日本の心を歌う演歌の世界に、新たな風が吹いています。
2024年7月に登場した新曲たちは、伝統の魂を受け継ぎながらも、現代の感性を巧みに織り込んだ珠玉の作品ばかり。
思わず口ずさみたくなるメロディーと、胸に響く歌詞の数々が、あなたの心に寄り添います。
懐かしさと新鮮さが見事に調和した、この夏の演歌シーンをご紹介します。
演歌の新曲リリース【2024年7月】(1〜20)
願い星おおい大輔

おおい大輔さんの本作は、故郷への思いと夢を追い続ける決意を歌い上げた珠玉の1曲。
2024年7月にリリースされた、デビュー25周年と還暦を記念した意味深い作品です。
夕暮れ時の東京を舞台に、ふるさとを離れてがんばる主人公の姿が情感豊かに描かれています。
演歌ファンはもちろん、夢を追いかける人の背中を押したいときにもオススメですよ。
カラオケでも歌いたくなる、心に沁みるナンバーです。
サランへ わたしのいい人半田浩二

情感豊かなメロディーと心に響く歌詞が魅力のこの楽曲。
半田浩二さんが歌う『サランへ わたしのいい人』は韓国歌謡のエッセンスを加えた新しい試みの作品です。
2024年7月に発表された曲で、愛する人への切ない思いを歌った歌詞が、聴く人の心に深く染み入ります。
半田さんの真っすぐでのびやかな歌声も印象的。
パートナーの姿を思い浮かべながら聴けばより刺さるものがあるかもしれません。
妻よ…ありがとう山本譲二

妻への深い愛と感謝を歌った心温まる楽曲です。
山本譲二さんのデビュー50周年を記念して2024年7月に発表されました。
長年連れ添ったパートナーへの思いが、情感たっぷりの歌声と共に届けられます。
過去の苦労や喜びを共に乗り越えてきた妻への感謝の気持ちが、歌詞の随所に込められているんです。
山本さんの魂のこもった歌唱と相まって、聴く人の心に深く響く名曲だと思います。
マッチ岩佐美咲

岩佐美咲さんのシングル『マッチ』は、1本のマッチから燃え上がった気持ちを歌った、力強くも繊細な1曲です。
2024年8月に発売の本作は、AKB48からの転身後、着実に歩みを進める岩佐さんの11枚目のシングル。
演歌とポップスの融合という彼女らしさを存分に発揮されており、秋元康さんの書き下ろし歌詞では、小さな火花が大きな炎へと変わっていく様子を、恋愛感情に重ね合わせています。
大切な人を思いたいとき、ぜひ聴いてみてください。
雪の花藤あや子

降る雪を愛する人に重ね、未練や孤独を歌う、心に染みる冬の演歌です。
演歌歌手、藤あや子さんの曲で、2024年7月に発売。
28年ぶりに吉幾三さんとタッグを組んだ作品で、東北出身アーティストならではの「みちのく演歌」として注目を集めました。
藤さん自身が作詞を手がけた歌詞では、過去の恋を振り返りつつも、なお愛されたいという女性の切実な思いを表現。
優美な歌声と情感豊かなメロディーが見事に融合しています。
恋に悩む人や、心に秘めた思いを抱えている人に、ぜひ聴いてほしい1曲です。