【2025】ストーカーをテーマとした洋楽の名曲まとめ
恋愛に隠された闇。
ストーカーをテーマにした楽曲は時代や国境を超えて、数多くのアーティストが歌ってきたテーマのひとつです。
執着心や狂気、時には純愛を装った危険な恋愛感情など、音楽を通して表現されてきました。
今回は、ストーカーをテーマにした洋楽の中から、近年の話題作から往年の名曲まで厳選してご紹介します。
あなたの知っている曲は含まれているでしょうか?
ダークな魅力を持つこれらの楽曲の数々を、一緒に見ていきましょう。
【2025】ストーカーをテーマとした洋楽の名曲まとめ(1〜10)
THE DINERBillie Eilish

ストーカーの歪んだ純愛をダークなサウンドで描いた本作は、アメリカのシンガーソングライター、ビリー・アイリッシュさんが2024年5月にリリースしたアルバム『Hit Me Hard and Soft』に収録された作品です。
この楽曲はビリーさん自身が経験したストーカー被害が色濃く反映されており、その生々しさが聴く者の心を深く揺さぶります。
曲の最後に囁かれる電話番号は実際に繋がるという仕掛けも話題を呼び、物語と現実の境界線を曖昧にする演出には思わず引き込まれてしまうかもしれませんね。
デビュー初期を彷彿とさせるゴシックな雰囲気も、長年のファンにはたまらないのではないでしょうか。
狂気的でありながらどこか切ない、その独特な世界観に浸りたい夜にぴったりの一曲です。
A Little MoreEd Sheeran

ブルースの香り漂うポップなサウンドが印象的な、イギリス出身のエド・シーランさんの楽曲です。
本作で歌われるのは、かつて愛した人への感情が、日を追うごとに憎しみへと変わっていくという強烈なメッセージ。
その皮肉に満ちた内容は、歪んだ愛情や執着心を連想させます。
2025年8月に公開されたこの作品は、8作目のアルバム『Play』からのシングル。
ミュージックビデオでは、俳優のルパート・グリントさんが主人公を演じ、エド・シーランさん自身の幻覚に悩まされるというシュールな物語が展開されました。
愛憎が渦巻くダークな世界観に浸りたい夜にぴったりの一曲です。
AnimalsMaroon 5

アメリカを代表するバンド、マルーン5が描く、恋愛の執着心を動物的な本能になぞらえたパワフルなナンバーです。
この楽曲は、2014年8月に公開されたアルバム『V』からのシングルで、Billboard Hot 100で最高3位を記録し、14週にわたってトップ10にランクインする大成功を収めました。
獲物を追い詰める捕食者のように、相手を執拗に追いかける主人公の狂気的な愛情が、アダム・レヴィーンさんの妖艶なファルセットで歌い上げられます。
KiaのCMにも起用されましたが、映画『アメリカン・サイコ』を彷彿とさせるミュージックビデオはその過激さから大きな話題を呼びましたよね。
ポップなサウンドと歪んだ愛情表現のギャップにゾクゾクする、スリリングな一曲です。
Every Breath You TakeThe Police

The Policeによって1983年にリリースされたトラック。
一見ラブソングのように聴こえる、嫉妬と監視と所有について歌われているストーカー・アンセム・トラックです。
グラミー賞とMTV Video Music Awardsを受賞しています。
Do I Wanna Know?Arctic Monkeys

イングランド出身のロックバンド、アークティック・モンキーズ。
2013年6月に公開された本作は、名盤『AM』からの代表曲です。
深夜に一人、元恋人への想いを募らせる主人公の姿が目に浮かぶようですね。
相手の気持ちを知りたい、でも拒絶されるのが怖いというジレンマ。
その粘りつくような執着心は、もはやストーカーの領域に踏み込んでいます。
この危うい感情を体現するかのような、重くうねるギターリフが非常に印象的。
本作は全米のオルタナティヴ・チャートで10週連続1位という快挙を成し遂げ、ドラマ『Peaky Blinders』にも起用されました。
忘れられない相手を想う眠れない夜に、このダークな魅力に身を委ねてみるのもよいかもしれませんね。
NDABillie Eilish

スターダムの光が生む深い影、その恐怖と孤独を鋭く描き出した作品です。
アメリカ出身のシンガーソングライター、ビリー・アイリッシュさんによるこの楽曲は、2021年7月に公開され、名盤『Happier Than Ever』に収められています。
ダークで緊迫感のあるサウンドにのせて歌われるのは、ストーカーに追われプライバシーを失った心の叫び。
彼女自身が監督した映像では、25台もの車がスタントなしで周囲を走り抜けるという、生々しい演出でその絶望を表現しているのだとか。
全米アルバムチャートで1位を記録した名盤を象徴する本作は、恋愛の綺麗な面だけでなく、その裏にある執着や狂気に触れたい夜にぴったり。
一人でじっくりと世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。
Redneck CrazyTyler Farr

アメリカ出身のカントリーシンガー、タイラー・ファーさん。
オペラで鍛えた力強い歌声を持つ彼のデビュー作ということもあり、大きな注目を集めたアルバム『Redneck Crazy』の表題曲です。
この楽曲で描かれるのは、恋人に裏切られた男性の少し歪んだ純情。
悲しみが怒りへと変わり、元恋人の家の前で騒ぎを起こすというストーカー的な行動に走る様子が、人間味あふれると同時に恐ろしくもあります。
2013年に公開された本作は、その過激さから物議を醸しながらも、カントリーチャートで初登場2位を記録。
甘いだけではない恋愛の側面を覗いてみたい時に、手に取ってみてはいかがでしょうか?
主人公の行動は決して褒められませんが、その激情に共感してしまう方もいるのでは?






