アンビエントミュージックの名曲。おすすめの人気曲
イングランド出身の作曲家、ブライアン・イーノさんによって提唱された音楽、アンビエント・ミュージック。
いわゆる、「環境音楽」と呼ばれているジャンルで、その定義は非常に曖昧です。
簡単に言うと、リスナーに向かっていくような直接的な音楽ではなく、優しく包み込むような音楽を意味するらしいのですが、定義の曖昧さもあって、その曲調は多岐にわたります。
今回はそんなアンビエント・ミュージックの名曲をセレクトしてみました。
ぜひ最後までゆっくりとご覧ください。
アンビエントミュージックの名曲。おすすめの人気曲(1〜10)
An EndingBrian Eno

アンビエント・ミュージックを知る上で、この曲を欠かすことはできません。
こちらの『An Ending』はアンビエント・ミュージックのパイオニアとして知られているブライアン・イーノさんの名曲で、多くのアンビエント・ミュージックのファンから親しまれています。
メロディーはザ・アンビエント・ミュージックといった感じで、宇宙や深海をイメージさせるような幻想的なものに仕上げられています。
リラックスしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
Chill OutThe KLF

ビル・ドラモンドさんとジミー・コーティさんによる名曲『Chill Out』。
非常に偉大なグループとして知られており、キャリアのなかでアンビエント・ハウスとチル・アウトというジャンルを作り出しました。
アンビエント・ハウスはマイナーなジャンルですが、チル・アウトという大型ジャンルを作り出したのはすごい功績ですよね。
こちらの『Chill Out』はタイトルからも分かるように、そんな彼らが作り出したチル・アウトの代表的な作品です。
アンビエント・ミュージックから派生したジャンルですので、ぜひチェックしてみてください。
Melancholia IIWilliam Basinski

サックス奏者やクラリネット奏者としても活躍している、アメリカ出身のアーティスト、ウィリアム・バシンスキさん。
実験音楽という既存のジャンルや音楽理論にとらわれないアバンギャルドな音楽性で知られており、彼の場合はその実験音楽をアンビエント・ミュージックに落とし込んだ独特の作曲で知られています。
こちらの『Melancholia II』はそんな彼の名曲の1つで、幻想的なメロディーに仕上げられた作品です。
ブライアン・イーノさんのような王道のアンビエント・ミュージックが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
In CTerry Riley

ミニマル・ミュージックという音の動きを最小限に抑えた、アバンギャルドなジャンルの代表的な存在として知られている作曲家、テリー・ライリーさん。
80代後半という高齢でありながら、現役で活動を続けているアーティストで、アンビエント・ミュージックの作曲家としても高い評価を受けています。
そんな彼の名曲である、こちらの『In C』はミニマル・ミュージックとアンビエント・ミュージックをミックスさせた個性的な曲調に仕上げられた作品です。
Little Fluffy CloudsThe Orb

1988年に結成されたイギリスを代表するテクノ・グループ、ジ・オーブ。
さまざまなジャンルに精通しており、アンビエント・ハウス、エレクトロニカ、ダブ、トリップ・ポップ、インテリジェント・ダンス・ミュージックなどを得意としています。
そのなかでも特に人気の高いジャンルがアンビエント・ハウスで、こちらの『Little Fluffy Clouds』はそんな彼らのアンビエント・ハウスの名曲でも、トップクラスの人気をほこります。
没入感の高い曲が好きな方にオススメです。
The RacesGrouper

作曲家のリズ・ハリスさんによるソロ・プロジェクト、グルーパー。
サイケデリック・フォークやドリーム・ポップを得意としているのですが、なかでもアンビエント・ミュージックの評判が良いプロジェクトです。
グルーパーのアンビエント・ミュージックは特殊で、アンビエント・サッドコアというジャンルに分類されます。
このジャンルはアンビエント・ミュージックのなかでも特に幻想的で、こちらの『The Races』でもアンビエント・サッドコアの魅力がたっぷりと詰め込まれています。
Come To DaddyAphex Twin

アシッド・ハウス、アンビエント・ミュージック、ドラムン・ベース、エレクトロニカといった、いくつものジャンルを得意としているイギリス出身の作曲家、エイフェックス・ツインさん。
初期はハウス・ミュージックを主体としており、1990年代に入ってからはアンビエント・ミュージックを中心にリリースしています。
現在では著名なアンビエント・ミュージックの作曲家として知られていますね。
こちらの『Come To Daddy』はそんな彼の名曲で、一般的なアンビエント・ミュージックと違い、環境音という部分にフィーチャーした、激しくもメロディアスな作品に仕上げられた作品です。