理想と苦悩の間で母国のために戦った、軍人・山本五十六の名言
太平洋戦争開戦時の連合艦隊司令官として知られ、真珠湾攻撃を指揮したことでも有名な軍人、山本五十六さん。
卓越した先見性を持ち、正義感に満ちた人物と言われながら、圧倒的戦力差がある相手に世紀の奇襲攻撃を仕掛けるなど、謎が多いことやドラマチックな人生が、現代でも人気の秘密となっています。
今回は、そんな山本五十六さんが遺した名言の数々をご紹介します。
リーダーシップや人間としてのあり方など、時代を感じさせない珠玉の言葉ばかりですので、要チェックですよ!
理想と苦悩の間で母国のために戦った、軍人・山本五十六の名言(1〜10)
人は神ではない。誤りをするというところに、人間味がある。山本五十六

間違わないことに気を取られすぎて、自由に動けなかったり、新しい事に挑戦できない方も多いのではないでしょうか。
しかし、人は誰しも間違うものなのです。
間違ってこそ新しい発見があったり、正しい道が見えてくる事もあるでしょう。
そう考えると、自分の失敗も、周囲の失敗も、否定せず許容できるのではないでしょうか。
自分を認めるために、相手を受け入れるために、必要な事が何かを教えてくれるすばらしい名言だと思います。
男は天下を動かし、女はその男を動かす。山本五十六

外に働きに出る男性は、社会を動かす存在。
そして女性は、社会を動かす男性をうまくコントロールする存在であるとしているのが、こちらの言葉です。
男性が外で元気に働いていられるのは、女性の力があってこそだと伝えているこの言葉は、家庭を守る女性が胸を張れるものではないでしょうか。
時代は変わり、男女ともに外に出る、女性が外に出て男性が家庭に入るということも多くなり、コントロールするというよりも支え合うというニュアンスの方が強くなりました。
しかし、誰かがいるからこそ頑張れるという点では、言葉の本質としては変わらないのかもしれませんね。
あと百日の間に小生の余命は全部すりへらす覚悟に御座候山本五十六
人生という時間は、何かを成し遂げるには思っているよりも短いもので、頑張りにも高い質と量が要求されます。
そんな人生の短い期間に余命をすり減らすような全力をかたむけるという、頑張りの決意を表明した言葉です。
自分の中でさらに期間を区切って決意を伝えることで、自分にもプレッシャーを与えつつ、さらなる力を発揮しようとしていますね。
決意をあえて言葉にして表明することで、より大きな力が発揮されるのではないでしょうか。
もらった恩は岩に刻め、与えた恩は水に流すべし山本五十六
誰もが人とのかかわりを持ちながら日々を過ごしているもので、お互いに恩を与え合いながら生きているかと思います。
そんな人から受けた恩を心に刻むことの大切さと、恩を人に与えていくことの大切さを伝えている言葉です。
受けた恩よりも大きな恩を周りには与えていくべきで、それには固執せずに忘れてしまうことが重要だと語りかけています。
それぞれの恩に対する向き合い方を比較しているからこそ、どのように立ち振る舞うべきなのかも分かりやすい言葉ですね。
百年兵を養うは、ただ平和を守るためである。山本五十六
兵士といえば攻め込む人というイメージも強いですが、実際には国を守るために尽力している部分も強いですよね。
そんな兵士を育てることの重要性、何のために育てていくのかという考え方を示した言葉です。
いざという時に国を守れる存在があることで、攻め込むことをためらわせれば、平和にもつながっていくのだと主張しています。
平和という大きな目標のために何ができるのかという、考え方がしっかりと伝わってくるような内容ですね。
世の中に立って、国の為に尽くすことが、先生に対する生徒の、第一の恩返しになる。山本五十六
先生は生徒の人生にも大きな影響を与える存在で、強い感謝の気持ちを持っているという人も多いかと思います。
そんな生徒ができる先生に向けた最大の恩返しが何かという部分に注目して、考え方を示した言葉です。
先生に直接恩を返すのではなく、得た学びを大きなもののために活用すること、その活躍こそが恩返しになるのだと語りかけています。
学んだことを大切に進んでいるのだということを、どのような形で知ってもらうのかが重要なのかもしれませんね。
人はみな、それぞれ与へられた天職がある。職分を如何に巧みに処理するかによって、その人の値打ちがきまる。山本五十六
人はそれぞれに向きや不向きがあり、それを見極めることがより大きな成果にもつながるのだと語りかけている言葉です。
現状で思うような成果が出せない場合は他に向いているものを考えてみる、より成果が出るような動き方を考えてみるという、物事への向き合い方を呼びかけていますね。
やりたいこととできることにギャップを感じる場合もありますが、できることを伸ばした方が自分の価値を高めるのことにつながるのだという現実を突きつけるような一面も持っているような印象です。
自分はどのように先に進んでいくべきなのか、将来を考えるきっかけとしてぴったりの言葉ですね。



