文化祭の劇で青春の思い出を!学園生活を彩る演劇の舞台のアイデア
文化祭の演劇は、クラスの絆を深める青春の宝物。
誰もが経験する年に一度の学園行事だからこそ、感動できる名作を上演してみませんか?
アニメや映画の脚本を演劇にアレンジするのも楽しいですし、オリジナルの要素を加えてクラスならではの作品に仕上げることもできます。
こちらでは、文化祭での上演にピッタリな演劇作品を紹介していきます。
クラスに合う作品を見つけてみんなで力を合わせて、心に残る舞台を創り上げてくださいね!
青春・学園 演劇作品
ただ、今

2020年に開催された第44回全国高等学校総合文化祭で発表された劇作品です。
空き家を舞台に、男子高校生と小学生がくり広げるリアルなストーリーは、学生さんであれば「あるある」な気分に浸れてしまうかも。
等身大なキャラ像についつい感情移入してしまいますね。
もしやるなら、勢いに任せる場面、落ち着いて状況を見せていく場面をしっかり考えながら演じるのがオススメ。
動静がはっきりしていると目を引きやすいですしね。
ヘアスプレー

1998年に公開された同名映画を舞台化して、2002年にブロードウェイで初上演された大ヒットミュージカル。
ストーリー全体に50年代、60年代の「古き良きアメリカ」テイストを感じさせる軽快なロックンロールやオールディーズ調のナンバーがちりばめられ、理屈抜きで楽しめる作品です。
難しいことは抜きにして、出演者全員、思い思いのダンスで「楽しさ」を演出した出し物として学園祭などで取り上げてみると楽しいのではないでしょうか。
ボクの宿題

いやどみ☆こ~せい教諭による演劇作品『ボクの宿題』。
家のことを考えずギャンブルに明け暮れていた父と、そんな父を置いて出て行った母親を思う息子との物語です。
息子が「30年後の私」を題材にした作文の宿題をするところから、親子のストーリーが展開されていきます。
作文を書く中で父の人生を振り返り、自分の未来へとつなげていこうとする最後には希望を感じられる作品です。
作文の宿題という学生の方にとっては身近なキーポイントからストーリーが展開されていくので、感情移入や表現もしやすいのではないでしょうか。
自分たちの30年後も想像しながら、取り組んでみてくださいね!
ロミオとジュリエット

舞台作品として定番の『ロミオとジュリエット』。
シェイクスピアの作品で大変知名度が高く、さまざまな形でアレンジされたストーリーもたくさんあるので、文化祭でも演じやすい演目だと思います。
ロミオとジュリエットを誰が演じるのか、衣装をどうするのかなど、企画の段階から楽しめることまちがいなしの名舞台となるでしょう。
式根島の蛇は噛まない

多くの中学校で上演されている『式根島の蛇は噛まない』。
式根島に住んでいる3人の女の子が友情や自分たちの進路に悩みつつも、それぞれの道を歩んでいくというストーリーです。
学生のみなさんにぴったりなストーリーなので、感情移入しやすいのではないでしょうか?
3人の女の子を男の子に変えてみたり、台本を読んでみていろいろと展開を変えてみたりとアレンジもさまざまに楽しめそうです。
より感情移入するために、登場人物と同じように実際に友情や進路に悩むメンバーで公演すると、見ている学生のみなさんにもグッとくるものを与えられるのではないでしょうか!
おわりに
文化祭の演劇で演じるにふさわしい作品はいろいろあります。
同級生たちと本格的なミュージカルに挑戦したり、心に残る会話劇に取り組んだり。
青春を彩る学園祭のステージで、演じる側もみる側も心がおどる思い出を作ってみませんか。
演劇を通じて、かけがえのない経験が皆さんを待っていますよ!