜びを感じたい方にぴったり。
波乱に満ちた人生を歩んだ藤さんの楽曲は、今なお多くの人々に希望や感動を与え続けているんですよ。
嫁に来ないか新沼謙治

岩手県大船渡市出身の新沼謙治さん。
1976年に『おもいで岬』でデビューし、続く2枚目のシングルが大ヒット。
同年の第18回日本レコード大賞新人賞を受賞し、NHK紅白歌合戦初出場を果たします。
その後も『ヘッドライト』『酒とふたりづれ』『津軽恋女』など、多くのヒット曲を生み出しました。
音楽活動だけでなく俳優としても才能を発揮し、映画やドラマにも出演。
バラエティ番組やラジオ番組、CMにも複数出演しています。
温かみのある歌声と人柄で、多くのファンに愛され続ける新沼さん。
デビュー以来、演歌界で活躍を続け、2025年にはデビュー50周年を迎える予定です。
赤いランプの終列車春日八郎

福島県会津坂下町が誇る日本の演歌界の重鎮、春日八郎さん。
1952年に「赤いランプの終列車」でデビューし、それ以降も「お富さん」など数々のヒット曲を世に送り出しました。
澄んだ美しい高音と情感豊かな歌唱で多くのファンを魅了し続け、1973年には文化庁芸術祭音楽部門大賞を受賞。
1989年には紫綬褒章も受章しています。
三橋美智也さん、村田英雄さんと共に「三人の会」を結成し、チャリティーコンサートを開催するなど、演歌界の発展にも尽力。
1991年9月6日の中野サンプラザでのステージを最後に、同年10月22日に67歳で逝去しました。
昭和の名演歌を聴きたい方や、情感豊かな歌声に心を癒されたい方におすすめの歌手です。
孫大泉逸郎

サクランボ農家を営みながら、1977年に東北・北海道民謡大賞を受賞し本格的な音楽活動をスタートした山形県西村山郡河北町出身の大泉逸郎さんは、まさに東北を代表するアーティストの一人ですね。
1996年に自主制作盤として発売された『孫』が、1999年にメジャーデビュー盤としてリリースされ大ヒットを記録。
オリコン演歌チャートで26週連続1位を獲得し、2000年には日本ゴールドディスク大賞特別賞を受賞。
さらに同年、日本レコード大賞優秀作品賞を受賞し、NHK紅白歌合戦初出場も果たしました。
家族愛を歌う温かな歌声と、骨髄バンク支援活動への熱心な取り組みで、幅広い世代から支持を集めています。
懐かしさと温もりを感じたい方におすすめの演歌歌手です。
南部蝉しぐれ福田こうへい

岩手県盛岡市出身の福田こうへいさんは、民謡歌手の父を持つ演歌歌手です。
2012年にデビューし、『南部蝉しぐれ』などのヒット曲を生み出しました。
民謡で培った確かな歌唱力と情感豊かな表現力が持ち味で、2013年には日本有線大賞新人賞と日本レコード大賞新人賞を受賞。
同年の紅白歌合戦にも初出場を果たしています。
2018年には急性胃粘膜病変で緊急入院するも、回復後は精力的に活動を続けています。
民謡と演歌の魅力を融合させた福田さんの歌は、伝統的な日本の歌を愛する方にぴったりですね。