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理想と苦悩の間で母国のために戦った、軍人・山本五十六の名言

太平洋戦争開戦時の連合艦隊司令官として知られ、真珠湾攻撃を指揮したことでも有名な軍人、山本五十六さん。

卓越した先見性を持ち、正義感に満ちた人物と言われながら、圧倒的戦力差がある相手に世紀の奇襲攻撃を仕掛けるなど、謎が多いことやドラマチックな人生が、現代でも人気の秘密となっています。

今回は、そんな山本五十六さんが遺した名言の数々をご紹介します。

リーダーシップや人間としてのあり方など、時代を感じさせない珠玉の言葉ばかりですので、要チェックですよ!

理想と苦悩の間で母国のために戦った、軍人・山本五十六の名言(1〜10)

世の中に立って、国の為に尽くすことが、先生に対する生徒の、第一の恩返しになる。山本五十六​​

世の中に立って、国の為に尽くすことが、先生に対する生徒の、第一の恩返しになる。山本五十六​​

先生は生徒の人生にも大きな影響を与える存在で、強い感謝の気持ちを持っているという人も多いかと思います。

そんな生徒ができる先生に向けた最大の恩返しが何かという部分に注目して、考え方を示した言葉です。

先生に直接恩を返すのではなく、得た学びを大きなもののために活用すること、その活躍こそが恩返しになるのだと語りかけています。

学んだことを大切に進んでいるのだということを、どのような形で知ってもらうのかが重要なのかもしれませんね。

人はみな、それぞれ与へられた天職がある。職分を如何に巧みに処理するかによって、その人の値打ちがきまる。山本五十六​​

人はみな、それぞれ与へられた天職がある。職分を如何に巧みに処理するかによって、その人の値打ちがきまる。山本五十六​​

人はそれぞれに向きや不向きがあり、それを見極めることがより大きな成果にもつながるのだと語りかけている言葉です。

現状で思うような成果が出せない場合は他に向いているものを考えてみる、より成果が出るような動き方を考えてみるという、物事への向き合い方を呼びかけていますね。

やりたいこととできることにギャップを感じる場合もありますが、できることを伸ばした方が自分の価値を高めるのことにつながるのだという現実を突きつけるような一面も持っているような印象です。

自分はどのように先に進んでいくべきなのか、将来を考えるきっかけとしてぴったりの言葉ですね。

国大なりといえども戦好まば必ず滅ぶ 国安らかなりといえども戦忘れなば必ず危うし。山本五十六​​

国大なりといえども戦好まば必ず滅ぶ 国安らかなりといえども戦忘れなば必ず危うし。山本五十六​​

国を平和に保っていくために、どのような考え方を持つのが大切かということを表現した言葉です。

『藝文類聚』という中国の書物から引用した言葉で、国としての心構えと備えの大切さを伝えています。

強い国だとしても戦争を続けている限りは滅びの道が待っているということと、安らかな国であっても戦争が起こることを忘れてしまうといつかは危機がやってくるのだということを語りかけていますね。

現状をしっかりと分析して、どのように平和に向けて歩んでいくべきなのかを考えさせられるような言葉ですね。

理想と苦悩の間で母国のために戦った、軍人・山本五十六の名言(11〜20)

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。山本五十六​​

誰かを指導することに悩んでいる方に読んでほしいのが、こちらの言葉です。

人に指導をする際は、まず自分でやってみて、どのようにやればいいかを伝える。

次に、どのようにやればいいのか、ポイントなどを言葉にして教える。

それから、やってみるように伝え、できたものをほめるというところまでやって初めて人は動くようになるのだと伝えています。

リーダーシップを発揮し戦った彼ならではの言葉には、説得力がありますね。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

人は誰でも負い目を持っている。それを克服しようとして進歩するものなのだ。山本五十六​​

【感銘語録】山本五十六⑤-心地よい名言を癒しの語り (人は誰でも負い目を持っている。それを克服しようとして進歩するものなのだ)#名言 #癒やしの朗読
人は誰でも負い目を持っている。それを克服しようとして進歩するものなのだ。山本五十六​​

人生そのもの……と言える名言ではないでしょうか。

他人から見れば何も悩みがないように思えても、実はその笑顔の下で苦しんでいる人って意外に多いですよね。

大なり小なり、誰もが悩みを抱え、戦っている事でしょう。

この言葉は、それを乗り越えてこそ成長……進歩できると教えてくれています。

つまり、つらい時こそ成長できる機会だ、という事ですね。

落ち込んでいる時にこの言葉を思い出せば、苦しみの中にも希望が見えてくるかもしれません。

あと百日の間に小生の余命は全部すりへらす覚悟に御座候山本五十六​​

あと百日の間に小生の余命は全部すりへらす覚悟に御座候山本五十六​​

人生という時間は、何かを成し遂げるには思っているよりも短いもので、頑張りにも高い質と量が要求されます。

そんな人生の短い期間に余命をすり減らすような全力をかたむけるという、頑張りの決意を表明した言葉です。

自分の中でさらに期間を区切って決意を伝えることで、自分にもプレッシャーを与えつつ、さらなる力を発揮しようとしていますね。

決意をあえて言葉にして表明することで、より大きな力が発揮されるのではないでしょうか。

内乱では国は滅びない。が、戦争では国が滅びる。内乱を避けるために、戦争に賭けるとは、主客転倒も甚だしい。山本五十六​​

内乱では国は滅びない。が、戦争では国が滅びる。内乱を避けるために、戦争に賭けるとは、主客転倒も甚だしい。山本五十六​​

戦争がどのような結果を生み出すものかを知ることは、今後の争いを防ぐためにも重要なことかもしれませんよね。

そんな戦争と内乱の結果を比較、戦争に向かってしまったという事実がどれだけ愚かなことなのかを伝えている言葉です。

軍の対立という内乱を避けるために同盟を結んだことの危険性を伝える言葉で、戦争につながり、国も滅ぶ可能性があるのだと伝えています。

目先の事件に集中するのではなく、未来のリスクも考えて進むべきではないかという疑問を投げかけるような内容ですね。