文化祭の劇で青春の思い出を!学園生活を彩る演劇の舞台のアイデア
文化祭の演劇は、クラスの絆を深める青春の宝物。
誰もが経験する年に一度の学園行事だからこそ、感動できる名作を上演してみませんか?
アニメや映画の脚本を演劇にアレンジするのも楽しいですし、オリジナルの要素を加えてクラスならではの作品に仕上げることもできます。
こちらでは、文化祭での上演にピッタリな演劇作品を紹介していきます。
クラスに合う作品を見つけてみんなで力を合わせて、心に残る舞台を創り上げてくださいね!
青春・学園 演劇作品
心が叫びたがってるんだ。

「あの花」スタッフが再集結して制作した劇場版オリジナルアニメ。
題材は高校の文化祭でミュージカルをするというもので、劇中のミュージカルはまさに文化祭にぴったりな内容です。
「青春の向う脛」という劇で有名な民謡などにオリジナルの歌詞をつけ、さらに最終章ではマッシュアップ風になっているメロディーのかみ合いが素晴らしいものです。
アニメを見て盛り上がった者同士で企画してみてもいいかもしれませんね。
時をかける少女

数々のリメイク作品が作られる不朽の名作です。
青春の1ページと現実のような非現実を表現できれば拍手喝采まちがいなし!
ストーリーに入り込むのは難しいですが、それだけにやりがいのあるテーマではないでしょうか。
この世界の片隅に

2024年にミュージカル化されたことで話題になった『この世界の片隅に』。
もともとは漫画を原作とする作品で、その後にドラマやアニメにもなったんですよね。
広島県呉市を舞台にした戦争をテーマとして描いた作品で、観客を感動させられるような見応えのある演劇にしたいときにはオススメの演目です。
ミュージカルの舞台の映像がYouTubeにアップロードされているので、そちらも参考にしながらしっかりと作り込んでみてはいかがでしょうか?
アルプススタンドのはしの方

夏の高校野球を応援しにきた高校生がアルプススタンドの端っこでさまざまな会話を繰り広げる会話劇『アルプススタンドのはしの方』。
兵庫県の高校で演劇部顧問を務めた先生によって手がけられた作品で、全国にあるたくさんの高校で上演されています。
2020年には映画化もされ、多くの人から注目を集めました。
登場人物が高校生ということもあり、高校生にとっては特に感情移入しやすい部分も多いのではないでしょうか。
会話劇という特殊である意味普通の演劇よりも難しいですが、ぜひ挑戦してみてほしい作品です!
ママ

さまざまな劇作やCM脚本をつとめる、いやどみ☆こ~せい教諭による作品『ママ』。
校内を飛び越えさまざまな場所で演劇を披露する佐賀県立佐賀東高校の演劇部が上演した作品の一つです。
母子家庭で女手一つで育ててくれた母とその娘との物語を描いた作品で、最愛の人の死を目前にして「生きるということ」をテーマにしています。
いやどみ教諭が書いた台本には結末がなく、佐賀東高校の演劇部も自分たちでその結末を考えたそうです。
台本を読んで自分たちならこの親子の結末をどうしたいか考えて作るのも、文化祭や学園祭のいい思い出になるのではないでしょうか?