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John Cage の検索結果(171〜180)
内触覚的宇宙湯浅譲二

1929年に福島県で生まれた湯浅譲二さんは日本における現代音楽・実験音楽のパイオニアです。
「音楽とは音響エネルギー体の空間的・時間的推移」という湯浅さん独自の音楽観を持っており、この曲もスクリャービンを思わせる無調の音楽を作り上げています。
星が瞬くようなピアノの旋律が、聴く人を包み込んでいきます。
Improvisation 4Derek Bailey

イギリスが生んだ即興演奏のパイオニアであり、フリー・インプロヴィゼーションの代表的なギタリストと言えば、デレク・ベイリーさんです。
そもそも即興演奏とはその名の通り制約を設けずに演奏者の意思に沿って自在に演奏するものですが、音楽理論などが確立されていなかった太古の昔の音楽は、つまり即興演奏そのものであったと言えるかもしれません。
そんなことを念頭に置いて、ベイリーさんのソロ名義としては初となったアルバム『Solo Guitar Volume 1』を聴くと、また違った世界が見えてくるのではないでしょうか。
もともとはプロのギタリストとして熟練した腕前を持ったベイリーさんが、いわゆる商業音楽とは決別して自らが創始者の1人となったフリー・インプロヴィゼーションは、ギターのソロ演奏という形態で一般的に予想される音楽とは全く違うサウンドを生み出しています。
フリーキーなプレイの中で、突如「クラシカルなギター演奏」が差し込まれるところは、何となく英国人的ユーモアを感じさせますね。
サティ/3つのジムノペディ~第1番Gabriel Tacchino

「家具の音楽」という独特のアプローチをしたフランスの作曲家、エリック・サティ(Erik Satie)が1888年に作曲した作品。
彼の作品中最も有名であり、現在でもさまざまなシーンで耳にすることができます。
「ジムノペディ」は第1番から第3番まであり、それぞれ「ゆっくりと苦しみをもって」「ゆっくりと悲しさをこめて」「ゆっくりと厳粛に」というサティからの指示が添えられています。
New York Art QuartetNew York Art Quartet

フリージャズ・バンド、New York Art Quartet のアルバム「New York Art Quartet(1964)」です。
サックス・トロンボーン・ドラム・ベースの4人で構成されています。
収録曲は次の通りです。
1. Short 2. Black Dada Nihilismus 3. Sweet 4. Rosmosis 5. Untitled 6. No.6
AmajeloDon Cherry

フリー・ジャズの開祖的な存在、オーネット・コールマンさんとともに活動し、フリー・ジャズ史における重要作『ジャズ来るべきもの』や『フリー・ジャズ』などに参加したのが、アメリカはオクラホマ州出身のドン・チェリーさんです。
トランペット、そしてコルネット奏者であるチェリーさんは「ポケット・トランペット奏者」と呼ばれ、60年代においては多くのフリー・ジャズ系のミュージシャンと共演し、70年代以降はスウェーデンに定住して多彩なジャズ・サウンドを世に送り続けました。
チェリーさんの代表作の1つと呼ばれている『mu” First Part』は、1969年にフランスのジャズ・レーベルから発表されたタイトルです。
トランペットだけでなくフルートやピアノも担当したチェリーさんと、多くの作品でタッグを組んだジャズ・ドラマーのエド・ブラックウェルさんの2人だけで作り上げられた本作は、音楽家同士のスピリチュアルな対話の如きサウンド。
プリミティブな衝動を軸とした即興演奏から生まれたフレーズとリズムの応酬は、実験音楽という括りをこえた純度の高い創造物の結晶と言えるでしょう。
John Cage の検索結果(181〜190)
Automatic WritingRobert Ashley

アメリカの現代音楽家、電子音楽家のRobert Ashley。
本人と彼女とのベッドルームでのピロートーク、背景のBGMまでもドキュメントをカットアップ、間合いコラージュ電子変調して作品化した、大問題作と言われています。
ノヴェンバー・ステップス武満徹

日本における現代音楽家の代表的な存在として、世界的な知名度を誇るのが武満徹さんです。
世界中の有名な演奏家が武満さんの作品をプログラムに取り入れたいと希望するなど、現代音楽の枠内をこえて「世界のタケミツ」と呼ばれるほどに偉大な作曲家であり、その功績は計り知れないものがあります。
1930年に東京で生まれ、ほとんど独学で音楽を学んでいたという武満さんの名前を世界に知らしめた作品といえば、やはりこちらの『ノヴェンバー・ステップス』でしょう。
西洋音楽のオーケストラと純邦楽的な要素、琵琶と尺八を組み合わせた画期的な作品で、もともとはニューヨーク・フィルハーモニック125周年記念委嘱作品の1つとして1967年に作曲されたものです。
西洋音楽と東洋音楽の融合なのか、対比なのか……聴く人によって受け取り方が違いそうだというのも実におもしろいですね。
初演以降、世界中のオーケストラで演奏され続けている作品ですから、さまざまな時代の録音を聴き比べてみる楽しみもありますよ。
とはいえ、できれば映像とともに体験していただきたいところですね。
