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【2025】青森出身の演歌歌手まとめ

『津軽海峡・冬景色』『津軽じょんがら節』『お岩木山』『津軽恋女』『帰ってこいよ』……例を挙げればきりがないのですが、青森県ひいては津軽地方をテーマとした演歌の名曲は昭和の昔から多数リリースされており、演歌にそれほど詳しくない方であれば「演歌といえば東北、特に青森県のイメージ」という方も多いかもしれません。

青森県には「じょんから節」「よされ節」「おはら節」という三大民謡もあって、演歌と民謡を結び付けた名曲も多いですよね。

こちらの記事では、そんな青森県出身の演歌歌手に注目して代表的な歌手をまとめて紹介します!

【2025】青森出身の演歌歌手まとめ

男の勲章青戸健

【MVフルコーラス】青戸健「男の勲章」【公式】
男の勲章青戸健

青森県八戸市出身の演歌歌手として知られる青戸健さん。

幼少の頃から歌手を志し、46歳という遅咲きでデビューを果たしました。

30年に及ぶ人生経験を歌に込めた彼の楽曲は、聴く人の心に深く響きます。

2015年から始まった「男の応援歌三部作」は、青戸さんの代表作として知られていますね。

特筆すべきは、2022年に発売されたシングル『男の勲章』。

この曲は、三部作の最終作として位置づけられており、歌手生活28年目の集大成ともいえる1曲です。

青戸さんの魅力は、自然体で歌う姿勢。

人生経験豊かな歌声に引かれる方にオススメの歌手です。

あゝ上野駅井沢八郎

青森県弘前市出身の井沢八郎さんは、昭和を代表する演歌歌手として知られています。

1963年に『男船』でデビューを飾り、翌年には代表曲となる楽曲で一躍スターダムにのし上がりました。

力強く伸びやかな歌声と、労働者や地方出身者の心情を歌った楽曲で多くの人々の心をつかみました。

2007年には日本レコード大賞特別功労賞を受賞するなど、その功績は高く評価されています。

2007年1月17日に69歳で亡くなった後も、代表曲は上野駅の発車メロディとして使用され続けており、昭和の時代を生きた人々の記憶に深く刻まれています。

漁火しぐれ小西礼子

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漁火しぐれ小西礼子

青森県八戸市出身の小西礼子さんは、クラウンレコードに所属する演歌歌手です。

演歌からジャズまで幅広い音楽ジャンルを歌いこなす彼女は、地元青森県のご当地ソングにも力を入れています。

地元青森県を中心に精力的に活動。

伝統的な演歌の情緒を大切にし、幅広い世代のファンから支持を得ています。

青森の文化や風土に興味がある方にぜひオススメです。

歌の神さま!!松永ひとみ

青森県八戸市出身の演歌歌手として知られる松永ひとみさん。

1992年2月に『海峡平野』でデビューし、『おんな笠』『ねぶた風恋歌』など、故郷への思いを込めた曲を数多く発表しました。

14歳で青森県手踊りの12代名人位を獲得するなど、幼い頃から地元の文化に親しんできた松永さん。

2014年には『港じゃんがら帰り船』で第47回日本作詩大賞最優秀新人賞を受賞。

10年以上フラメンコを習っていたという意外な一面も。

演歌の王道を行く楽曲から、フラメンコの要素を取り入れた曲まで、幅広いレパートリーで多くのファンを魅了しました。

故郷を愛する心と、新しい挑戦を恐れない姿勢を持つ松永さんの歌声は、きっとあなたの心に響くはずですよ。

男の冬唄石塚ひろし

男の冬唄 石塚ひろし (第2回 丘なる実のたった一度の人生に)
男の冬唄石塚ひろし

青森県弘前市出身の石塚ひろしさんは、演歌歌手として73歳という年齢でメジャーデビューを果たしたことで注目を集めました。

2015年12月にデビューして以来、青森の風景や人々の暮らしを情感豊かに歌い上げる楽曲を次々と発表しています。

建設業の仕事をしながら、三橋美智也さんや三波春夫さんに憧れて歌手の夢を追い続けた経歴は、多くの人々の心を打つ感動的なストーリーとなっています。

2017年9月にリリースされたシングル曲では、津軽三味線とトランペットの音色が印象的な、青森をテーマにした楽曲を披露。

年齢を重ねても夢を諦めない石塚さんの姿勢に、勇気をもらえる方も多いのではないでしょうか。

おわりに

冒頭でも触れたように、演歌というジャンルそのものが「青森県」「津軽地方」にインスパイアされた名曲が多く生まれているということもあって、青森県出身の演歌歌手は他の地方以上に地元出身のこだわりを感じさせる方が多いように感じます。

2020年代も半ばを過ぎた今、演歌界を騒がせるような青森県出身の若手演歌歌手の登場にも期待したいですね!