秋や冬のモチーフとして製作に取り入れられているみのむし。
その独特な形をどのように表現しようかと悩みますね。
本来のみのむしは茶色ですが、カラフルなみのむしを作るのも楽しそう。
そこで今回は、さまざまな素材や技法を使ったみのむしの製作アイデアを紹介します。
マンネリ化しやすい製作活動も、紹介しているアイデアを参考にしてもらえば新しい気づきが生まれるでしょう。
子供たちが作ったものは作品として扱うため、文中では「制作」と表記しています。
【秋冬の製作】みのむしの製作アイデア。さまざまな技法や表現を紹介(1〜5)
【紙コップ】みのむしけん玉

手軽に作れるおもちゃとして紹介したいのが、みのむしけん玉です。
持ち手の部分は紙コップを使い、そこに玉を入れるという仕組みです。
子供がより楽しんで制作に取り組めるように、大人があらかじめ制作に使うパーツを用意してあげるとスムーズかもしれません。
紙コップに目玉を描き、みのむしにみたてて、そこに子供たちが葉っぱに見立てた折り紙を貼っていくというのも楽しそうですね。
それならハサミも使わないので、乳児クラスの子供たちでも取り組みやすいですよ。
【トイレットペーパー芯】みのむし
トイレットペーパーの芯を使って、立体のみのむしを作りませんか?
まずはさまざまな色の画用紙を用意し、子供たちにびりびりと割いてもらいましょう。
ある程度割けたらトイレットペーパーの芯にのりで貼っていきます。
少しはみ出すような表現ができるとぐっとみのむしらしさが増しますよ。
のりが乾いたら目や口を描きこんで、オリジナルのみのむしに仕上げましょう。
飾る際はヒモに吊るすと、ゆらゆら揺れるかわいい展示ができますよ。
【セロファン】キラキラみのむし

光に当てるとキラキラ輝く、セロファンを使って作るみのむしを秋冬の工作にいかがでしょうか。
キラキラと光る素材は、子供たちも興味津々になりますよね!
みのむしの顔と体をそれぞれ画用紙をカットして作ります。
みのむしの体にはハサミを入れて、好きな形に切り抜きましょう。
裏からセロファンを貼り付ければ、カットした窓からセロファンがのぞいて、ステンドグラスのようにステキに仕上がりますよ!
仕上げに顔の表情を描きこみヒモを付ければ完成。
光に当ててゆらゆらさせて遊んでみてくださいね。
【小枝】カラフルみのむし

秋になると公園に出かけて、秋ならではの自然と触れ合うという保育園や幼稚園も多いですよね。
その中で拾ったものを使って何か作れたらすてきだと思いませんか?
そこで紹介したいのが、小枝のカラフルみのむしの制作です。
こちらは粘土で作ったみのむしの人形を小枝でデコレーションするというもの。
小枝に絵の具で色を塗れば、ポップな雰囲気に仕上がりますよ。
それから絵の具を塗る前にしっかり小枝を乾かすと、長持ちしやすくなるので、試してみてくださいね。
【手形スタンプ】ゆらゆらみのむし

子供の想像力をいかせる制作を探している方には、手形スタンプのみのむしがオススメです。
こちらは切り絵のように、手形を付けた画用紙を切り貼りしてみのむしを作る制作。
顔部分は別で用意しておいて、そこに手のひらを貼り付け、みのむしにしていくとスムーズですよ。
手形の色も含めて、子供たちに自由に決めてもらうのもおもしろいのでオススメです。
子供たちが手形を選べるように、あらかじめいろんな色でたくさん手形を取っておくといいですね。
みのむしの形に整えるときは、手のひらを逆さにして貼っていくとイメージしやすいです。