AI レビュー検索
John Cage の検索結果(141〜150)
Lion Of Kandahar (Extended Re-Mix)Muslimgauze

ムスリムガーゼ、という不思議な語感を持ったアーティストネームは、イギリス人音楽家のブリン・ジョーンズさんによるソロユニットです。
1982年の活動開始以来、1999年に37歳の若さでこの世を去るまでにジョーンズさんが発表したアルバムや楽曲は膨大なもので、公式のディスコグラフィを眺めるだけでも圧倒されてしまいますね。
ご本人が望んだものではないというのは皮肉ではありますが、亡くなってからも多くのリミックス版などがリリーされ続けていることから、後続のアーティストたちに与えた影響の大きさも分かるというものでしょう。
今回取り上げている『Iran』は1988年に発表された作品で、ムスリムガーゼ名義としては初のCDとしても有名なアルバムです。
インダストリアル的な要素は控えめとなっており、タイトル通りエスニックな要素をたっぷりと含んだ独自のブレイクビーツはノイズ~アバンギャルド・ミュージックに興味を持たれている方々はもちろん、テクノやワールド・ミュージックを愛聴している音楽好きにも楽しめるはず。
ムスリムガーゼといえばその政治的なメッセージや思想も欠かせない要素ではありますが、まずは電子音楽と中東音楽をミックスさせたプリミティブなサウンドのおもしろさを味わってから、楽曲の背景にあるアーティストの意思を知るというのも決して悪い選択肢ではないでしょう。
Lonely WomanOrnette Coleman

『ジャズ来るべきもの』という邦題でも知られているこちらの『The Shape of Jazz to Come』は、フリー・ジャズのひな形を作り上げたと評される偉大な作品です。
ジャズ・サックス奏者にしてフリージャズの先駆的な存在、オーネット・コールマンさんが1959年に発表したアルバムで、スタンダードナンバーのカバーなどは含まれず、全曲がオーネットさんの作曲によるオリジナル曲で構成されています。
コルネット奏者のドン・チェリーさんとドラマーのビリー・ヒギンスさんに加えて、ベース奏者のチャーリー・ヘイデンさんが参加、2つのホーンがフロントに立つカルテットが生み出したサウンドは、ピアノを軸とした従来のジャズとはまったく違う音楽を生み出しました。
決まったコード進行や楽曲構成を意図的に逸脱し、不協和音が生み出す不思議なずれと美しい旋律とが同居する、まさに自由度の高い前衛ジャズの原点と呼ぶべきサウンドが本作の偉大な価値を決定付けているのです。
とはいえ、今聴くとそこまで難解というわけではなく、オーネットさんの作曲家としての才能も感じ取れるジャズの名盤として聴けるのではないでしょうか。
5つのピアノ曲Arnold Schönberg

長く続いた西洋の調音楽を解体した最初のひとりと言われるのが、ドイツのシェーンベルクです(ハウアーという説もあります)彼は無調音楽から、12個ある音をすべて均質に扱う12音音楽までを作りました。
この曲は無調から12音への橋渡しになった有名な曲です。
John Cage の検索結果(151〜160)
Endless SummerFennesz

あの坂本龍一さんとのコラボレーション作品なども手掛け、2000年代以降の電子音楽~音響~エレクトロニカといったジャンルにおける異才、クリスチャン・フェネスさん。
Fennesz名義での活動が特に有名なフェネスさんといえば、やはり2000年に発表された大傑作アルバム『Endless Summer』の存在は欠かせませんね。
タイトルから想起されるようなノスタルジックな景色が目に浮かぶような、あまりにも美しいフォーキーなエレクトロニカは多くのアーティストたちに影響を与え、2000年代に盛り上がりを見せた美メロ重視のエレクトロニカ、フォークトロニカの先陣を切ったエポックメイキング的な作品としてまさに永遠となった1枚です。
同時に、単にメロディが美しいエレクトロニカというだけではなく、本作は実験的かつ先鋭的な電子音楽の名盤を多くリリースしているオーストリアの名門レーベル、Megoからリリースされた代物であり、ちりばめられたグリッチ・ノイズなどの要素も多く含まれることから、レコード・ショップなどでノイズ~アバンギャルドのコーナーに置かれている場合もあるのです。
広義の意味でのノイズ・ミュージックの発展形として、本作のようなアルバムが存在していることも、ぜひ知っていただきたいところです。
No Waiting, ThreeDerek Bailey

エヴァン・パーカーと並んで、イギリスのフリーを代表する演奏家がデレク・ベイリーです。
ベイリーはIncusという自主レーベルの設立、Companyというフリーミュージックのグループを作るなど、演奏以外でも積極的な活動をしました。
これは、ジョエル・レアンドルというコントラバス奏者と作った名作の中のひとつです。
Shostakovich: Symphony No. 5Bernstein · New York Philharmonic Orchestra

ソヴィエト・ロシアを代表するD.ショスタコーヴィチの代表作。
欧米の動向に敏感でモダニズムの強い作品を書いていたのをスターリン時代にさんざん攻撃されて、その回答として生み出したのが本作。
ソ連・東欧圏のみならず西側でも高い評価を受けた。
Prokofiev – Symphony No 5Valery Gergiev

ショスタコーヴィチの5番とともに20世紀ロシアの管弦楽作品としては欧米でよく取り上げられる。
社会主義リアリズムの宣伝臭が強いのを好まない向きもあるが、スターリン時代の過酷な弾圧をくぐり抜けて芸術家として良心を残そうとした悲痛な叫びも聴きとりたいところ。
