【2025】青森出身の演歌歌手まとめ
『津軽海峡・冬景色』『津軽じょんがら節』『お岩木山』『津軽恋女』『帰ってこいよ』……例を挙げればきりがないのですが、青森県ひいては津軽地方をテーマとした演歌の名曲は昭和の昔から多数リリースされており、演歌にそれほど詳しくない方であれば「演歌といえば東北、特に青森県のイメージ」という方も多いかもしれません。
青森県には「じょんから節」「よされ節」「おはら節」という三大民謡もあって、演歌と民謡を結び付けた名曲も多いですよね。
こちらの記事では、そんな青森県出身の演歌歌手に注目して代表的な歌手をまとめて紹介します!
【2025】青森出身の演歌歌手まとめ
つんつん津軽林あさ美

青森県出身の演歌歌手として、林あさみさんは独特の魅力を持つアーティストです。
1996年にデビューした彼女は、津軽地方の方言と独特のリズムが特徴的な楽曲で時代を席巻しました。
伝統的な演歌や歌謡曲を基盤としつつ、現代的な感覚も取り入れたスタイルが特徴的で、若年層にも受け入れられる要素がありましたね。
数々の音楽賞を受賞し、テレビ出演や舞台にも積極的に参加するなど、幅広いメディアで活躍しました。
2000年代には大人の女性を意識したアルバムを発表するなど、その音楽活動を多様化させています。
演歌ファンはもちろん、新しい音楽の形を求める方にもオススメの歌手といえるでしょう。
雨の港駅花咲ゆき美

青森県上北郡野辺地町出身の演歌歌手として知られる花咲ゆき美さん。
2007年7月に『哀愁本線』でメジャーデビューを果たし、艶やかな歌声で多くのファンを魅了してきました。
2012年には『冬の蛍』でオリコン演歌・歌謡曲部門初登場1位を獲得。
その後も『風泣き岬』『海鳥哀歌』など、数々のヒット曲を生み出しています。
2007年の第40回日本有線大賞新人賞受賞をはじめ、数々の賞を受賞。
力強く情感豊かな歌声が持ち味で、聴く人の心に深く響きます。
青森の風土や文化を感じられる楽曲も多く、故郷への愛が伝わってきますよ。
ふるさと・北国・子守唄澤田慶仁

青森県上北郡六ヶ所村出身の澤田慶仁さんは、演歌歌手であり津軽三味線奏者としても活躍する多才なアーティストです。
1995年に日本コロムビア全国民謡コンクールで優勝した後、2014年にファーストシングル『蛇の目傘』でデビュー。
津軽三味線の技術を活かした独自の演歌スタイルで注目を集めています。
2024年7月には『ふるさと・北国・子守唄』をリリース。
伊藤薫さん作曲の表題曲は、哀愁漂うメロディと温かみのある歌詞が特徴です。
演歌と津軽三味線の融合による新しい音楽性を追求し続ける澤田さん。
伝統的な日本の音楽に興味がある方にぜひオススメですよ。
南部・・・春と夏吉幾三

青森県五所川原市出身の吉幾三さんは、演歌を中心に活動しながらも、フォークソングやコミックソングなど多彩なジャンルに挑戦し続けるアーティストです。
1973年に山岡英二名義で『恋人は君ひとり』でデビューしましたが、1977年に吉幾三と改名し、『俺はぜったい!プレスリー』でヒット。
1984年には『俺ら東京さ行ぐだ』が大ヒットし、全国的な知名度を獲得しました。
1986年には『雪國』でオリコン1位を獲得し、第37回日本レコード大賞で金賞も受賞。
津軽弁を活かしたユニークな歌詞と、郷土愛あふれる楽曲で多くのファンを魅了しています。
青森の魅力を歌で伝えたい方にぜひオススメですね。
北海おんな節西尾夕紀

青森県弘前市出身の西尾夕紀さんは、演歌歌手としての実力とものまねタレントとしての高い表現力を兼ね備えたアーティストです。
1993年に『海峡恋歌』でデビューし、翌年には日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。
1995年には『ヤンザラエ』が大ヒットし、カラオケの定番曲となりました。
演歌歌手としての活動と並行して、ものまねタレントとしても活躍。
日本テレビ系の『ものまねバトル大賞』では7回ものMVPを獲得しています。
2008年にはアニメ『ヤッターマン』のテーマ曲も担当し、幅広い活動を展開。
演歌ファンはもちろん、ものまねやバラエティが好きな方にもオススメのアーティストです。